家事代行利用時の注意点(盗難・紛失・窃盗など)
フィリピン人のみならず家事代行を依頼するにあたって、注意すべきことがたくさんあります。日本人はどうしても危機意識が薄く、安易な気持ちで雇用するとイタイ目を見ることも・・・。
ハウスキーパー応募の張り紙には要注意
人気のフィリピン人家事代行ですが、安易に利用するとトラブルに巻き込まれるケースがあるので注意が必要です。六本木や広尾などの外国人向けスーパーではハウスキーパーやベビーシッターに応募する張り紙をよく見かけます。家事代行会社を利用するよりも安い金額を提示しているケースがほとんどですが、この中には正式なビザを持たなかったり窃盗や盗難を繰り返す悪質な家政婦もいます。(家政婦による窃盗盗難は立件が難しく、逮捕に至るケースはほとんどありません。)
またビザを偽造するなどの不法就労も問題です。張り紙を見て採用する場合は直接雇用になるため、こういったトラブルの処理は全て自分自身で行うことになります。不法就労発覚の場合は雇用側も3年以下の懲役、または300万円以下の罰金となるため管理には細心の注意が必要です。(詳しくは入国管理局のホームページをご覧下さい。)
家事代行で起こりうるトラブルとは?
家事代行サービスを提供している中で、起こりうるトラブルとしてよくあるケースをご紹介いたします。
こちらは弊社で起こったトラブルを元にしております。
・床清掃方法(大理石や掃除機の使い方、ワックスがけなどでシミができた)
・洗濯していけない洋服を洗濯または乾燥する
・防犯設備の誤動作
トラブルを回避するための防止策
起こりうるトラブルとして実例を3つほどご紹介しましたが、ピナイ家政婦サービスではトラブル防止策として、スタッフへ教育を徹底するとともに、以下をお客様へお願いしております。
1.大理石の上には物を置かないようにする
2.洗ってはいけない洗濯物は洗濯カゴにいれないようにしていただく
3.電化製品や防犯設備の使用方法の説明を事前にしていただく
トラブル発生時の対応内容
サービス提供中や、その後にトラブルだと分かった時点で、ピナイ家政婦サービスではスタッフへお伝え頂ければ、会社(日本人コンシェルジュ)へ報告する手筈になっております。その際、詳しい状況をお聞かせいただきましてトラブルの状況確認をさせていただきます。
また、ピナイ家政婦サービスは三井住友海上火災保険に加入しており、もしもの際の物損・破損に対して保険が適応されるようになっております。上限5,000万円まで保証しております。
家事代行マッチングサイト利用の注意点
安く家事代行やベビーシッターを利用できるサービスとして、近年マッチングサイトの利用をされる方も増えています。インターネット上で働き手と雇う側をマッチングし、紹介料やシステムの利用料をとることでビジネスを成立させています。
ただしこちらも会社とお客様との契約になるわけではなく、個人間での契約になるためトラブルについては自己責任となるケースが多く、「物が壊れた」「高価な時計がなくなった」「鍵を紛失された」こういったトラブルには運営会社は応じてくれないケースがほとんどです。 リーズナブルな価格は魅力的ですが、本来の“生活の質を高める”という目的とは逆のベクトルを向いてしまい、本末転倒です。