家事分担をテーマにしていますが、今回は若くして子どもを授かった依田さん(仮名)の子育ての考えを頂きました。ほとんど加筆・修正を致しておりませんので、ありのままお読み頂けると幸いです。

 

私の生い立ち

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私(21)は今1歳8ヵ月の娘と、4つ離れてる旦那(25)と3人で暮らしています。私は18歳で妊娠し、19歳で出産しました。それまでの生い立ちと、家庭を持った今感じることを書きます。

 

私が6歳の頃、両親が離婚しました。理由は未だに聞けていませんが、何となく気づいています。何故聞かないのかというと、母親を傷つけてしまうんではないかと思うから。そのお子さんの性格にもよると思いますが、子どもって案外1つ1つ気を使って親の事考えてるんですよね。少なくとも私は、そうやって十数年過ごしていました。

 

色んなことがたくさんありました。離婚し母親の実家で暮らすことになったので、環境の変化に慣れないといけなかったり、学校を転校することになったので、1からまた友達作りをしなければならないこと、母親もストレスからか毎晩私へ暴言はいてきたり、落ち着いたと思ったら母親に彼氏ができたこと。その彼氏がきっと離婚の原因なのかな?って思う節があり、私のお父さんや、お母さん、弟を取られた気分になり、孤独になっていったこと。家にいたくなくて自分の勉強机で泣いていたこと、記憶では辛いことばかりしかありません。そんな辛い人生ばっかりだと人間っていずれか爆発するんですよね。それがちょうど反抗期とかぶって中学生のころから非行に走り始めました。家よりも断然居心地がよかったですし、今まで散々傷ついた心の隙間を埋めてくれるんです。1つ1つ与えられた道ですら遊びに変わっていく…そんな状況でした。その時期は親の携帯が毎日のように仕事中に鳴っていたそうです。警察からしか鳴らないことは分かっているので、私からの連絡も絶対出てくれませんでした。それが高校に進学するまで続きました。高校も散々遊びに明け暮れ、バイトと遊びとが楽しくなり中退。親に土下座されて、通信制の高校に行き、高校卒業認定資格を取りましたが、その高校に在学中、同棲してた彼氏との間に子どもができ、母親に「降ろしてほしい」と土下座をされました。親戚も交えて話し合いを重ね、高校卒業したら好きにしたらいいと言われました。結局、初期流産という形になりましたが、その時は(また母親に私の幸せをぐちゃぐちゃにされた)と思っていました。

 

 

簡単に(だいぶだいぶはしょりました)生い立ちについて書かせて頂きました。今思えば、本当に親不孝者だと重々承知です。自分の子供にこんなことされたら…っていつも考えるのですが毎回ぞっとします(笑)

 

妊娠・出産と、母親の弁当

 

さて、18歳で妊娠をして19歳で出産。1番多い声はきっと「早すぎる。子どもが子どもを産む」だと思います。私もそうだと思います。育てても周りからひしひしと感じます。相手にされないし、割れ物に触れるかのように扱わられる。私が出産したときは、毎日のように子どもの虐待のニュースばっかりの時でしたので、泣き止まないときに泣きっぱなしにさせてても(虐待してるんちゃう?)って思われてないかな…とか、まだ周りで子ども産んだのは私だけだったので、手探りで不器用ながらにひたむきに子供と向き合いながら、1つ1つ周りを気にしながら子育てをしていました。初めてのことばかりで凄い気が張っているし、里帰りもしなかったので心身共に疲れているのもあって、ママとしてちゃんと出来ているのか?とか、急に色んなことに対して不安が襲ってきて、毎晩泣いていました。そんな時に、気持ちが立て直せれてたのは、母親が仕事行く前に置いて行ってくれるお弁当でした。仕事で様子を見てあげれない分、お弁当くらいしかできないの申し訳ないけど…と言っていつも作って持ってきてくれていました。

 

 

この時に、子どもはいつまで経っても子どもなのだな、と思いました。自分の子どもを見ても、この子が何十年って経って、いい大人になっても私の子どもと思えるな、と。出産が近づいてきたある日にふっとこう思って私のお母さんに言いました。「子どもを産んだらお母さんと親子の関係じゃなくなる感じがして寂しい。」と。私は”母親”になる。私が”母親”になったらお母さんとどういう関係になっているのか、想像ができなかったといいますか、そんなことを考える・寂しさを感じる私は、まだまだ子どもだったんだと思いますが…。

 

なのでどんなに若くで子育てをしていたって、年配の方が子育てをしていたって、なんら変わりもなく素敵なお子さんをもった1人の母親なんです。若くで子育てをしている方が、もしかしたら窮屈に感じているかもしれないです。

 

 現在の生活について

 

