内閣府が推し進める「女性が輝く社会」の政策によって、夫婦で働き・夫婦で子育てする家庭が増加しています。企業も優秀な人材を確保するために時短勤務を許容するなどの動きがあり、人材サービスのAdecoが調査した結果では、ワーキングマザーの復職期間は1年以上2年未満が最も多く、別の調査で20代の若い世代では復職後のキャリアアップにも積極的という結果になったそうです。

 

今回は、そんな復職を希望した女性の声として、0歳児を保育園に預けて働いている夫婦にインタビューして、家事の分担・生活や悩み・今後の目標などをお聞きしました。

 

[夫婦の情報]

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家族構成:夫(35歳)妻(34歳)息子(9ヶ月)

結婚歴 :10年

?妻のRさんは、IT企業の営業事務として、フルタイム勤務で働いていました。出産を機に育児休業を取得して、子どもが7ヶ月を過ぎて保育に慣れてきたタイミングで同じ会社に復職しました。その会社では男性社員が多く、産休後に復職する女性は前例が無かったため、時短勤務の制度を開始したそうです。

 

[インタビュー]

インタビュアー:本日はお忙しい中ありがとうございます。共稼ぎ夫婦の家事分担の実態という事でご意見頂きます。

Q.早速の質問ですが、勤務時間は何時から何時ごろでしょうか?

 

 奥様(以降:Rさん):9時?17時です。通常の正社員より1時間早く退勤しています。

 

Q.子どもの送迎もあると思うのですが、17時退勤で間に合ってますか?

 

 Rさん:ギリギリです!でも少し遅れても大丈夫な保育園を選んだので助かってます。

 

Q.起床時間・就寝時間は大体何時になりますか?

 

 Rさん:朝は5時起きで、夜は子どもを9時までに寝かせて、翌日の準備とかして11時くらいには寝てます。眠いです。

 

Q.毎日育児と家事に追われている感覚かもしれませんが、Rさんのご両親も共働きでしたか?

 

 Rさん:思えばそうでしたね。子どもの頃はインスタント麺をアレンジしたり、簡単な料理くらいは自分でするよう教え込まれた気がします。

 

Q.一人暮らしの経験は?

 

 Rさん:学生寮が長かったので、一人というのはありませんでした。全寮制の高校だったので学食ばっかりでした。大学からは今の旦那と同棲していました。

 

家事分担について

Q.同棲の期間が長いと思うので家事の分担は決まったパターンがありますか?

 

 Rさん:いえ、子どもが生まれてからガラッと変わりましたね。当たり前ですが子ども中心の生活なのでお互いに家事しないと回らないです。

 

Q.旦那様との家事分担に不満はありますか?

 

 Rさん:今は大きな不満は無いです。今は離乳食の後期くらいなので、大人の料理は旦那が作るようにしてます。

 

Q.過去は不満があった?

 

 Rさん:ありましたね。私が家に帰ったら料理も掃除も洗濯もしないでぐうたらしてました。本気で話し合いをしたら変わってくれましたね。

 

Q.素直に家庭に参加してくれたのは何か理由が?

 

 Rさん:仕事の目標が出来たのが大きいんだと思います。モチベーションが上がって家庭も積極的になったようです。今では充実するために副業も探してるくらいですよ。

 

Q.「男性が家事に積極的」と言っても、気づかない細かな家事は残りますよね?

 

 Rさん:テーブルに置いてあるグラスとか、子どものお風呂中の家事とか、お願いしたいことはいくらでもあります。昔はそれで喧嘩とかしてましたが、今は諦めてます。細かなところでエネルギー使うのも疲れてしまうので。

 

Q.家事で困ったことはありますか?

 

 Rさん:モノが多くなってしまうのが困り事です。保育園には専用のタンスが用意されているくらい、着替えを何着も必要とするので家のタンスも全然足らないんです。離乳食用に冷蔵庫もパンパンって感じです。

 

子育てや夫婦の目標について

Q.2人目の子どもは計画していますか?

 

 Rさん:今のところはありませんね。話したりもしません。子どもも居るのでタイミングも無いです。

 

Q.共稼ぎ夫婦という事で、夫婦の目標は何かありますか?

 

 Rさん:旦那は自分の店(飲食店)をやりたい。って考えているようで、今はその貯金している感じです。だから2人目もそれ次第なのかなって思います。

 

Q.かなり先のお話になりますが、ご夫婦の教育方針は具体的になっていますか?

 

 Rさん:まだ0歳なので細かくは考えてないです。ただ、旦那は料理に興味を持ってもらいたいようで、大人のご飯を作る姿を積極的に見せている気がします。

 

Q.保育園ではトラブルも想定されますが、教育方針は話し合いますか?

 

 Rさん:子どもがキョトンとしている雰囲気があるので、旦那は「殴ったら殴り返せるように踏ん張る子になって欲しい」そうです。私は優しい子が良いなぁと思うので少し違いがありますね。

[さいごに]

訊かれないと言葉にしない事もあったようでRさんも「そう言われてみれば」と、ご自身の家庭のことで発見も多かったようです。

職場復帰を希望したのも、明るい性格のRさんが働きたい!と熱望した結果のようで、インタビューでは夫婦が互いに思いやる姿が見て取れました。

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