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「家にホコリが溜まってしまうけれど、どのようになくせばいいのか分からない」と困っていませんか?
部屋のホコリには、ダニや雑菌が多く含まれているため、定期的にきれいにすることが大切です。
ホコリをなくす方法を知っていれば、いつでも掃除ができるようになります。
(今回の記事でわかること)
- 部屋のホコリの原因
- ホコリをきれいにする手順
- ホコリを発生しにくくするコツ
ホコリをなくす方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
部屋のホコリの原因
原因は、3つあります。
- 衣類や布団から出る繊維クズ
- 花粉や砂ぼこり
- 人のフケや髪の毛
- ダニや菌類
衣類や布団は使っていると、毛羽立ってきます。
毛羽立ちから発生した繊維クズが空気中に舞うことでホコリとなるのです。
原因になりやすい布製品は、衣類や布団、カーテン、カーペットなどが挙げられます。
また花粉や砂ぼこりなど外から運ばれるものもホコリの原因です。
出かけるだけでも、外から汚れを持ち込んでしまいます。
さらに人のフケや髪の毛も、繊維クズと絡まることでホコリに変化するのです。
人のフケが絡まったホコリをエサにダニもよってくるため、徐々に部屋が不衛生な環境になります。
部屋のホコリを掃除するべき理由
ホコリには、アレルギーの原因物質であるダニや細菌が含まれています。
ダスキンの調査では、以下の結果が報告されているのです。
ハウスダストの中はアレル物質となるダニ、カビ、菌のすみかです。
平均的な一般家庭のハウスダストを調べると、1gの中にダニ約2,000匹、黒カビ約3万個、細菌約800万個(※1)が検出されました。 (引用:DUSKIN「ハウスダストとは?」) |
そのため、ホコリを放置しているとアレルギー症状を引き起こすことも。
さらにはダニの死骸だらけのホコリを放置することで、害虫が寄ってくることも考えられます。
アレルギー対策のためにも、定期的にホコリを取ることは重要です。
ホコリが溜まりやすい場所
ホコリが溜まりやすい場所は、家具・家電の裏、コンセントの差し込み口です。
家具・家電の裏は風通しが悪く、ホコリが溜まりやすい場所です。
特に、布製品が多く置いてあるリビングや寝室などはよく溜まるため、定期的に掃除しましょう。
コンセントの差し込み口に溜まったホコリは、放置しておくと空気中の湿気を吸って漏電することも。
発火して火事になるリスクもあるため、定期的な掃除が必要です。
部屋のホコリをなくす方法
部屋のホコリをなくしたい場合、以下の3ステップを参考に掃除しましょう。
<部屋のホコリをなくす方法>
- 上から順番にモップで拭く
- 掃除機をかける
- 換気をしてホコリを逃がす
部屋のホコリをなくしたいと考えている方は、以下を参考にしてみてください。
①上から順番にモップで拭く
ホコリを取る場合は、上から順番に掃除をします。
ホコリの特徴は、重力でゆっくり下に落ちていくことです。
そのためハンディモップを使って、下に下ろしていくイメージでホコリを取りましょう。
いきなり水拭きしてしまうと、水分でホコリが張り付いてしまい掃除がしにくくなります。
乾いたハンディモップなどを活用してください。
床まできれいにできたら、このステップは完了です。
②掃除機をかける
ホコリを取ったら仕上げに掃除機を使います。
モップがけをする前に、掃除機をかけるのはやめましょう。
掃除機はゴミを吸うために、排気口から空気を出しています。
モップがけの前に掃除機をかけると、多くのホコリが空中に舞い上がってしまうのです。
掃除機をかける時には、1平方メートル四方を20秒かけてゆっくり動かすのがポイント。
早く動かすと、ホコリを吸いきれません。
モップがけの後にゆっくり動かしながら、家具や家電の裏まで丁寧に掃除してください。
③しばらく換気をしてホコリを逃がす
