私の家族は、夫と私、3歳の長女と0歳の双子男児の5人家族です。どこにでもいる平凡な家族ですが、違うところと言えば、夫が学業を優先させているため仕事をセーブしており、家計は妻である私が担い、長女のときも双子のときも産後5ヵ月という早期に仕事復帰したということでしょうか。そんな我が家の日常を含めた家事・育児についてお話します。

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結婚当初は夫婦ともにフルタイム勤務でした。ほどなくして長女を授かり、派遣社員として働いていた私は育休が取得できず、長女出産後そのまま退職しました。それまでの家事といえば、特にどちらが何をすると決めることもせず、できる方がするといった感じで問題なくまわっていました。今思えば、子供もいなかったことで時間や体力、気持ちに余裕があったからできたのかなと思います。

 

 

 

 

長女誕生後、仕事復帰を決意するまで

 

 

結婚前から分かっていたことですが、タイミング的には第1子誕生と同時に夫が大学に通いだしました。夫33歳、私32歳の時でした。ちなみに、夫には可能な限りやりたいことをやって後悔のない人生を送ってほしいと思っているので、大学に通うことに関しては賛成でした。しばらくは今までの貯蓄でやっていく予定でしたが、子どもの将来について考えるとやはり蓄えが必要と思い復帰することを決意しました。しかし、私の住んでいる市は待機児童激戦区。入園も絶望的かと思いましたが、市内も含め近隣の市の園30箇所以上に電話をかけまくりやっと隣の市に入園できる保育園を見つけました。ということで、生後5ヵ月で長女は保育園デビューを果たし、私は仕事復帰いたしました。その2年後に双子を出産することになるのですが、双子出産後も偶然にも長女のときと同じ産後5ヵ月で再び仕事に復帰することになるのでした。

 

 

 

 

復帰にあたりシュミレーションしたこと

 

 

週2回は仕事が20時まであり、保育園のお迎えが難しいので夫との予定の調整。

 

 

買い物する時間も惜しいので、食事は生協(週1回注文し週1回配達。玄関先に届く)や宅配を利用。離乳食はレトルトも活用。

 

 

お金で解決できることはする(乾燥機付き洗濯機、食洗器、お掃除ロボットの購入)

 

 

ベビーシッターの登録、病後児保育の登録

 

 

家事に関しては今まで通りできる方がするということで、特に細かく役割分担は行いませんでした。

 

 

 

復帰してみて

 

 

実際復帰してみて感じたことは、とにかく忙しい、あれだけシュミレーションしたのにうまく回っていないでした。ずっと家にいて子育てと家事をしていたときより、時間もなければ体力もなく家事と育児のスピードや質も落ちていきました。そしてイライラすることも多くなりました。これでは生活に悪影響が出るし、子育てにもよくないと思い夫との意見のすり合わせを再度行うことにしました。というのも、夫は自身が食事の用意やその他家事も含め一通りできると思っていて、私も夫はある程度家事ができる人と思っていて、その辺の認識は一致していたはずなのに、ある時から私たちの間に何かずれがあると感じたからです。

 

 

 

夫の感覚と私の感覚

 

 

夫に、「玄関のごみ出しておいてね」と言えば出してくれますし、「ご飯作っておいてね」と言えばおいしい料理を作ってくれます。なので家事ができると言えばできるのですが、私は気づいてしまいました。結局は私がすべてを把握して指示を出さないと家事が進んでないということを。

 

 

確かに夫のしてくれていることは家事・育児なのですが、フルタイム勤務でプラス家事に3人育児をすべて一人で把握し備えることは私には少々負担が大きすぎました。

 

 

 

 

私たちの感覚の違いは生まれ育った環境が今の考え方に影響していると思います。私の親は共働きでしたが、父親は比較的時間を自由に使える職業でした。まさに今の私たちの状態と同じです。そのため、皿洗いや洗濯物、裁縫に至るまで夫婦で分担し、どちらが指示するというわけでもなく自然と行われていました。

 

 

 

