靴や服についたガムの取り方は意外と簡単!こびりついた箇所別にやり方を解説 

ガムの取り方は簡単!こびりついた箇所別にやり方を解説

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ピナイ家事ラボ編集部

日本初のフィリピン人スタッフ専門の家事代行「ピナイ家事代行サービス」が運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。ピナイ家事代行サービスの対応エリアは東京都神奈川県川崎市横浜市です。家事代行に興味のある方はぜひご利用ください。

「噛んでいたガムが服についてしまった」

「落ちていたガムを踏んで靴底にベッタリ」

靴や服についたガムがなかなか取れず、困った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ついてしまったガムを取るのは意外と簡単。身の回りにあるもので取れてしまうのです。

素材や場所によって、適したものや準備するものは異なりますが、それらを知っておけばガムがついても怖くありません。大切なのは、ガムがついてしまった場所や素材を見極めることです。それがきれいに取るコツだと覚えておいてください。

  • ガムの基本的な取り方
  • こびりついた箇所別(服・靴・床)の取り方

今回は靴や服、床についたガムを取る基本的な方法や、こびりついた箇所別にやり方をご紹介します。

(下の目次から取りたい項目にジャンプして確認してみてください)

ガムの基本的な取り方は主に4つ

ガムの取り方は簡単!こびりついた箇所別にやり方を解説

服や靴、床にガムがついてしまった時の基本的な対処法は4つあります。

【対処法】

  • 除光液
  • アルコール
  • 冷やす
  • 油分

まずはこれらの基本を覚えておくとよいでしょう。

素材によって適した落とし方があるため、具体的にみていきましょう。

除光液

マニキュアを落とす時に使われる除光液。実はガムをとる時にも使えます。除光液に含まれる「アセトン」という物質がガムを溶かす働きをしてくれます。

特に、衣類や布製品についたガムをとる時におすすめ。ガムに除光液をつけ、1分程度待つととれやすいでしょう。多少時間が経ったガムも取りやすいのがメリット。

表面に細かいガムが残っていたら、歯ブラシでこすった後、洗濯をするときれいに取れます。

除光液はシール剥がしにも使えるので、普段マニキュアをしない方も持っておくとよいかもしれません。シール剥がしについては「強力なシール跡もきれいに!シール剥がしの方法&グッズ5選」で解説しています。

注意点

除光液のデメリットとしては、匂いが気になること。人によってはキツいと感じることもあるので、十分換気してから行いましょう。

また布や衣類の素材によっては溶かしてしまう恐れもあるため、大切な衣類にはおすすめできません。

アルコール

アルコールもこびりついてしまったガムを落とすのに効果的です。

特にウイスキーは効果が高いと言われており、時間が経ち硬くなったガムにも有効。

ガムの上にあて布をして、服の裏側にコットンの浸したアルコールをつけます。

その時はトントンしてつけていくのがポイント。しみ抜きの要領といえばわかりやすいでしょうか。次第にあて布にガムがつき、こびりついたガムもとれていきます。

お酒の代わりに消毒用のアルコールもおすすめ。ウイスキーやお酒と同様の手順で、こびりついたガムも落とすことができます。

常備してある家庭も多く、ドラッグストアでも手に入れることができるので、使いやすいと言えるでしょう。

注意点

アルコールのデメリットは、布や衣類にしか使えないことです。

また、アルコールは直接ガムにつけてはいけません。

アルコールは直接ガムにあてるのではなく、当て布をした上からコットンに含ませてトントンします。

多少の手間がかかるのと、衣類や布に限定されるのが残念ですが、効果は高いので服にガムがついてしまった時は最適です。

冷やす

ガムの主成分である「植物性樹脂」。高温では柔らかくなり、低温では固まるという特性をもっているため、冷やすと取れやすい状態になります。

ガムを冷やすのに役立つモノは主に3つあります。

  • コールドスプレー
  • 保冷剤

身近にあるモノがおすすめです。

特に床など、つるっとした素材についてしまったガムを取るのに向いています。

注意点

ガムは冷やすと硬くなるので、素材から離れやすくなります。逆に凹凸がある素材や、繊維にこびりついてしまったガム、時間が経ってしまったガムは取りにくくなるため要注意です。

その場合は油分で落とすようにしましょう。

油分

ガムは油分で溶かすことができることをご存知ですか?

