我が家は結婚して4年目子なし共働き夫婦です。結婚するまで夫婦揃って実家暮らしで家事なんて一切手伝ったことのない2人でした。
そんな夫婦が一緒に暮らし始めたら、家事が原因でケンカが頻発。
結婚前は一緒に暮らすことが楽しみで仕方なくてお嫁さんを夢見る夢子ちゃん状態でした。でも実際生活をスタートしてみたら働きながら家事をやることは想像以上に大変で、
まして実家で何もやってこなかった2人。何をやるにも時間がかかり、慣れない環境で仕事もあり常にストレスフルな状態でした。そんな私が結婚4年目でストレスフリーになるまでの経緯を書きます。
Contents
新妻あるある完璧に家事やろうとして失敗
私は、夫と一緒に暮らすまで結婚に対して幻想しか抱いておらず現実的なことは何も考えていませんでした。家事なんて実家で何一つ手伝ったことがないのに勝手に家を出れば当たり前にできると。
この時点で主婦経験のある方はお察ししていただけるかと思いますが、家事ってそんな簡単なことではないです。慣れないと時間もかかり、失敗もする。何もやったことがないのに”完璧なお嫁さん”を目指してしまったことが無謀でした。
私が結婚した当時イメージしていたお嫁さんは、料理・掃除を完璧に手際よくこなす女性でした。 実家にいた頃は年に数回料理するぐらい。料理が全くできないというわけではなくてやればできるかなと思っていました。
そんな私は、決まった食費で、毎日料理メニューを考えることがとにかく大変。でも私は毎日暖かい食事で旦那さんを迎えてあげられる嫁になろうと躍起になっていました。
ところが一緒に暮らしだして3日目の夕飯で何を作っていいかわからず実家に帰りたいと号泣。料理慣れしていない私の一番の問題は料理にかかる時間が予想できないことでした。
例えば平日の夜9時過ぎがら手作り餃子を作り出したり、とにかく喜んでもらうために手の込んだメニューを中心に選んでいました。 「夫は仕事で疲れているからかわいそう。」 そんな気持ちから私が家事を全部やるようになりました。夫と家事分担をしようと思っても、お互い家事が苦手なので方法もわからず、抱え込んでしまいました。
共働きの夫婦が直面する家事分担の難しさ
夫の実家は専業主婦の母と祖母のベテラン主婦が2人いる家庭でした。そんな環境で育った夫は、自分が家事をやるなんで微塵も考えにありませんでした。
まず我が家で始めた家事分担の方法は『気づいた方がやる作戦』でした。
これは一瞬で失敗と終わりました。そもそも気づいたらやるだと結局私が先に気づいて全部やることになり、最初と何も変わりませんでした。
次に『家事担当制作戦』
例えば料理は私、ゴミ出しは夫のように完全分業制にしたのです。 しかし結婚当初、私は定時に終わる仕事をしていたため、残業のある夫より絶対に早く家へ到着していました。
そうなると結局、夫がやるべき家事に手を付けてしまい、全部私がやっていた頃と変わらなくなります。
今思えば平日は私、土日は夫みたいな分け方をできていれば分担制で、もう少しうまくできたのではないかと思います。
今であればある程度家事全般できるようになったので説明もできますが、結婚当時は私も手探り状態で夫に対して「自分で考えてやってよ!」と言っていました。振り返って考えてみると自発的に家事分担ができる状態の夫婦ではなかったと思います。
なかなか協力してくれない夫へイライラ
世の家事分担で悩む嫁は、協力してくれない夫へイライラしていると思います。
我が家は全く手伝ってくれないというわけではなく、言ったら手伝ってくれる夫でしたが逆にいうと言わないと何も手伝ってくれませんでした。
私からすると何も言わなくても手伝ってくれることを期待したからイライラしてたと思います。 冷静に考えると家事を手伝ってくれないことにイライラしているというよりは、家事を頑張っている自分に対して感謝の気持ちがないことにイライラを募らせていたと思います。
