こんにちは。ピナイ情報局です。

日本の働き方改革が進み、富裕層だけ利用されてきた家事代行サービスも共働き世帯に注目されはじめてきました。

弊社にも数多くご要望頂く事となりますが、残念ながらお会いする前にお断りする内容があります。弊社の対応力が不足している事は否定できないのですが、今回は「家事代行サービス企業にお断りされやすい依頼」をまとめました。

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【前提として】家事代行サービスの事情

家事代行サービスが注目され、東京都・神奈川県・大阪府では国家戦略特区の制度で海外の人材採用を進めている状態です。なぜ海外人材なのかは、いくつか回答があるのですが一般的には人材不足だからという一点です。これは「日本人が外国人にやりたがらない仕事を押し付けている」ではなく、単に需要に対する供給が足りてないというだけです。(※時給単価1,000?1,500/hで、海外人材も日本人と同等以上の給与が補償されています)

そのため家事代行サービスを提供する企業は、掃除をしてくれる人材がなにより大切ですし、ES(従業員満足度)を常に意識して活動を行っています。

また、家事代行サービスは顧客・清掃スタッフ・企業の3者がそれぞれ1:1のコミュニケーションしか取りませんので、お互いに信用出来る関係構築が非常に大事になります。お客様の立場であれば、ご自宅掃除を安心して(信用して)お任せ頂くために、ご自身が安心出来るよう相互に歩み寄っていく必要があります。

 

具体的な例として、リビングに散乱した色紙(いろ紙)があったとします。

これは、お子様が保育園で作っていた貼り絵の残骸だったとします。

お客様が在宅の場合は清掃スタッフが直接支持を頂く事も出来ますが、不在の場合は清掃スタッフは通常であればゴミとして扱う事があります。察した場合は企業に一報して指示をもらいますし、「ゴミ箱以外のモノは捨てない」という指示を守り、放置する事もあります。

上記のいずれかの対応だった上で「貼り絵は未完成で保育園から帰宅後に完成させるつもりだった」もしくは「貼り絵は完成しており、片付けて欲しかった」とします。全ての立場の方が十二分にコミュニケーションをとっていれば不幸な状況は回避出来ます。

家事代行サービスでお断りされやすいご依頼

前置きが長くなりましたが本題です。基本的に弊社でお断りした例などを上げるため、他社では対応出来る場合がありますのでご注意ください。

 

 

1.スタッフの都合を考慮出来ない依頼

 

・朝7時に朝食を作って、そのまま掃除して欲しい

・夜勤だけど不在時に来て欲しいから夜21時過ぎ希望

・住込みで良いので子どもの世話をしてほしい

スタッフは基本的に電車で自宅からお客様宅へ移動します。仮に朝7時の対応だった場合、それに合わせて自宅を出る必要があるためさらに早く起床して準備を強いることになります。トラブルで対応出来ない場合、代わりのスタッフを派遣させる事も出来ませんし、これが保育園に預ける業務が含まれるとより大変な事になります。

各社とも営業時間は9時?18時の間が中心になっているのも、スタッフの都合であることをご理解頂ければ幸いです。

また、住込み希望のご依頼もいくつかお声掛け頂きます。スタッフの希望と合えば良いのですが、スタッフにも家庭があるので現実的に住込みで働けているのは僅かかと思います。

 

2.極端に汚い部屋?

・掃除が苦手で◯年間掃除していない

・その他特殊な事情で特別な清掃が必要なご依頼

家事代行サービスは、英語で言うところのhousekeepingにあたる(と弊社は考えています)単発で高度な清掃が必要な場合は、housecleaningが適切です。

家事代行サービスを提供する企業の半数は、ハウスクリーニングも対応出来るので「初回はハウスクリーニング、キレイを維持するために家事代行」という選択も出来ますが、そもそも対応するスタッフと単価が異なります。

また、日常的に掃除が苦手なので毎週来ているがゴミが散乱している場合には、途中でご相談させて頂く場合があります。

 

3.単発のご依頼

弊社の場合を申し上げると、単発のご依頼はお断りしています。

・引っ越しをしたので片付けを手伝って欲しい

・週末に来客があるから明日来て欲しい

・(シフト制の勤務のため)依頼する曜日や回数がバラバラだけど何回か来て欲しい

これは労力の問題なので、他社であれば合理化すれば可能な場合もあります。単発の場合はお客様にも相応の負担がかかるのでご理解頂ければ幸いでございます。

【単発が難しい理由】

1.カギの都合、基本的に在宅頂く必要がある

2.清掃して欲しい箇所・モノの配置等の指示を頂く必要がある

3.定期清掃に比べて単価が圧倒的に高い

4.(全てをキレイにして欲しいという要望が強いため)満足しない場合がある

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4.清掃に高度な要件がある?

・(風水の都合で)子どもが散らかした棚の小物の配置や、向いている方向を指定

あまりご要望頂く事はありませんが繊細なご要望にお応え切れない場合があります。弊社はスタッフ固定制なので慣れていれば可能な範囲も広がりますが、特にモノの配置については認識の違いを生みやすいので注意が必要です。

また、「自分で掃除すると1時間もかからないから、1時間だけ利用したい」と言ったご要望にお応え出来ない場合があります。理由として清掃をサービスとして扱っている都合、限りなく100点を目指して作業をするからです。

台所清掃の場合、ご自身ではシンクに置いてある食器を洗剤で洗って終了かもしれません。サービスで提供する場合、シンクの水垢・コンロ周辺の油ハネ・壁面・排水口….といった場所も清掃する必要があります。

「安く済ませたいから適当に短時間で掃除して欲しい」というご依頼であれば、各自治体のシルバー人材センターでご依頼頂いた方が費用対効果という面で適正かと思われます。※シルバー人材センターの清掃がクオリティが低いという意味ではありません。

 

5.駅から遠い

(弊社の場合ですが)単純にスタッフの都合がつき辛いという理由です。

スタッフ本位で考えるならば「往復の電車移動60分、駅から徒歩50分で2時間清掃1,500*2=3,000円(交通費実費)」という状況になることがあるので、あまりお給与が良いとは言えないという事です。

 

6.在宅の方

こちらもスタッフの都合になりますので、他社では異なります。

弊社サービスのお客様の在宅/不在の割合は、半々といった状況ですが、スタッフによっては在宅のお客様が苦手という方がいます。

理由はコミュニケーションをあまり取りたくない(掃除だけして帰りたい)という事です。もちろん仕事は時間を守ってキッチリと済ませる事が前提です。

 

7.男性の一人暮らし

清掃スタッフは基本的に20代?60代の女性なので、男性の一人暮らしの方には不在時の清掃をオススメしております。(お断りする程ではありませんが、都合がつかない場合があります)

主にスタッフへの配慮とトラブル防止です。スタッフを派遣している会社は、当人の連絡が無ければ感知出来ない状況なので信頼関係として、相互に安心してサービスを提供出来るように配慮頂く必要があります。

 

おわりに

あれこれと否定的な表現が続きましたが、サービスがご提供出来るように、日々精進しております。まだまだ小さな会社なので出来る事も多くない状況で生意気を言いますが、家事代行サービスについて少しでもご理解頂ければ幸いでございます。