恐縮ではございますが、家事代行サービスを提供する立場から「育児中の家庭が家事代行サービスを利用するのか/利用したらどうなるか」を考察致しました。

 

 

1.家事代行の利用意識

  家事代行サービスと聞いて、高所得者の方だけのモノという意識は依然として存在します。そもそも自分で“頑張れば”“我慢すれば”出来る事も多く。1時間x,000円という価格から得られる効果が想像し辛いことが理由にあげられます。

掃除風景

 

平成26年経済産業省の調査資料では、利用率は世帯全体の2%という結果もある通り、まだまだ浸透するのに時間がかかっています。

 

2.家事・育児環境の2大要素

 子どもを持つ家庭の中で、最も影響する要素は「夫(親族)の家事参加」と「保育園」です。ワンオペ育児という言葉が象徴するように、夫の家事参加が無く近隣に親族がいない状況では、家事・育児の難易度は非常に高くなります。また、「夫(親族)の家事参加」は“意識改革“をしない限り改善が無く、時間と労力がかかるでしょう。

 

この2つは、お読みいただいている方を考えると語るに及ばずです。

 家事・育児環境を家事代行サービスが救うかは、周辺に理解してくれる人がどれだけ居るかで大きく変わると言えるのかもしれません。

 

3.家事代行は高所得者だけのもの?

 

まず最初に言えるのは家事代行サービスは高所得者だけのものではありません。

共働き世帯が増えた事で、より安価なサービスがあること。まだまだ不十分ですが女性=家庭を守るという意識が少しずつ変わってきている事が上げられます。

 

ですが、弊社の顧客で定期の清掃サービスを利用している方は高所得層に偏っているのもまた事実です。ただ、これは世帯年収という部分で理解を広げることは可能です。

 

共働き世帯で年収800万円ほどであれば、月間30,000円ほど捻出することが可能になり、より良い選択という意味で家事代行サービスを利用することも選択肢にはいってきます。また、年収に関わらず“今を乗り切る”という意味で、産前産後・子どもの入学前・期間を必要とする療養といった理由から利用する方が増えています。

 

 

4.具体的に

 

例えば弊社の場合、月間23,880円ほどで週1回の清掃を承っています。

※参考:ピナイ家政婦サービスLITE 

 

 

置き換えると月4回程度は家事をしなくて良い時間が生まれます。

利用時間は2時間ですが、清掃のプロが集中して清掃しますので、個人差はありますが自身の清掃に置き換えると半日程度の作業量は軽減されます。

 

週1回の休息・メリハリを得るために必要であるか考えて頂けると具体的になるのでは無いでしょうか。

 

5.それでも利用を踏み留まる

 

「他人を自宅に入れたくない」

「片付けないと入れられない」

「疲れるけど自分でやれる」

「夫(または義母)の理解が足らない」

「家のローンがあるから」

 

 

などなど、使わない理由はいくらでも存在します。

 

もちろん家事代行サービスを提供する身として、まずは使ってもらいたいのですが、家庭の事情を推し量らずに「家事代行サービスを使えば、家庭の事情まるっとすべて解決」とは言えません。

 

生活を良くしていきたいと考える方の選択肢のひとつであればと思います。