夫には期待せず自分もできる範囲で
寂しく聞こえるかもしれませが、私は家事に関して夫に期待しないと決めてから楽になりました。
手伝ってくれて当たり前と思っていた時は、少し夫が手伝ってくれても”それぐらい手伝ってくれて当たり前”。
しかし期待しなくなり夫が少し手伝ってくれると素直に「ありがとう」が言えるようなりました。 そして夫に期待しない分、自分も完璧に家事をこなそうと思わなくなり、仕事から疲れて帰ってきた時は外食に行く。
片付けは夫がいる週末に時間を決めて一緒に片付けるなどして無理することをやめました。
私は結婚当初、妻として家事を完璧にこなすことが当たり前だと思っていましたが、無理して完璧に家事をやろうとしなくていいと思うように変化していきました。
家事代行サービスの利用でストレスフリーへ
家事は自分ができる範囲と考えていても、どうしても家事分担は妻の方が大きくなりやすいです。
完璧にやらなくていいとわかっていても”それなり”は求めてしまいました。仕事から帰ってきて家が汚いと気持ちが滅入ります。料理を作らなくてもコンビニ弁当、外食などでどうにでもできます。
でも家の掃除洗濯だけは自分たちでやらなくてはいけません。平日仕事で疲れて帰ってくると何もやる気が起きず、結局週末の時間を家事に費やすことになります。私は、週末を掃除洗濯に使われることが本当に嫌でストレスでした。そのため私は週1で家事代行サービスを利用することにしました。
私の家事代行サービス利用方法
私は基本週1回4時間家事代行サービスの掃除を担当してくれる方に来てもらい掃除、洗濯、アイロンをお願いしていました。
家事代行サービスを利用する以前は金曜日になると、散らかった部屋を眺め掃除のことばかり考えとても気分が落ちていました。 しかし家事代行サービスの方が来るようになってからは、土曜日が待ち遠しくて仕方ないという心境に変わりました。
家事代行サービスを頼み4時間の自由な時間が生まれることになりました。 土曜日ゆっくり寝たいところですが、私は貴重な週末を有意義に楽しみたい。
そのためあえて家事代行サービスの方には、土曜日の朝9時に家に来てもらうことにしました。そうすると土曜日朝9時前に起きる必要があります。 家事代行サービスを利用してから土曜日の過ごし方が変わりました。
子どもの居ない夫婦だったので、朝主人と近くのホテル、レストランへ朝食を食べに行ったり、カフェで読書したりと 家事に使っていた時間を自分のために使えるようになりました。週に1度来てもらうだけで家は綺麗に保つことができます。
土曜日以外にも旅行の前後にも来てもらうようにしていました。そうすると旅行出発前に掃除に来てもらい、旅行から帰って来た時綺麗な部屋で落ち着けます。旅行から帰ってきた後にも来てくれることがわかっていると、旅行の帰り道に洗濯物や掃除の心配をしながら帰って来る必要がありません。毎日でなくても定期的に家事代行サービスの方に掃除をお願いするようになって私たち夫婦の生活は大きく変わりました。
まとめ
この記事では、結婚して直面した家事分担と私の解決方法について書きました。 私は、結婚当初は家事を完璧にこなすことに躍起になりストレスを溜めていて、 仕事と家事の両立、主人と家事分担の方法なかなか解決できず数年も悩んでいました。
そんな我が家は、家事代行サービスを利用して本来発生する家事の量を最大限に減少。その結果、私ができる範囲の家事が残ったため家事分担をする必要はなくなりました。
働いている女性なら「時間」と「お金」両方とも大切だと思います。時間がなさすぎても、お金がなさすぎても余裕がなくなります。このバランスをちょうどよく保ってくれたのが家事代行サービスの利用でした。家事分担で悩んでいる女性にはオススメです。