はじめに

 

付き合って3年目で同棲を始め、6年同棲をしています。同性を始めた頃はお互い20代で、仕事も頑張る共働きカップルです。最初は「やっと同棲ができる♡」とルンルンしていましたが、生活が始まると出てくるのが家事分担バトルでした。たくさんぶつかってきたその様子と、だんだん解決することができるようになった現在の様子をまとめました。

 

 

 

彼と私の働き方

 

彼は営業ですが、働く時間は割と規則正しいので、いつも同じくらいの時間に帰宅することがことができます。通勤時間も自転車でいける距離なので、15分ほど。日中は疲れるでしょうが、少し遅めのアフターファイブもエンジョイできるような生活を送っています。

 

 

 

一方、私は広告代理店に勤めていてハードワーク。帰る時間もその日によって変わりますが、大抵彼よりも長く働いていました。通勤時間は電車を使って、1時間15分ほど。合計すると彼との仕事にかかる時間が平均3時間以上もかかっています。朝家を出るのも私の方が45分以上早く、夜も1、2時間は私の方が遅く帰ってくるような生活です。

 

 

 

彼も繁忙期にはハードワークになりますが、明らかに私の方が働いているといった毎日を送っています。

 

 

 

家事を放棄した私

 

というわけで、私は帰ってきたらバタンキューに疲れています。もはや、平日は何もしたくないくらいに何もできません。ごはんを食べることは好きなので、ごはんだけはなんとか作りますが、それ以外の家事は放棄しました。やろうとしても、やる時間と体力、気力が見当たりませんでした。

 

 

 

おかげで洗濯物はたまるし、掃除もしていないので、時々やたらと汚い日もあります。だけどできないものは仕方ないので、見て見ぬ振りをしていました。

 

 

 

家事分担バトルが勃発

 

彼は家選びの時に、自分の会社に近いことを譲らなかった負い目があるからか、私が疲れていることに少しは申し訳なさを感じているようでした。できる時には平日の朝、皿洗い、ゴミ捨て、洗濯をしてから出勤してくれていました。

 

そんな彼ですが、自分ばかり家事をしていることにだんだん怒ってきました!もともと「家事は女がするもの」というステレオタイプではなく、「できる方がしたらいいよね」という女性にとっては嬉しいタイプです。でも、そんな彼も、少しも家事をしようとしない私にイライラしてきたようです。

 

 

そこで家事分担バトルが勃発することになりました。

 

 

彼「少しは家事してよ」

 

 

私「疲れているんだから無理だよ。通勤でクタクタなの。休日やるからいいし、嫌なら平日やらなくてもいいよ」

 

 

 

という具合に彼からせがまれていました。しかし、私も疲れているから無理だと頑なにお断りしていました。

 

 

 

 

家事分担バトルが悪化

 

だんだん開き直る私に、彼も呆れ、怒りながらも洗濯、皿洗い、ゴミ捨てなどの家事を続けてくれていました。しかし、彼も疲れている中家事をしているので、イライラも溜まってきたようです。

 

 

 

彼「ちょっとは家事やってくれてもいいんじゃない」

 

 

私「できないんだから仕方ないでしょ!嫌なら頼んでないんだからやらなくていいよ!」

 

 

と逆ギレするようになりました。

 

 

 

1番の課題は洗濯

 

次第に、私が約束の休日に家事をしていても嫌味を言ってくるようになりました。1番ひどかったのは洗濯問題です。

 

 

 

 

彼「土日だけじゃなくて、平日も洗濯してよね」

 

 

私「だから無理って言ってるじゃん。土日はやってるんだから!」

 

 

彼「週1回だけでしょ。こっちは週3は洗濯してるの」

 

 

 

と。

 

 

嫌味は言われますが、できないものはできないので無視するようになりました。こうして、遊びの時には仲が良い私たちですが、家の中で家事にまつわる話題が上がると、お互い不機嫌になるようになりました。

 

 

kenka_couple 

 

彼からの無言の抵抗が始まる

 

家事の考え方が合わずに、平行線をたどっていた私たち。ある日、干している洗濯物に変化が出始めました。

 

 

 

彼が平日してくれる洗濯物から、私の洗濯物がはぶかれるようになったのです。同じ洗濯カゴに入れているはずの洗濯物を、洗濯機に入れる時に選別していたのです。まるで、いじめでした!

