今回は育児に奮闘する傍らでライターとしてブログ「3兎を追ってもいいじゃない」を運営されているよつばくまさんに家事分担をテーマに寄稿頂きました。

 7a17d1c0c80c7fb3c66cbee2463523df08581b5c78f59c84eb2d88f1285ed4ec_1409544_150

 

筆者紹介

 

はじめまして。私は現在3歳・5歳になる2人の男児の母親兼フリーライターのよつばくまです。

私の家庭は共働き夫婦ということになるのですが、現実はワンオペ育児生活。家事もほとんどを私が担っています。

 

夫にも何度も話をしてきたのですが、なかなか家事分担の上手な形は定まらないまま、今に至っています。フリーライターという仕事柄、家にいる時間が長い私が、どうしても家事をやる立場になってしまうのです。その結果、分担をしてもらえなくて、不満をため込んだことも多いです。

 

家事分担は、夫婦の働き方や考え方によって、正解がないものですよね。今回、あらためて我が家のこれまでと、「どうすればうまくやれたんだろう?」ということを考えてみましたよ。

 

 

妻の働き方に変化はあれど、家事負担の変化はなし

 

 

私は今でこそライターとして働きながら家事育児を行うワーキングマザーですが、結婚当初から共働きだったわけではありません。転居を伴う結婚をしたこともあり、専業主婦から結婚生活をスタートさせました。

 

新たに仕事を探すつもりでしたが、フルタイム勤務と家事をすべて自分が担えるほど器用だとは思えず、またそのつもりもありませんでした。そのため、夫がどのように考えているのか、どういうスタイルを希望しているのかを聞きました。その結果、我が家の夫婦の役割分担は「夫:仕事 妻:家事かつ働くならパート」となりました。

 

ただ、実際、当初に描いたイメージどおりにいくわけではなく……。結果、以下の変遷をたどって現在に至っています。

 

夫:週5勤務の営業(出退勤時間バラバラ)→週6勤務の飲食業(朝は遅く、夜は午前様帰宅)

 

妻:専業主婦→パート勤務→ライター(一時期パートと掛け持ち)

 

上記のとおり、子育てに加え、パート勤務を掛け持ちしていた時期もあるのです。しかし、この間ずっと、夫は家事を分担してくれませんでした。まったくやらないわけではないのですが、あくまで「気まぐれ」で、満足がいくものではなかったのです。

 

 

妻側は不満がたっぷり。夫側の認識も聞いてみた

 

 

今回家事分担のテーマをいい機会にして夫に実際のところを聞いてみました。

 

 

私:ぶっちゃけ、これまで家事分担ってきちんとしてきていないけれど、分担しようとは思ってくれなかったの?

 

夫:思っていなかったね。やろうと思えばやるし、やろうと思えなかったらやらないし、気分とか心身の余裕次第で、やれるときにやればいいかな、と。

 

 

私:それは、なんでだろう。私が会社勤めの正社員でも家事分担は必要ないって思ったと思う?

 

夫:お互いに正社員だったらしたかもしれないけど、お互いに正社員でバリバリ働くと、家のことが回らないでしょ。俺はそもそも夫婦が両方ともバリバリ働くっていうことを想定していない。

 

 基本はどっちかが外で、どっちかが中っていう分担の方がいいと思っているから。別にそれは男が中で女が外でもいいんだよ。だって、両方が外に出ちゃうと、家のこと回らないでしょ。子どもの迎えとか。

 

 

私:専業主婦(主夫)ならわかる。でも育児が加わると、パート勤務でも家事をきちんとこなすことが難しくなるケースだってあると思うんだけれど、その場合でもこの場合は女性が家事を基本担うべきだって考えなの?

 

夫:うーん。まあ、言われたらそのときにやれたらやる、って感じかな。

 

 

私:私、1番しんどかったとき、何度もSOSを発していたつもりなんだけれど、「やれたらやるー」って言っているだけだったよね……?

 

夫:え、そんなに言われた記憶がないけど。

 

私:うそでしょ。通じてなかったの……?