しかし、夫の家庭は、父親は働き子育てにはノータッチで母親が一手に家事から育児までをこなすというものでしたので、たまに父親が行うごみ捨て一つでもすごいことで、それ一つで「家事をしている」といった印象をもったようです。お互いの今の考えの根底にはその印象が残っていると思います。

 

 

 

意見のすり合わせ

 

 

双方から意見を出し合いました。

 

 

私からは私の考えている「家事をすることとは何か」ということを伝えました。すると夫は「わかったよ、これからは先々をみて動くよ」と言ってくれました。それからというもの、食事を作るだけではなく、買い出しからしてくれ、ストックを揃えるなどもこなしてくれるようになりました。育児に関しても、保育園の送迎だけではなく参観の予定調整、日々の持ち物やお弁当の準備までもしてくれるようになりました。

 

 

一方、夫からは育児についての意見が出ました。夫は学業中心のため融通が利く状態であり、私の復帰時、「保育園の緊急連絡先は俺にしておいて。俺の方が融通利くし」と言ってくれました。ただ、いくら融通が利くといっても、呼び出されるたび周りから小言を言われたり肩身の狭い思いをしているとのことでした。私は家事に関しては分担するという意識がありましたが、子どもの病気の時に対しては夫に甘えすぎていたと反省しました。私の気持ちの中に「私は家族の生活のために働いている、夫が対応するのが当たり前だ」という気持ちがあったのだと思います。私はすぐさま職場の上司と話し合い、勤務時間を調整し、急な休みや早退になってもできるだけその他スタッフに迷惑がかからないシフトに調整してもらいました。

 

 

その際、二人の間でこんなことも話し合いました。

 

 

「まず優先することは育児」

 

 

「家事を完璧にこなそうとは思わなくていい」

 

 

「いい意味で期待しない」

 

 

 

掃除は毎日しないといけない、ご飯は手作りでないといけないなど気負う必要はないと。そんなにがちがちに決めてしまうと、もしできなかったときに今日もあれができなかったと気持ちの落胆が大きくなるためです。そうなるくらいなら、はじめからそんなルール課さなければいいしと。できなかったではなく、これができたでいいのではないかとプラスに考えていこうと。

 

 

 

すり合わせの結果

 

多少の時間を要した部分もありますが、互いの意見を受け入れ実践に移しました。するとあれだけ回っていなかった日常がとてもスムーズに回るようになり、家族の笑顔も格段に増えました。

 

 

早期に保育園デビューをした子供たちへの影響

 

当初、生後5ヵ月からの保育は早すぎるのではと悩んだ時期もありましたが、今となっては早くにデビューしてよかったと思います。長女に関しては、たくさん風邪もひきましたし急な呼びたしも数知れず、その点は大変でした。が、他のお友達と過ごすことによって家以外の社会について理解し、子どもなりの社会性が身についているようでした。また、親の働く姿や家事をする姿を見て、最近では自分から洗濯物を干したり畳んだり、脱いだ衣類は洗濯カゴにというようなこともするようになりました。

 

 

 

 

まとめ

 

私が早期復帰を果たし、家事や育児と両立できているのは、夫の助けがあるからというのは言うまでもないのですが、物事に柔軟に対応できる気持ちの振れ幅を持っておくことが大切かと思います。またお互いの意見を受け入れる関係性を築いておくことも必要であると感じました。

 

 

行き詰り、無理だと感じたときにはきちんとその気持ちを相手に伝える。察してもらおうなんて無理です。察してくれないことでイライラすると子供にも悪影響が出てしまいます。相手ときちんとコミュニケーションをとりお互いに思いやりをもつことで日常を乗り切ることに繋がると思います。どうあるべきか、ということにとらわれず、私たち家族が納得するパターンでいいと思います。一度決めたことでもうまくいかなければその都度調整して、臨機応変に対応することが日常のあわただしさのなかにちょっとした気持ちの余裕をもたらすことでしょう。

 

 

 

これから子供の成長とともに状況も変化していくことと思いますが、私たちらしく乗り越えていけたらと思っています。