今回は、共働きながら家事が苦手な松原さん(仮名)に、家事に関するストレスをどうやって軽減するか思考するまでを執筆頂きました。答えを出す前に”ストレスの原因を探そう”と考える経緯を詳しく書いております。

 

 

 

家事分担のストレス軽減作戦 

私は、現在夫と二人暮らしの41歳、仕事をもつ兼業主婦です。

 

 

 

主体的に家事をするようになったのは、結婚した23歳の時からでした。

 

 

 

もともと家にいるのがあまり好きでなく、もし大金持ちになれるなら、家事は家政婦さんにお願いして、自分は仕事と趣味だけに集中したい、なんて恥ずかしいような夢を持ってしまうくらい家事が嫌いです。

 

 

 

 

でも現実は大金持ちでもなんでもないので、結婚して最初のうちは夫との取り決めで「料理と後片づけの月水金は夫が担当、火木土は私が担当、日曜日は掃除と部屋の片づけ」という形でした。

 

 

 

 

最初の方はそれでなんとか回っていましたが、もともと夫はやりたくないことは後でまとめて一気にやりたいタイプ、私はやりたくないことほど最初に片付けてしまいたいタイプです。

 

 

 

 

家事が進んでいないことが気になってしまいついつい「疲れているなら今日は私がやろうか?」と夫に声をかけてしまいます。

 

 

 

それが何回も重なっていくうちに、火木土だけだったはずの炊事作業が少しずつ私がやるのが当たり前になり、それが一年後くらいには、少しずつどころか気付いたら100パーセント私がやるという生活になっていました。

 

 

 

 

仕事を終えて、疲れて帰る帰り道、スーパーによらなくてはならない。

 

 

 

買ってきた肉や野菜を並べては深いため息。

 

 

 

何とか夕食を作り終えて食事した後には洗い物を見て気が重くなる・・・。

 

 

 

そうしてそれをやっと乗り越えた後には朝食の心配。

 

 

 

一日中家事の事が頭を回ります。

 

 

 

 

家事をやりたくないので家に帰りたくない、と思うこともしばしば。

 

 

そこに連れて、に対する嫌な気持ちがどんどん膨れ上がってきました。

 

 

 

こちらが「疲れているから今日は私がやろうか?」という思いやりの気持ちにちゃっかり甘える夫。いつの間にやらその言葉は夫の中で

 

 

 

「俺は妻より疲れているんだから家事はしなくてよし!」

 

 

という言葉に変換されているんじゃないかと、イライラした気持ちを抱えるようになりました。

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お互いの性分

 

夫は、三兄弟の末っ子。周りに上手に助けを求めることができます。弱音をうまく吐いて、周りに助けてもらっているなぁ、と私の目には映っています。

 

 

 

時にちゃっかりしてるよね、なんて相手に思われたり言われたりするみたいですが、その時だけで、あまり憎まれず、継続的に助けてもらえる性格と雰囲気を持つタイプです。

 

 

 

 

それに対し、私は一人っ子で長女。育った環境上、しっかりしなければならないことが多々あったためあまり人に助けを求めたりできないほうです。

 

 

 

 

仕事でも色々抱えてしまうし、結構ぎりぎりまで我慢してしまいます。

 

 

 

周りからも「しっかりしている人」に見えるらしく、頼りにされてありがたい反面、調子が悪い時などはお断りするのに勇気がいります。

 

 

 

 

弱音を吐きたくても先に相手に弱音を吐かれちゃうので、ついつい弱音を閉じ込めてしまいがちな性格です。

 

 

 

 

実際にあった家庭のやりとり

さて、うちの夫は以上のような経過をたどり、結婚して一年でほぼ家事をやらない状況になりましたが、お金には本当にうるさいんです。

 

 

自分では日用品の買い物には行かない癖に、価格調査だけはばっちり。

()内は私の心の声です。

 

 

「このジャガイモはどこのスーパーでいくらでかったの?え?〇〇円?!こっちのスーパーのほうが安いじゃん、なんでわざわざ高いほうでかうの?」

たった1円でも損と思うとこんな口調。(忙しい中私が買い物に行っていることへの感謝ないのかい!?そこまで完璧をもとめるなよ!!)

 

 

 

 

「この野菜ちゃんと国産?」

(・・・全部国産でそろえられるだけの収入はないんだけど・・・・。)

 

 

 

「今月の電気代、先月より高いよね、お前がドライヤーをたくさん使うからじゃないの?」

(全部私のせいにするなよ!!)