ガムとチョコレートを一緒に食べると、ガムはみるみる溶けてなくなってしまいます。

この特性を利用すれば、こびりついたガムを取ることができます。

油分は食用油やバターなど、家庭にあるものでOK。

油分でガムを取る方法は、「冷やしたけれど取れなかった」場合や「髪の毛についたガムをとりたい時」などにおすすめです。

注意点

油分にはガムを溶かす働きがありますが、素材によっては油ジミの残りやすいことがデメリット。チョコレートでも代用できますが、素材によっては色が残ってしまうリスクもあるので、白っぽい布や衣類は避けるようにしましょう。

油でガムを溶かした後は、洗剤をつけたり洗濯をしてきれいにするのがおすすめです。

服についたガムの取り方

お気に入りの服にガムがついてしまったらショックですよね…。

そんな時は素早く対処して、きれいに取り去ってしまいましょう。

【準備するもの】

  • 保冷剤やコールドスプレーなど冷やせるもの
  • 食用油
  • 食器用洗剤

どれもキッチンに常備されているものばかりですね。

【手順】

  1. ガムを冷やす
  2. 油分でガムを溶かす
  3. 洗剤で油分を取り去る

落とし方の手順をくわしく解説します。

①ガムを冷やす

ガムは冷やすと固まる性質があるので、それを生かして服から取りやすくします。

冷やす前はベタベタくっつきお手上げ状態だったガムも、冷やすだけでベタベタ感が減り、服から離れやすい状態に。

服の素材によっては、この時点でポロッと取れることもあります。

特にナイロンなど、つるっとした素材は期待できます。

しかし、多くの服は繊維が多く、この時点では取れにくい状態なので、冷やした後は次の段階に進みましょう。

②油分でガムを溶かす

ガムを冷やしても完全に取れない場合は、油分の力を借りましょう。

先ほどもお伝えした通り、油分にはガムを溶かす作用があるため、残ってしまったガムをきれいにすることができます。

どうしてもとれないガムも、油分をつけるとスルッととれるので試してみましょう。

しかし、デメリットはシミになりやすいこと。なるべく時間をかけずに行いましょう。

③洗剤で油分を取り去る

油分の力でガムを落とすことができても、気になるのは服に残った油ジミではないでしょうか。

そんな時は洗剤で取り除いてしまいましょう。

洗剤はキッチンの食器用洗剤が、油汚れに強いのでおすすめです。シミ部分に洗剤を塗り、その後は洗濯機に入れてまわしましょう。

また特におすすめなのは、オレンジオイル配合の洗剤です。

オレンジオイル配合の洗剤は油汚れに強く強力なため、油ジミをきれいに落としてくれます。食器用洗剤でもいいですが、スプレー容器に入ったものもおすすめ。

ガムがついたところに2~3回吹きかけ、1分程置くととれやすくなりますよ。

靴についたガムの取り方(時間が経っていない場合)

靴底についたガムは、歩くたびに地面にくっついて厄介なものです。

しかし、ガムをとりたいからといって、靴底を道路や段差部分にこすりつけるのはやめましょう。

とれないばかりか、ガムの範囲が広がってしまうだけです。

靴についたガムへの対処法は2つあります。

  1. まずは冷やして取る
  2. レシートやポケットティッシュで取る

それぞれ解説します。

①まずは冷やして取る

ガムがついてしまってから、さほど時間が経っていない場合はまず「冷やす」ようにしましょう。

踏んだばかりのガムなら、冷やすだけで取れてしまうことが多いです。

②レシートやポケットティッシュで取る

出先では冷やすものを持っていないことが多いですよね。

そんな時は、「レシート」と「ポケットティッシュ」を使いましょう。ガムを踏んだあとの応急処置として最適です。

地面に靴をこすりつける前に、レシートやポケットティッシュがないか探してください。

まずはレシートを探し、レシートがなければティッシュを使うのがおすすめです。

レシート

レシートの印刷面(ツルツル面)にガムをつけてとる方法です。

ガムを踏んでしまったら、すぐにレシートを探してください。

レシートの印刷面をガムの下につけ、そのまま地面にギュッ、ギュッ!と押し付けましょう。

その後、レシートをゆっくり剥がすと、レシートについたガムがつき、靴から剥がすことができます。

ポケットティッシュ

レシートが見当たらなければ、ポケットティッシュを使いましょう。

しかし、注意するべき点はティッシュを使うのではなく、ポケットティッシュの袋を使うこと。

ティッシュと同じく、靴底についたガムにつけ、何度も体重をかけて踏んでいきます。

ポイントはティッシュ袋の裏側を使うことです。ティッシュの取り出し口ではない方にガムをつけて取りましょう。

レシートもポケットティッシュも、靴底からガムを剥がせる原理は同じ。凹凸がある靴底に比べ、どちらもツルツルしており、ガムがつく面積が大きいためガムがそちらにつきやすいわけです。