 

 

 

こちらは彼が住む場所を譲らないおかげで、通勤時間が2時間半以上もかかっていることにイライラしていたので、この洗濯物の抵抗はひどいと思いました。

 

 

 

私「自分のだけ洗って、私のだけ省くなんて小さい男だね!」

 

と嫌味も言いました。

 

 

 

それでも変わらなかったので、その無言の私への抵抗を、無視することにしました。

 

 

私は服や下着が週末になると足りなくなってハラハラしましたが、それも仕方のないことなので、お金で解決することにしました。1週間洗濯しなくてももつように新しい下着を買い足して難をしのぎました。自分のお気に入りの洋服も増えてラッキーと考えるようになりました。

 

 

 

※あれから数年経ち、今の私が彼の立場になって考えると、わざわざ洗濯物を仕分けして、自分のだけ洗うのはそれだけ手間が増えるので、とても嫌だったんだと改めて思います。私も、彼の洗濯物を洗っているときは「この洗濯物がなければ楽なのに!」と思えることがあるので、自分のだけしたい気持ちはわかります。

そのため、「もっと協力して優しくしてくれたらいいのに」という甘えの気持ちはあるものの、自分の分だけ洗うように仕分けしないとイライラが止まらないし、そうすれば争わなくて済むと考えた彼の気持ちもわかります。

 

 

 

 

家事分担バトルが収束

 

 

こうしたバトルを続けること数年、だんだんとお互いのリズムがつかめてくるようになりました。私は家事を放棄する代わりに、お金で解決できることはしていきます。週1の洗濯で良いように服を揃え、掃除機をかけなくて良いようにささっと手軽に掃除ができるようモップを買いました。ごはんは栄養バランスが崩れないように作りますが、疲れた時には積極的に外食を取り入れます。

 

 

 

そして、彼は自分のストレスがたまらない範囲で家事をしていきます。私も要求しないので、気になる時に色々と掃除をしてくれます。油でべたべたになった換気扇周りの掃除や、玄関の掃き掃除をするなど、時々感謝したくなる場所もさりげなく掃除してくれているので、ありがたいなと思っています。

 

 

 

私もできる範囲で家事を協力しているアピールが実ったからか、いつの間にか、家事分担バトルは収束していきました。

 

 

 

 

土日の午前中は、起きてから二人で部屋を一気に掃除する習慣もできました。お互いがテキパキ動いていると、作業スピードも早くなり、やる気も出てくるので効率的だと感じています。

 

 

 

私たちのスタイルが確立

 

 

何年か続いたバトルの末に、「できるときに、できる方が、できることをやる」のが私たちのスタイルになりました。できない人はやらなくてもいいし、できる時にはその分やるようにしています。

 

 

 

もちろん彼ができない時には、私が代わりに負担をしてやっています。

 

 

 

また、それぞれの得意分野があるので、得意な方が取り組むようにしています。

 

 

 

例えば、洗濯・掃除は彼のほうが向いているので、2人とも家事ができる日には彼が担当します。彼は綺麗好きで、丁寧に作業をすることができるタイプなので、端から端まで綺麗に掃除機をかけることができます。

 

 

 

同じように私が掃除機をかけたとしても、掃除機のかけ方が甘いので、「本当に掃除したの?(笑)」と聞かれることも。お恥ずかしいのですが、あまり汚れが取れていない、なんてこともしょっちゅうです。

 

 

 

というわけで、彼の掃除は褒めるようにしました。「やっぱり〇〇がやると違うよねー!プロだわ!」と褒めると彼もわざと言っているのはわかっているものの、笑いながら担当してくれています。

 

 

 

 

そして私は、料理の方が向いているので、料理を担当するようにしています。一緒に料理をする場面でも、私が料理をして、その間に彼が皿洗いをすることが多いです。

 

 

 

 

こうして自分がしやすい方を担当することで、お互い気持ちよく暮らせるようになりました。家事は生きていくためには必要なものなので、逃げたくてもついてくるもの。それをいかに気持ち良く、楽しくしていけるかということが大切なのではないかと気づくことができました。

 

 

 

おわりに

 

しばらく続いた家事分担バトルでしたが、「できる範囲でできる人がする方法」を定着させていったらうまくいくようになりました。最初は毎日の家事を平等に振り分けることを考えていたので衝突することもありましたが、どちらかと言えば私は休日メイン、彼は平日メインで家事を行うようになりました。また、掃除なら彼、料理なら私というように得意分野を活かして家事をすることで、自分たちの心地よい家事バランスを取ることができるようになりました。話し合って決めたわけではありませんが、お互いが妥協と譲歩を繰り返しながら、いまはほとんどバトルもなく過ごせています。

 

 

 

合わせて「もっと家事をやってよ!」など、ストレスが溜まる前に、言いたい時に言いたいことを言える関係性ということも、うまくいったポイントだと思います。

 

 

 

今後も心地よく暮らしていけるように、家事をお互いバランスよくしていきたいと思います。