どうもこんにちは。しんざきと申します。

 

普段は「不倒城」というブログで色々書いております。 http://mubou.seesaa.net/

 

今回寄稿させて頂くことになりまして、「家事分担の障害と、それを解決出来るかも知れない方法」についてちょっと書かせて頂こうかと思いました。

よろしくお願いします。

 

始めに自分の立ち位置を明確にしておきたいんですが、しんざきは三児の父です。

長男は10歳、小学4年生。長女・次女は5歳の双子、幼稚園の年長さん。結婚したのが2004年でして、今年は13年目ということになります。

今日の記事を簡単にまとめると、下記のような感じになります。

 

  • 家事大変ですよね
  • 単にタスク処理が大変というだけでなく、前提タスク・後続タスクがめっちゃあるのがすごく大変
  • けど、「家事は単発タスクではない」ということが案外理解されていない気がする
  • 前提・後続・割り込みまで含めて家事の負荷をリスト化すると、夫婦間の相互理解に役立つかも知れないですね

 

よろしくお願い致します。

 

 

家事分担についての悩みを観測する機会はちょくちょくあります。どちらかというと多いのは女性側の悩みで、「家事の苦労が夫に理解されない」「夫が家事に協力的でない」とか、あるあるな話ですよね。 で、それらの根本原因は、多くの場合「家事の工数についての認識の不一致がある」ということであるように思います。

 

工数というか、家事の手間、家事には実際のところどの程度の時間がかかるのか、という話ですよね。 問題を解決する為には、なにより可視化が必要です。

 

家事にどれくらいの時間がかかるのか、どれくらいの手間がかかるのか、今どれくらい負荷が偏っているのか。そういう情報がないと問題は解決できません。 勿論、家事の苦労の共有と相互理解が必要なんですが、これ、単純にリストアップすればいいかというと多分そういうことでもないと思っていまして。

 

しんざきは、結婚する前それなりの期間一人暮らしをしておりました。その時痛感したのが、「これ家事めっちゃ大変やん」ということでした。「ちゃんとやってたら終わらんやん」という現実でした。

 

勿論不慣れな一人暮らしということもあり、一つ一つの家事に時間がかかるということも当然なんですが、それ以上に家事って「これやったら終わり」っていうものじゃないんですよね。

 

色んな前提条件があるし、やってる途中に色んな障害も出てくるし、細かいタスクが散々連なっていて終わりがない。「家事はそもそも単発のタスクの集合ではない」ということが、私には分かっていなかったんです。

 

例えばの話、掃除というタスクには、実際には「掃除機を出してくる」「掃除機をかけられるように、床に転がってるものを一通り整理する」「捨ててはいけないものについてはうっかり吸い込まないように元の位置にしまう」「掃除機のパッケージが一杯になっていたら交換する」といった前提タスクがあったりします。

 

洗濯というタスクには、「色移りしそうな服を分別する」「裏返しになっている服を元に戻す」「ポケットの中を確認する」「泥汚れがあったら事前にある程度落としておく」という前提タスクがあったりしますし、勿論洗濯もの干しという後続タスクも控えています。 料理というタスクには、当然「事前の買い物」「材料や調味料の確認」「テーブルの整理、作業場所の確保」といった前提タスクがありますし、皿洗いというタスクには「残ったものをタッパに入れて冷蔵庫に入れる」という前提タスクや、「皿を拭いて綺麗に片づける」といった後続タスクがあったりします。

 

 

とにかく、単発で片づけられるタスクなど実際にはほとんどなく、色んな複合タスクが前にも後にもずたっと連なっており、しかもちょくちょく緊急の割り込みが発生しまくるという、タスク管理環境的には地獄のような高難度ステージが家事という仕事なわけです。

 

実際のところ、「ちゃんとやろうとしたら終わりがない」というのが家事の偽らざる状況だと思います。 ただこれ、実際に一人暮らしをして、家庭を回してみないと多分分からないことだったと思うんですよ。

 

上記のような「家事はそもそも単発のタスクの集合ではない」ということを理解している男性というのは、肌感としては少数派だと思います。「皿洗い」というタスクであったら、皿を洗って綺麗になったら終わりだと思っている。掃除というタスクであったら、掃除機かけたら終わりだと思っている。

 

 

多分そういう男性の方が多いんじゃないでしょうか。

 

 

プロジェクトマネジメントをするに当たって、タスクの見える化、負荷のバランシングが出来る男性ビジネスパーソンというのは、決して少なくないと思います。

 

けれど、仕事と同じくらい重要な「家庭の運営」というプロジェクト運営において、それがちゃんと出来る人が何故か少ない。普段ものすごーーい仕事出来るのに、家庭の状況を聞いてみると家事がメタメタ、みたいな状況、私の身近でも結構ありますし聞きます。

 

家事の分担って、まず絶対の前提が「正確な負荷の把握」だと思うんですよ。ある程度偏りが発生してしまったとしても、「これくらい大変なんだ」ということが理解出来れば、共感も出来るし、なんなら「ここは手を抜く」「ここは分担する」「ここはアウトソースする」みたいな問題解決の為の作戦立てだって出来る。それだけで夫婦間のわだかまりが解決することだってある。

 

ただ、その為には多分、家事リストを単純に作るだけでは駄目で、「これだけの前提タスク、これだけの後続タスクがある」「こういう割り込みタスクが発生することが頻繁にある」といったところまで含めて可視化・共有しないといけないと思うんですよね。

 

ビジネスパーソンというのは「タスクの前提」「負荷分散」「優先度」といった言葉には敏感なもので、以前他のご夫妻とお話した時には、

 

  • タスク名
  • タスク内容
  • 前提タスク
  • 後続タスク
  • 前提・後続まで含めた工数(どれくらい作業時間がかかるか)
  • タスク発生時の優先度

 

まで含めてリスト化したら旦那さんに色々理解してもらえた、というケースがありましたので、家事の負荷状況が共有出来なくて悩んでいる方は、上記のようなリスト化を検討されるとよろしいのではないかと思いました。

 

ちなみにしんざき家では、上記のような可視化をした上で、各々の得意分野を活かして

 

  • 炊事と炊事関連の作業についてはほぼ奥様持ち
  • 掃除、及び掃除関連の作業についてはほぼしんざき持ち
  • 布団干し、洗濯物干しなど体格が必要になる作業は大体しんざき担当
  • 洗濯自体は奥様タスク
  • 育児関連タスクはその時々で分担(ただ、子どもが大きくなってきたのでタスク自体があまりなくなってきた)

 

といった感じのタスク分けをしておりまして、現在のところ大きな問題は発生しておりません。各々メインの専門分野を決めて、洗濯の後続タスクを私が持っているというのが特徴かも知れません。また適宜見直していこうかと思います。

 

ということで、家事の分担について思うところを書かせて頂きました。

 

よろしくお願い致します。

 

今日書きたいことはそれくらいです。