子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

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ピナイ家事ラボ編集部

日本初のフィリピン人スタッフ専門の家事代行「ピナイ家事代行サービス」が運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。ピナイ家事代行サービスの対応エリアは東京都神奈川県川崎市横浜市です。家事代行に興味のある方はぜひご利用ください。

何度整えても、すぐに散らかってしまう子ども部屋。どのような収納にすればキレイな部屋をキープできるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、子ども部屋の収納について、使いやすく片付けやすい仕組み作りのポイントをお伝えします。子どもは年齢によって必要なものや遊びたいおもちゃが次々に変化していきます。年齢別の収納のポイントも合わせて解説しますので、参考にしてみてください。

子ども部屋の収納は使いやすく片付けやすい仕組みが大事

子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

子ども部屋の収納で大切なことは、見栄えよくキレイに整えることではなく、子ども自身が使いやすく片付けやすい仕組みを作ることです。子ども部屋が散らかる原因は、子どもに片付けの能力がないことではなく、仕組みが整っていない環境であることがしばしば。

つまり、片付けにくい原因を取り除くことで、子どもが自主的に片付けられるようサポートすることができます。ここからは、使いやすく片付けやすい収納のために、親が考えるべきポイントをお伝えします。

親が勝手にルールを作らない

子ども部屋の収納を考えるときには、親が勝手にルールを作るのではなく、子どもと一緒に考えることが大切です。

・どこに入れるのか考えるのが面倒

・収納場所が遠いのでつい出しっぱなしにしてしまう

・背の高さに合っていない、引っかけにくい

など、子どもが使いづらいと思っていることを聞き出し、どうすればストレスなく片付けられるかを一緒に考えましょう。考えたり工夫したりすることで、「自分で答えを見つける力」を身につけることにもつながりますよ。

勉強と遊びのエリアは必ず分ける

たとえ狭い子ども部屋であっても、勉強と遊びのエリアは分けておくことをおすすめします。机に向かったときにおもちゃやマンガなどが目に入る環境だと、すぐに集中力が切れてしまうからです。小学校低学年までの間はリビング学習をする家庭も多いと思いますが、その場合も学用品の収納スペースとおもちゃの収納スペースは分けるようにしましょう。

子どもが物をすぐに失くすのは子育てのあるあるですが、エリアを分けていないことで、さらに失くし物や忘れ物が増える可能性もあります。収納スペースが少ない場合は、「おもちゃはこのカゴに入る分だけ」など子ども部屋に置いておく量を調整しましょう。

子どもの変化に対応できる収納グッズを選ぶ

子どもは年齢によって必要なものが目まぐるしく変化します。今までお気に入りだったおもちゃで突然遊ばなくなったり、習い事に必要な道具がどんどん増えたりと、収納を何度も変更することになります。

収納グッズは用途が限定されたものではなく、子どもの変化に柔軟に対応できるものを選んでおくと、成長に合わせて長く使うことができますよ。

例えば、

・棚の高さが自由に変更できるラックを選ぶ

・子どもが使わなくなっても利用できるようシンプルなデザインを選ぶ

など、変化に備えた収納グッズを選ぶようにしましょう。

子ども部屋(3歳~5歳)収納のポイント

子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

ここでは、幼児期(3歳~5歳)の子ども部屋の収納について、気を付けたいポイントをお伝えします。小学生になると持ち物が一気に増えるので、「こうすると取りやすいよ」「ここにあると便利だね」といった片付けのポイントは就学前に伝えておきたいですよね。小さい子でも迷わず分かりやすい収納のポイントを解説します。

おもちゃは細かく分類しすぎない

お片付けの習慣をつけたい3歳~5歳の時期は、子どもが迷わない収納の仕組みを作ることが大切です。お片付けのたびに子どもがおもちゃをどこに片付けるのか迷ってしまうと、片付けは面倒だというイメージを持ってしまうこともあります。

カテゴリーで分類して収納するのがお片付けの基本ですが、子どもが頭を使わなければいけないような細かい分類は避けましょう。年齢が小さいうちはおもちゃは細かく分類しすぎず、大きな箱にざっくりと片付けられたら十分です。

収納場所がパッと見て分かるラベリング

「どこに何を入れたらいいのか」がすぐに分かるよう、絵や文字でラベルを作って収納ケースに貼る(ラベリング)もおすすめです。ここでも、親目線でラベリングするのではなく、子どもと相談しながら収納場所を決めるといいですよ。

子どもの遊び方を見ながら、ある程度は親が誘導し、「場所はどっちがいいかな?」と、最終的な判断は子どもに任せるようにしましょう。子どもに決定権を与えることで、主体的にお片付けをしようという気持ちが育ちます。

引き出しよりカゴがおすすめ

小さい子でも使いやすく片付けやすい収納を考えるのであれば、収納ケースは引き出しよりカゴタイプがおすすめです。引き出しの収納は、物を取り出すときも戻すときも「まず引き出しを開ける」というひと手間が必要になります。

カゴタイプの収納ケースであれば、ケースを手前に引っ張り出さなくても取り出す・戻すの作業を行うことができます。取り出す・戻すのハードルをなるべく下げておくほうが、片付けの習慣は身につきやすいでしょう。