そんな私は今、子どもと生活のリズムが合ってきて、子どもも自分でできることも増えてきたので、全力で育児を楽しんでいます。でも、言いたいのが誰かに頼っているわけでも、旦那に子育て任せてるわけでもありません。寧ろ、旦那は朝の6時半くらいから夜の10時頃まで仕事をしているので、子どもと遊んだりもできなし、家事・育児をしようともしてくれません(笑)

 

でも、どんなに腹が立って態度や口に出しても決して忘れてはならないのが旦那さんは仕事をしてくれている、ということ。

 

確かに子育てはしんどいです。毎日同じようにはいかないし、熱出されたらすぐ病院に走らないといけない、機嫌悪くなって言う事聞いてくれなかったり、こんな怪獣を連れて買い物に行こうものならもうそりゃ凄まじいことになるし、旦那が見えない部分での毎日の子育ては、大変なことや辛いことっていっぱいあります。でも、旦那がどれだけ大変な仕事をしているか、私も想像できません。

 

まず、仕事と育児・家事を比べること自体が間違っていて、旦那さんが一生懸命仕事してくれないと、私はこうやって安心して生活もできないし、ゆったりした気持ちで子育てできません。母親の頑張りを旦那さんが目にできるのは、目の前にだされたご飯だけ。逆に、旦那さんの頑張りを私たちが目にできるのはお金だけ。そんなもんです。子どもにこんなことさしてあげたい、今日のご飯何作ろう?とか、未来の事・目先の事を考えさしてもらえるのも、仕事を頑張ってくれている旦那さんのおかげなんですよね。

 

だから私は、旦那さんが目にすることができるとこくらいは、感謝の気持ちを込めて頑張るようにしています。例えば、家に帰る唯一の楽しみであるご飯を、とびっきり美味しいのを作って、だすときは必ずあったくしてだしたり、帰ったらちょっとでもくつろいでもらうために、綺麗に掃除をしたり。私自身、旦那さんがほっとしてくれるようにしてあげたいという気持ちが大きいですし、早く家に帰りたいって思ってくれる居場所をつくってあげることも、母親の役目であると思っています。幸せにしてもらうためには、まずは自分から幸せにしてあげないと駄目なんです。そうすると必然的にいい関係を築いていけて、私も気持ちがいいですし、それを見てる子どもたちにとってもプラスになります。

 

夫婦で話した、家庭のあり方と分担 

 

ただ、生まれる前までは会社自体は変わっていないのですが、今とは方向性が違うため(前は職人として)だったので、早くに帰宅できていたのに、出産してから番頭という位の高い仕事に就き始めたので帰宅が遅くなったのですが、あまりにも負担がかかるので、前の働き方に戻せないか?と聞きました。帰ってきた答えが、「職人として働いていたら、給料下がる。俺は家族を養っていかなアカンからなー」と言いました。その時に、あっ、ちゃんと父親として考えてくれているんだな、と安心しました。旦那は子どもより私の事が好きっていう感じの人です。子どもの事を愛していないわけじゃないんです!子どものことも大好きだけど、私の事が1番好き!って感じの人なので、上手に家族が成り立っていってるのかな?って思います。ただ、すごい娘の事も溺愛していて怒れないので、そこも直してほしいのですが・・・。

 

そんな旦那は、私には働いてほしくないみたいなので、幼稚園まではお言葉に甘えて子どもの成長をゆっくり見させてもらおかな?って思っていたのですが、子どもの性格を見ていると、友達を作ってあげた方がいいのかな?とか、近くの幼稚園に興味をもっているみたで、そういう姿を見ていると保育園とか入れた方がいいのかな?って思うので迷っているのですが、きっと私がこの子と離れられないのかな?って思います(笑)。ただ、公園や児童館などには顔を出すようにしています。そんな中でこの子に合う保育園・幼稚園を探していけたらな、と思っています。なので、そうやってゆっくり娘の事を考えさしてくれている旦那には、本当に感謝しています。

 

さいごに

 

私は幼少期から散々なことがあって、そこから“みんな揃った幸せな家族”に強い憧れを抱いていました。色々あったからこそ、自分がするべきこと、どうしたら幸せにしてあげれるのか、どうしていきたいのか、このままで良いのか悪いのか、をこれまでから毎日のように考えています。考え込むのが私の悪いとこの1つでもあるので、本当は器用にぽんぽんとできる人になりたいのですが、なかなかそうもいかず、こうやって毎日家族との毎日を過ごしています。でもこれが、今まで育ててくれた母親であったり、身内であったり、旦那さんのご家族であったり、若くで家庭を持った分、何もしてあげれてないので、これが1番の恩返しになると思って頑張っています。1番は自分の家族です。そんな家族を守っていけるように、家族みんなに対して大きな愛で包み込めるように、みんなに感謝を忘れず、強く寛大な母親・一人の女性になりたいと思います。