こんにちは。
ピナイ家政婦サービス編集部です。

今回はフィリピン人のスター「マニー・パッキャオ」について特集致します!

「極貧のスラム出身の少年が、こぶしひとつで世界を手中にした21年」

フィリピンの人たちにとって、ボクシングは特別なスポーツ。

世界の子供たちが野球やサッカーの選手にあこがれるのと同じように、もしかしたらそれ以上にフィリピンの子供たちが夢をふくらませ、熱く強い気持ちを抱いている国民的スポーツ、それはボクシングなのです。

 

 

極貧の少年時代

そしてそんなフィリピンでダントツで、もっとも有名な人物とは・・・。
そうそれが、国民的英雄のボクサー、マニー・パッキャオです。

マニー・パッキャオ

パッキャオはフィリピン・ミンナダオ島の極貧の農家に生まれ、1日1食しか食べられないような極貧生活をしていたそうで、小学生時代、父親が家を出て行ってからは、中学を卒業すること無く、母親とともに野菜売りやタバコのバラ売りなどをして必死に生きのびてきました。

ボクシングに興味を持ったのが10歳になるかならないかの時、14歳の時にマニラに出稼ぎに出てそこで本格的にボクシングを始めました。

なぜならばボクシングでお金が稼げそうだったからです。

そこからはジムに寝泊まりしながら厳しいトレーニングに明け暮れましたが、徐々にその才能は開花。

アマチュア試合で64戦60勝4敗という素晴らしい成績を残し、やがてフィリピンのナショナルチーム入り。

未確認情報ですが20代前半には日本でアルバイトをしながらジムに所属して、日本でのプロボクサー活動を目指した時期もあったとか。

 

そのバッキャオは現在37歳。フィリピンの国会議員であるとともに同時にアジア人初そしてボクシング史上二人目となるメジャー世界タイトル6階級制覇王なのです。

 

今年4月に惜しまれつつ引退

しかし、残念ながらそのパッキャオは惜しまれつつ今年の4月、米国・ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで最後の試合を行い、現役引退宣言をしました。そのファイトマネーはなんと2000万ドル、20億円以上。しかも完勝でした。

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体重がパンチ力に比例するボクシングは、体重別に17階級に区切られています。パッキャオはこれまでとても不可能と言われていたフライ級からスーパーウェルター級まで、幾つかの階級を飛ばして6階級を制し、その体重差は約20キロに及び、「実質的に10階級制覇」とも言われる偉業を達成。

また、6階級制覇の内容はどれも世界王者の中でも超一流の選手たちを幾多の階級にわたって圧倒的な強さでボコボコに打ちのめしてタイトルを手にして点にあるとも言われています。

タバコバラ売りして糊口をしのいだ少年は、いまやスポーツ選手長者番付で世界11位。こぶしひとつで2014年のアメリカの経済誌「フォーブス」によると、パッキャオは年収4100万ドルで11位と言われまでの大富豪になりました。

その生きざまは、まさにフィリピーノ・ドリームですね。

 

パッキャオの試合中は戦争も中止

さて、フィリピン国民がどのくらいパッキャオを好きかと言うと、アジア人として初のメジャー王座4階級制覇を達成した2008年の試合での最高視聴率はなんと63%。視聴率は平均で45%。

パッキャオの試合の時は、フィリピン中の仕事は一時休業、犯罪もゼロになるという笑い話があります。またパッキャオの出身地フィリピンのミンダナオ島南部では未だに民族紛争が続いていますが、パッキャオの試合の時だけ休戦になるそうです。

 

そんなパッキャオは今後、国会議員としてカトリックの布教と政治に専念したいと言っているそうです。

21年間の戦績は66戦58勝(38KO)6敗2分。

とても残念なことに英雄、パッキャオの勇姿はもうリングでは見られそうもありませんが、これからもフィリピン国民の圧倒的な支持を得て、今後は政治家としての活躍が期待されています。