子ども部屋(小学校低学年)収納のポイント

子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

小学生になるとランドセルや教科書といった学用品が増えることで、幼児期よりも持ち物の管理が大切になります。小学校低学年くらいの子は、たとえ使いづらくても「なぜ使いにくいのか」ということを自分から言い出すことはあまりありません。そのため、うまくいっていなさそうだなと感じたときは親が上手にサポートしてあげることが大切です。

ランドセル(学用かばん)は置くだけでOKな場所にする

小学生が毎日使うランドセルは、もっとも収納場所にこだわっておきたいものの1つです。

ランドセルが使いやすい場所にあることで、毎日の宿題や準備がとてもスムーズに進みます。ランドセルは子どもの腰あたりの高さにポンと置くだけでOKな場所がベストです。

全国的にタブレット学習が始まり、小学生のランドセルは今まで以上に重たくなっています。少し持ち上げなければ置けない場所や、ラックに入れ込むような収納は、まだ体が小さい子どもにとって使いづらい可能性があるためよく検討しましょう。

学用品は使用頻度で収納場所を考える

教科書やプリントだけではなく、習字道具や絵の具、鍵盤ハーモニカなどなど、とにかく学用品が増えるこの時期。かさばるものも多く、形もバラバラなので、収納場所には本当に困りますよね。

学用品は、

・毎日必要なもの

・週1で持ち帰るもの

・長期休みに持ち帰るもの

など、使用頻度で分けて収納場所を考えましょう。

ラックはいっぱいで置き場がない場合、壁や柱にフックをつけて引っかける収納がおすすめです。長期休みに持ち帰るものは、収納場所が子ども部屋でなくても問題ありませんが、あらかじめ置き場を決めておくほうがスムーズです。

なんでもボックスを作る

すべてのものをきっちりと分類して収納するのは難しいので、なんでもボックスを用意しておくと便利です。作りかけの折り紙やお気に入りのシールなど、ジャンルが決められないものはなんでもボックスにまとめて収納しておきましょう。

ボックスがいっぱいになったら子どもと一緒に必要なものと不要なものを分けるなど、ものが増えたときのルールも設定しておくといいですよ!必要なものや使いやすい収納のかたちはどんどん変わるため、ある程度の「ゆるさ」を残した収納にすることも大切です。

子ども部屋(小学校高学年)の収納で気をつけるポイント

小学校高学年は、体も心も大人に向けて大きく成長していく時期です。持ち物も一段と増えていきますが、子どもの気持ちやこだわりを尊重した収納を心がけましょう。

モノが増えても定位置に戻せる工夫を

小学校高学年になると、塾に通い始めたり、習い事の数が増えたりと、持ち物はさらに多くなります。定位置が決まっていないとモノが散乱し、いつも何か探している状態にもなりかねません。必要なモノの量を見直したり、子どもが使いやすい場所に変更したり、収納に工夫が必要になってきます。

子ども部屋は広さが確保できないことも多いので、おすすめはフックや突っ張り棒を利用した引っかける収納です。

・フックを壁に取り付ける

・突っ張り棒でスペースを作る

など、手軽な方法でも十分に収納量を増やすことができるので、子どもと相談しながら試してみてください。S字フックがグラグラして引っかけにくい、突っ張り棒が安定しない、などプチストレスがないようにすることが大切です。

子どものプライバシーを尊重する

小学校高学年になると、お友達とのケータイでのメールのやりとりや、自分の世界に入って描いているマンガなど、親に見られたくないと思うことも増えてきます。散らかっているからといって親が勝手に片付けをしたり、毎日あれこれと口出ししたりしないことを心がけましょう。

毎日探し物をしている、準備がスムーズに進まないなど、何か問題がありそうだと思ったときは、子どもに一言「こうすればいいと思うけどどうかな?」声をかけたうえで一緒に収納を見直すことが大切です。

こだわりを否定しない

子どもが考えた収納は、大人から見ると合理的ではないことも多々あります。「そこに置くと邪魔だと思うけど…」「今使うものだけ置いておけばいいのに…」と思ったとしても、子どもにとってはあえてそこに収納しているということもよくあるケースです。ついつい否定したくなる気持ちを一旦抑え、まずは様子を見守りましょう。

子どもは自分自身で使いやすい方法を考え、トライアンドエラーを繰り返すことで成長します。試してみてうまくいかないようであれば、子どもの気持ちを理解したうえで新たな提案をしてみましょう。

まとめ

子ども部屋の収納を年齢別に紹介!使いやすく片付けやすい仕組みとは

子ども部屋の収納は、キレイに整頓することがゴールではなく、子どもが自分自身で考えたり工夫したりする力を身につけてもらうことです。そのためには、親が手出しをしすぎず、子どもが使いやすい形を相談しながら一緒に決めていくことが大切です。

子ども部屋は広いスペースが確保できないことが多いので、収納にはたくさんの試行錯誤が必要になります。しかし、片付けのストレスが少しでも小さくなると、日々の生活がグンと快適になりますよ。子どもや家族の生活スタイルに合わせて、最適な収納のかたちを探してみましょう。

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