え、じゃあ私はどう伝えればよかったんだろう……

 

※ちなみに私は「朝の出勤が遅いときだけでいいから、洗濯とか、子どもの送迎とか、やれることをやってほしい!」と頻繁に伝えていました。

 

夫:どうだろう。言い方もだけど、タイミングも大事じゃない? 朝に言われても動ける気にならないんだよね。

 

私:そもそも、家事分担を現状で必要だと思っていないんだね。

 

夫:言い方が悪いけど、まあ、そういうことかな。

 

私:うーん。

 

これはちょっと予想外というか、衝撃的だったな……。

 

 

これまでの振り返りと今後への課題

 

ライターを始めてからは、子どもたちが反抗期やイヤイヤ期に入ったこともあり、私は精神的ゆとりがなく、家事育児仕事の両立に悩んでいました。

 

それまでは「家事をやってほしい」ということを直接的に伝えることは、正直できていなかったと思います。どうしても遠まわしに言ってしまうので、「わからなかった」と言われても納得できるのです。

 

しかし、ここ最近はストレートに何度も言い続けてきたので、まさかそれも届いていないとは思わなかった、というところが正直な気持ちです……。

 

私たち夫婦の場合は、家事分担をそもそも考える前に、私の働き方や、普段の負担について伝え、話し合うべきだったのではないかと思います。

 

  • 「家事分担」そのものに対する考え方が違った
  • 会社勤めの正社員でない限り、妻が家事を担うものだと捉えられていた
  • 妻の家事育児仕事の負担を夫が具体的に知らない

 

思い返せば、夫は家事育児の負担が1日にどれくらいあるのかを知りません。また、現在の仕事は出勤するわけではないため、1日にどれくらいの時間を仕事に割いているのかも把握していないのですね。

 

そのため、まずは具体的に「私は1日のうち、これだけの仕事をやり、これだけの時間を家事や育児に使っている」と伝えてみるべきだったのではないかと思いました。「しんどいから」「余裕がないから」と伝え方が抽象的すぎたため、伝わっていなかったのかもしれないからです。

 

家事内容・必要時間の可視化ですね。これをしなければ、そもそもの「正社員じゃないんだから、分担はせずに、たまに手伝う程度で十分だろう」というところからの変化は期待できないのでしょう。

 

実際にはまだ試していないので、お互いの機嫌が良いときに試してみたいですね。そのためにも、まずは可視化させようと思います。

 

また、妻が仕事を持っている=家事分担は当然だと私は思っていたのですが、夫はそう思っていなかったということも原因のひとつ。

 

幸い、今の仕事は仕事量や収入を自分でコントロールできます。今後の私の働き方を含め、もう一度すり合わせていくことが必要だと感じました。

 

 

家事を他人に頼むことは悪いこと?家事代行に対する複雑な気持ち

 

 

家事代行サービスという言葉を、耳にする機会が増えたように感じています。ワーキングマザーやシングルマザーが増えているということが、その背景にはあるのでしょう。

 

家事代行サービスと聞いて、まずイメージするのは「掃除」ではないでしょうか。実際、私の抱いているイメージは、エアコンやお風呂場の徹底的なクリーニングといった、普段手の届かない家事をやってもらえるサービスというものでした。

 

しかし、今の家事代行サービスは本当に日常的な家事も代行してもらえるのですよね。以前調べたことがあるのですが、このような家事を担ってもらえるそうです。

 

  •  食料品・日用品の買い出し
  • 料理(作り置きおかず)
  • 掃除
  • 子供の送迎

 

本当にささやかなところから依頼ができるのです。(業者によって差異はあります)

 

そのため、どんどん利用したらいいと思うのです。しかし、私はどうしても家事代行サービスに対するハードルが高いのです……。

 

費用面はもちろんですが、それは仕事を増やせば解決する問題です。1番のネックは、私自身が、「家事は家の人間がやるもの」だと認識しているところにあるのだと思っています。

 

家の中の人間で分担することにはあまり抵抗感を持たないのですが、お金を払って、わざわざ家事をやってもらうということに対して、どうしても後ろめたいものを感じてしまうのです。

 

また、お世辞にも片付いている家ではないため、その状態の家に他人を上げるということ自体にも、躊躇してしまうのが正直なところです。

 

変なプライドが、自分自身が楽になることを邪魔しているのですね……。

 

「手抜き最低限家事」をひとりで担っている現状

 

このような理由から、今までに家事代行サービスを利用したことはありません。また、夫としっかり家事分担を決められているわけでもありません。

 

結果、現在も我が家の家事育児は私の担当です。仕事が立て込んでいたり、精神的に余裕がなくなったりしてしまうと、どうしても私の家事へのモチベーションや優先度は下がってしまいます。家事がおろそかになっている状態は、「家の問題」ではなく「私の問題」であり、私が責められてしまう、という状況なのです。

 

そのようなキャパオーバーの状態とまではいかなくても、現在私の家事はかなりの手抜き+最低限ではあるのですが……。

 

次回は、そんな「本当にこれだけ?」と思われるだろう、私の「最低限家事」についてお伝えします。