夫婦共働きやシングルマザーの家庭が増加傾向にある現代ですが、家事の負担を軽減するために家政婦を雇ってみようと考えたことはありませんか?

 

 

家政婦を雇う場合、契約形態によって思わぬ事態を引き起こす可能性があります。

 

 

そのため、雇う前にその一例を確認しておきましょう。

 

 

 

家政婦によって得意・不得意な家事があり、雇って実際に仕事を見てみるまで分からない

 

家政婦を雇うにあたって気をつけなければならないことがあります。

 

 

それは「契約形態」です。

 

 

基本的に家政婦は、紹介所から紹介された家政婦と契約を結ぶことになります。

 

 

そのため、家政婦の能力が著しく低いケースはほとんどありません。

 

 

また、相性などに問題があれば、派遣会社に依頼することで違う家政婦を派遣してもらうことが可能です。

 

 

自宅に置いてある品物の破損や盗難などの万が一のトラブルの際もすべて紹介所が責任を負うため、安心感があります。

 

 

一方で個人契約の場合は雇主と家政婦という個人間での契約がほとんどです。

 

 

 

つまり、契約の責任は当事者(雇主と家政婦)にあり、何らかの問題が生じた際には当事者同士で解決に当たる必要があります。

 

 

雇ったものの仕事の出来が期待と異なった場合には、雇主が直接家政婦に伝えなければなりません。

 

 

 

契約内容によっては、別の家政婦を雇いなおす事が困難であることもあり、雇主が我慢して相性の悪い家政婦を雇い続けるという状況になる可能性があります。

 

 

雇って実際に仕事をしてもらわない限りわからないことが多いということが、個人契約での家政婦雇用の難しい点です。

 

 

フィリピン人家政婦が得意とする家事については、こちらの記事もご覧ください。

 

仕事に対する苦言など言いにくいことでも直接家政婦に伝えなければならないのがストレスの要因となる

 

家政婦を雇う際、雇主にとって最も大切なことは、家政婦の能力でしょう。

 

 

特に個人契約で家政婦を雇う場合は、一定以上の能力が求める方が多くいらっしゃいますが、必ずしもその願望が叶うとは限りません。

 

 

個人契約の場合は仕事上の問題・トラブルについては、契約者同士である雇主と家政婦本人の間で解決しなければなりません。

 

 

そのため、雇主が求めている家事のやり方、質に対して行う家政婦の業務に不満がある場合は、雇主が家政婦に対して直接伝えなければならず、中には人に苦言を呈することがストレスになる方もいるでしょう。

 

 

かと言って、不満を伝えずに要望と異なった仕事を続けられることもストレスとなり、家事の負担が減るというメリットが得られるはずが、逆に個人契約という契約方法がデメリットになることもあります。

 

 

 

仕事内容に満足できなかったとしても、個人契約のために家政婦を交代するのが困難である。

 

「個人で契約する家政婦は支払いが安くなる」というのメリットだけで個人契約を選択していいのでしょうか。

 

 

仕事の内容や、契約書の作成、解約時の手間など、少し先のことを見据えて自分に合った契約形態を考えてみましょう。

 

 

一般的に家政婦紹介会社に家政婦を頼む場合には、家政婦への報酬に加え紹介会社へのマージンを払う必要があります。

 

 

これに対して、個人契約で家政婦を雇う場合には、1時間当たりの金額が安くなるので魅力的です。

 

 

 

しかし個人で契約する場合には、利用者が互いに納得する契約書を作成しなければならず、手間がかかる上に、小さなトラブルが大きなトラブルへと発展してしまう可能性があります。

 

 

このような場合、家政婦紹介会社を通しての契約であれば、会社によっては家政婦の交代やキャンセルの制度なども確立されていますし、サービス内容も細かく規定があり、サービスの利用側も、仕事内容に納得して契約できるため、大きなトラブルへ発展することも少なくなります。

 

 

会社へ申請すれば、家政婦の交代にもすぐに対応してもらえますが、個人で契約をした場合には、家政婦の仕事内容に不満があっても、なかなか家政婦を交代することは難しいというのが実情です。もし、契約を解除できても、また一から家政婦を探し、契約書を作成し、契約を結びなおさなければならず、時間と手間が雇用主にかかってきます。

 

 

物損事故が起きた場合に家政婦本人の責任になるが、損害を賠償する能力があるかどうかが分からない

 

もし、家政婦の業務により物損事故が発生した場合、損害賠償はどうなるのでしょうか。

 

 

紹介所を仲介しない雇主と家政婦間での個人契約という契約形態の場合、さまざまな問題が生じる可能性があることを認識しなければなりません。

 

 

その問題の一つに、ご自宅の品物を家政婦が壊してしまった、捨ててしまったといったこと物損事故などが発生した際の損害賠償トラブルです。

 

 

個人契約の場合、業務上発生したトラブルについては雇主と家政婦で話し合い、家政婦個人が負担する場合が多く、契約を結ぶ時にもそのような契約を結んでいる場合が多いでしょう。

 

 

 

しかし、発生した損害賠償額を負担する能力が家政婦自身にあるかと言うと、個人が負担できる額には限界があり、また個人差もあります。

 

 

 

残念ながら雇用主の泣き寝入りというケースも多く、契約時にしっかりと双方で確認をする必要がある事項です。

 

 

 

一方で、類似サービスで家事代行サービスの場合、こちらは個人契約でなく運営会社との契約となり、業務上のトラブルは運営会社に解決責任があり、基本的には損害保険に入っているため、物損事故等の損害賠償は比較的安心です。

 

 

個人契約による家政婦の危険性をしっかりと把握しておこう

 

 

共働きやシングルマザー世帯が増加傾向にあり、家政婦の需要はさらに高まることが予想されます。

 

 

 

料金を考えると個人契約でしっかりと契約書を交わしたうえで家政婦を雇えればいいのですが、少々割高でも紹介所を利用する方がトラブルを未然に防ぐためにもおすすめです。