しかし、ある程度の柔らかさがあるガムでないと取れにくいです。また、そのまま歩いてしまうとガムにゴミが付着し、レシートやティッシュで取るのが困難になるデメリットもあります。

ガムを踏んでしまったらすぐに処理することが大切です。

靴についたガムの取り方(時間が経ってしまった場合)

ガムを踏んでから時間が経つと、すでにゴミや砂利がついており、ガムが取りにくい状態になっています。

また、すでに靴底にべったりついており、そのままの状態で無理矢理取ろうとしても難しいでしょう。

その場合は、油分でガムを溶かす方法にシフトしましょう。

油分はサラダ油が使いやすくおすすめですが、他のものでも構いません。

【準備するもの】

  • 歯ブラシ(使い終わった古い歯ブラシがおすすめ)
  • 油(サラダ油など)

【手順】

  1. ガムがついた靴底を裏返しにする
  2. ガムに油をたらす
  3. 歯ブラシでこする
  4. ティッシュで拭き取る

ガムが靴底についてしまったら慌ててしまいますよね。

しかし冷静になって準備できるものを探し、なるべく早く取ってしまうのがおすすめです。

①ガムがついた靴底を裏返しにする

靴底を裏返しにして処置しやすくします。

②ガムに油をたらす

ガムに油を垂らします。

③歯ブラシでこする

歯ブラシ(古い歯ブラシがおすすめ)でガムをこすります。

④ティッシュで拭き取る

ガムが溶け小さくなったら、ティッシュで拭き取りきれいにします。

一番手っ取り早いのは「冷やして取る」方法ですが、出先だと冷やすものを持ち歩いていないことが多いですよね。

そんな時は、レシートやポケットティッシュを探してみてください。

レシートやポケットティッシュで取りきれなかった場合は、帰宅後に油で溶かし、歯ブラシでこすり取れば完全にきれいにすることができるでしょう。

床についたガムの取り方

フローリングや畳など、床にガムがついてしまった時はヘラがあると便利です。

ヘラは100均でも売られていて、ガム以外の汚れを取る時にも使えるので持っておくとよいでしょう。

床についてしまった時は、「冷やす→ヘラで取る→拭き取る」が基本の取り方です。

【準備するもの】

  • 氷や保冷剤
  • ヘラ
  • 雑巾
  • 除光液やベンジン

【手順】

  1. ガムを氷で冷やす
  2. ヘラでガムを取る
  3. 除光液やベンジンで拭き取る

①ガムを氷で冷やす

まずはガムを冷やし、硬くして取りやすい状態にしましょう。

ビニールに入れた氷や保冷剤をガムに当てます。

冷やさずに取ろうとすると、ガムが伸びてしまいやすく、床に残ってしまうので注意しましょう。

②ヘラでガムを取る

ガムを冷やして硬くなったら、ヘラを使って除去していきます。

フローリングやクッションフロア、タイルであればするっと剥がれやすいのでおすすめです。

しかし、やみくもに取ろうとすると床が傷つく恐れも…。ヘラは床に対して約45度の角度で当てて削り取るのがきれいに仕上げるコツだと覚えておきましょう。

③除光液やベンジンで拭き取る

②の段階できれいに取れなかった場合は、除光液やベンジンを使って拭き取りましょう。

雑巾やコットンなどにこれらをつけ、残りのガムを拭き取ります。

畳やカーペットなどはガムが残ってしまいやすいので、この方法がおすすめです。

しかし、除光液やベンジンは床の素材によっては溶かしてしまったり、色落ちや変色する可能性もあるため様子をみながら行いましょう。

まとめ:ガムの取り方は「こびりついた箇所」によって異なる

服や靴、床についてしまったガム、実は自分たちで簡単に取れることをお伝えしました。

身近な物で取ることができるので、どこかについてしまっても慌てず対処すれば大丈夫です。

しかし、ガムがついてしまった場所、素材によって使う物や取り方が異なります。

基本的な対処法・取り方は主に4つです。

  • 除光液
  • アルコール
  • 冷やす
  • 油分

ガムがついてしまった場所や素材を見極めることが、きれいに取るコツだと覚えておきましょう。

また、ついてしまったガムは、時間が経つ前に取ることも大切です。

後回しにせず、可能な限りすぐに対処していきましょう。

その他にも、汚れの落とし方についてまとめた記事もあります。

汚れに困ったら、こちらの記事も参考にしてみてください。

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