最後にしばらく換気をして、ホコリを外に逃がします。
掃除をするときは、どのように気をつけていても、ホコリが舞い上がってしまうものです。
10分程度開けておいて、新鮮な空気に入れ替えましょう。
換気をするときは、必ず2箇所の窓を開けて空気の流れを作ることを意識してみてください。
部屋のホコリをなくす5つのコツ
コツは、以下の5つです。
<部屋のホコリをなくす5つのコツ>
- 空気清浄機を活用する
- 柔軟剤で拭き掃除をする
- 布製品を減らす
- 帰宅前に外で体をはたく
- 便利家電に頼る
できるだけ部屋にホコリを溜め込みたくない方は、以下のコツも参考にしてみてください。
空気清浄機を活用する
ホコリ対策には、空気清浄機を活用するのがおすすめです。
空気清浄機は、空気をきれいにしながら布製品から出てくる繊維クズも吸い取って集めてくれます。
さらに花粉や雑菌が豊富に含まれるハウスダストもかき集めてくれるため、アレルギー対策にも一役買ってくれるでしょう。
空気清浄機を置けない場合は、2時間に1回ほど換気するだけでも効果があります。
5分程度の換気でも、ホコリを外に出せるため、気づいたときに空気の入れ替えをしてください。
柔軟剤で拭き掃除をする
柔軟剤で拭き掃除をすることで、ホコリをなくせます。
ホコリは静電気で引き寄せられ、鏡や棚に引き寄せられるのが特徴です。
時間が経つと壁や棚にくっついていたホコリが床に落ちてしまうため、きれいにしたのにすぐに汚れてしまいます。
柔軟剤で鏡や棚の拭き掃除をすることで、静電気が抑えられ、ホコリは吸着しません。
柔軟剤は原液を使うのではなく、水1リットルに数滴垂らした混合液を使ってください。
スプレーボトルに詰め替えて、乾いた布を使って拭いていきましょう。
布製品を減らす
ホコリの発生源である布製品を減らしてみてください。
ソファーやクッションカバーを革製のものにしたり、カーペットやマットは除去したりしてみましょう。
カーテンなどは、どうしても付けなければいけないため、こまめに洗ってホコリが出にくい状態にしておくのがおすすめです。
要らない布製品は断捨離して、ホコリが溜まりにくい環境を作ることが大切です。
断捨離のやり方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
帰宅前に外で体をはたく
帰宅前には、外で体をはたくようにしましょう。
帰宅した時には、服に予想以上にホコリが付いているものです。
そのまま入ってしまうと、砂ボコリや花粉を家に持ち込むことになります。
外で上着やマフラー、帽子などを中心にポンポンと払ってから家の中に入るようにしてください。
便利家電に頼る
忙しくどうしても定期的にホコリを除去できない方は、便利家電に頼ることもおすすめです。
例えば、掃除機をかけてくれるルンバなどは、外出中に付けておけば自分が動かなくても勝手に床に落ちているホコリを除去してくれます。
さらに、ホコリ防止のために布製品を洗うときでも、ドラム式乾燥機付き洗濯機を利用すれば、干す手間が省けるため洗濯のハードルが下がります。
定期的なホコリの掃除が難しいなら、便利家電の利用も検討してみましょう。
便利家電について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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定期的に掃除して部屋のホコリをなくそう!
ホコリは生活している以上、どうしても出てきてしまうものです。
しかし放置しておくと、アレルギー症状が出てきたり、害虫が発生したりします。
コンセントの差し込み口や家具・家電の裏などは重点的に掃除をしてください。
今回紹介した部屋のホコリをなくす方法は、以下の通りです。
<部屋のホコリをなくす方法>
- 上から順番にモップで拭く
- 掃除機をかける
- 換気をしてホコリを逃がす
今回紹介した5つのコツを参考に、部屋のホコリをなくしてみましょう。