 

 

 

お金のことにどんどん口を出され、追い詰められた私はストレスで、引っ越し代金と当面の生活の貯金ができたら別れよう・・・と思うようになりました。

 

 

 

 

今すぐ離婚、という事も実は考えなくもなかったのですが、当時私は完全歩合制の営業職。しかも務めていた会社は業績があまりよくなったのか、少しずつお給料が減ってしまっているという事実もあり、経済的不安から、すぐ離婚という勇気がありませんでした。

 

 

 

ストレスとの戦い

 

お金が貯まるまであと数年、と思いながらそんな生活を続けていくうちに、私の体にはストレス性の症状がどんどん出てくるようになり、病院に通う時間が増えていきました。

 

 

 

ストレス性胃炎、不眠、過敏性腸症候群。

 

 

 

医師は少し仕事を休んで、家でゆっくりしては?とアドバイスをくれましたが、家事と夫がストレスになっているので、それはもっとストレスになるのではと想像してしまいできません。

 

 

 

 

 

家にも会社にも逃げ場がない…最初は落ち込むだけ落ち込んで、追い詰められるだけ追い詰められました。

 

 

 

 

そして最悪なことに私は実家が遠いので、夫とうまくいかないので実家に帰ります、と言わけにもいかないのです。

 

 

 

 

 

色んな不安を抱えながら、どこかで、こんな気持ちでいるのはもう嫌だ!!という気落ちがありました。

 

 

 

どうしたらこの状況を変えられるか?

まずは限られた状況の中で、ストレスを減らすことを考えるしかない!

 

 

まずはできる出来ないは考えずに、ストレスのもとになっていることを書きだしました。

 

 

 

 

1.夫からのお金への口出し

2.スーパーへの買い出し

3.野菜の皮むき

4.食器や調理器具のあとかたずけ

5.節約の事ばかり考える時間                           

6.献立を考えること

7.食事を作ること

 

 

 

 

 

で、一つずつ検討。

 

 

1夫からのお金への口出し

夫に「予算の範囲内でやっているんだからお金のことについていうのはストレスになるからやめて!」と訴えたらどうなるか…想像したけで、二倍三倍の言葉が返って、逆にストレス増大。とりあえず、今のところは却下(弁が立つ夫というのはすごく大変なものです)

 

 

 

 

 

2スーパーへの買い出し

これは0にはできないけれど、回数はへらせるかな、と思いました。夫は新鮮野菜でなければ嫌、というのですが、新鮮であればいいので、どこまでならばれずにやれるかためす価値があるかもしれない。

 

 

 

 

 

3野菜の皮むき

これはどうして私がストレスを感じるかを考えると、まずは私は皮膚が弱いので水をたくさん使うことで手荒れがひどくなる。あとはまな板や包丁などを使うので、最終的に4「食器や調理器具のあとかたずけ」番の手間が増える。これが原因です。今は割高だけれど切ってある野菜がたくさん売っています。冷凍だってそうです。これもばれずにどこまでやれるか試す価値あり。

 

 

 

 

 

4食器や調理器具のあとかたずけ

これは最終的には食器洗い乾燥機がほしいのでお金を貯める、というのが案ですが、できるだけワンプレーとや丼ものなど使うものの数を減らすことで対応できないかなぁ。と考えました。

 

 

 

 

 

 

5節約の事ばかり考える時間

これは頭のなかでぐるぐる考えてみましたし、お金のことは気にしない!と口に出してみたりしましたが、どうもすぐにいい案は出てこなかったので、とりあえずペンディングです。

 

 

 

 

 

 

6献立を考えること

献立を考えることをがなぜ嫌か?それをずっと考えていたら、どうも迷うとすごく私は疲れるみたいで、それがストレスになっていることに気付きました。

なので、実際実行できるかは分かりませんが、小学校の時給食に毎月の献立表があったように、私なりの献立表できないか、試行錯誤してみよう、ととりあえず決めてみました。

 

 

 

 

 

 

7食事を作ること

食事作り0にはできないなぁ。どうしよう。作らなくて済むもの・・・で思いつくのはお惣菜とかお弁当。でもこれを駆使するときっと夫から文句が出そう・・・。

 

 

これもペンディングかな。

 

 

 

 

こんな感じで100パーセントはできないかもしれないけれど、できるかもしれないこと、をとりあえず大きな紙に書いて、クリアファイルに収めました。

 

これが夫と家事を分担できない私の家事ストレス軽減作戦の第一歩です。