皆さん、こんにちは!ピナイ家事代行サービスというフィリピン人専門の家事代行サービスのトレーナーをしているポギーKと申します。
オリンピックも開会し、お子さまの学校も夏休みに突入。でも、今年の夏はまだまだステイホームが求められ「家で子どもと何しよう・・・」と思ってる人も多いのではないでしょうか。
そこでピナイ家事代行サービスでは、夏休みにお子さんと一緒に実践できるお掃除術をご紹介していきます。ただ掃除が上手くなるだけでなく、「掃育(そういく)ポイント」も盛り込んでますので、ぜひ試してみてください。
掃育(そういく)とは?
掃除や片付けを通して整理整頓・効率的に物事を進める力や段取り力など、子どもの生きるチカラを育むことです。ピナイ家事代行サービスでは、掃除のプロとしてお子さまの掃育を推進しています。
目次
ランドセルの掃除・メンテナンス
今回は、小学生のお子さまが毎日使ってるランドセルのお掃除です。最初はピカピカだったランドセルもいつの間にか汚れや傷も目立ってきているのではないでしょうか?
夏休みでしばらく使わない今だからこそ、子どもと一緒にランドセルのお掃除・メンテナンスを一緒にやっていきましょう。
掃育ポイント① ものに愛着を持ち、大切に使おう
ランドセルは小学校に通う6年間、毎日使うもの。しっかりメンテナンスすることで愛着が生まれ、ものを大切にし長くキレイな状態で使えます。また、汚れを意識することで、清潔に保つことの大切さも感じることができます。
普段よく使うものを大事にすることの大切さを一緒に学んでいきましょう。
ランドセルのお掃除・メンテナンス方法
※基本的に人工皮革(クラリーノ)、牛革ランドセルを想定して解説しています。
用意するもの
・マイクロファイバークロス
100円ショップなどでも売っていて、普段のお掃除でも大活躍しますので、常備しておくと役に立ちますのでオススメです。
・中性洗剤
ランドセルのお掃除は、基本的には水拭きでOK。特別な洗剤等は不要ですが、水拭きだけで汚れが落ちない場合には、中性洗剤を水で薄めてマイクロファイバークロスで拭き取ります。
※アルコール除菌スプレーや革靴用のクリーム等を使用すると変色の原因にもなりますのでご注意ください。使用する場合はメーカーのホームページ等でご確認の上、目立たない場所で試してから使用するようにしてください。
①ランドセルを裸の状態にする
まずはランドセルの中身を空にします。その際、ランドセルカバーやキーホルダーなど付けているものも外しましょう。(あとで元通りにできるように何が付いているかなど覚えておきましょう)
ランドセルの中身を取り出したあとは、ランドセルを逆さにして消しゴムのカスなどを落とします。これは新聞紙の上など掃除がしやすい場所でやりましょう。
ランドセルを裸の状態にするところからスタートです。
②汚れを拭き取る
次にいよいよ汚れを落としていきます。基本的にマイクロファイバークロスでの水拭きです。落ちにくい汚れには、中性洗剤を水で薄めて拭き取ります。
内部は鉛筆の汚れなども目立ちますので、丁寧に拭いていきます。鉛筆の汚れは、消しゴムで軽くこすって落とす。強くこすると革が傷んでしまうので要注意です。
掃育ポイント②
「こんなに汚れてるね」と声掛けしながら掃除しましょう。
子どもにとっても毎日登下校で使っているランドセルの汚れを実感することで、ものを大切にする気持ちが育ちます。乱暴に扱うと傷や汚れがついてしまうことを理解していきます。
③肩ベルト(肩ひも)のお掃除・調整
次は肩ベルト(肩ひも)のお掃除です。ここも意外と汚れている部分です。同じように水拭きしていきます。
一通り終わったら、留め具を外して掃除をしましょう結構ホコリが溜まっていたりしますので、キレイに拭き取ります。
掃除が終わったら、最後に肩ベルトの調整をします。
普段、そのままにしがちな部分ですが、この機会にしっかりベルトの長さもお子さまのサイズに合わせて調整しておきましょう。
普段のお手入れポイント
表面のホコリを払う
登下校で、思った以上に砂ボコリが付着しています。
家に帰ってランドセルを所定の位置に置く際に、乾いた布で表面をひと拭きするだけで汚れの付着や傷・ひび割れが変わってきますので習慣化しましょう。
雨に濡れてしまった場合は?
表面の水気を拭き取りましょう。そのままにしておくと、革が水を吸い込んでしまいカチカチになってしまいます。
※ドライヤー等で熱を加えて乾かすと革が劣化してしまうので要注意です。
まとめ
以上、ランドセルの掃除とメンテナンスについて解説してきました。
今回のまとめは以下です。
ランドセルお掃除方法
①ランドセルを裸の状態にする
②汚れを拭き取る
③肩ベルト(肩ひも)のお掃除・調整
※新聞紙の上など掃除しやすい場所でやる基本的にはマイクロファイバークロスの水拭きでOK!落ちない汚れには中性洗剤を使って拭き取ります。肩ベルトのお掃除も忘れずに。
掃育ポイント
① モノに愛着を持ち、大切に使おう
② 汚れや傷を意識しよう
日々使うモノを大切にし、長く大事に使えるような心を育てていきましょう。
夏休みはランドセルにとっても一休みするタイミングですので、感謝の気持ちを込めてしっかりと掃除をしましょう!