皆さん、こんにちは。ピナイ家政婦サービスのトレーナーをしているポギーKです。
今回は「ぬいぐるみ」のお掃除についてご紹介していきます。
お子さまが大切にしているぬいぐるみ、中には洗えるものもありますが、色落ちが心配だったり洗い方が分からなかったりで、つい掃除を後回しにしてしまいますよね。
でもぬいぐるみは、ダニの温床になっていることもあるのでしっかり掃除する必要があります。
そこで、今回は洗濯できないぬいぐるみを重曹を使ってドライクリーニングする方法をお教えします。結構インパクトがあるやり方なので、ぜひお子さまと一緒に楽しんでお掃除してみてください。
■掃育(そういく)とは?
掃除や片付けを通して整理整頓・効率的に物事を進める力や段取り力など、子どもの生きるチカラを育むことです。ピナイ家政婦サービスでは、掃除のプロとしてお子さまの掃育を推進しています。
目次
掃育ポイント① オーガニック洗剤・重曹について
重曹とは、いわゆるオーガニック系の洗剤です。一般的な合成洗剤のような石油から作られた有機物ではないので、環境にやさしいのが特徴です。自然素材なので小さなお子さまがいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
また、持続可能な開発目標(SDGs)にも「目標14【海洋資源】海の豊かさを守ろう」とありますが、重曹であれば無機物なのでSDGsの中でも安心して使うことができます。
小学校も高学年になってくると、SDGsについても触れているようですので、この機会にお子さまと環境問題について話をしてみてはいかがでしょうか。
洗えないぬいぐるみを重曹を使って汚れスッキリ
さあ、お掃除開始です。
今回用意するものは、粉末タイプの重曹と、ぬいぐるみが入るサイズのビニール袋です。あとは掃除機と掃除するスペースに敷く新聞紙です。
お掃除の中で重曹の粉をはたき落とすため、なるべく広く掃除しやすい場所に新聞紙を敷いて始めます。
用意するもの
・掃除したいぬいぐるみ
・重曹(粉末タイプ)
・ビニール袋(ぬいぐるみが入るサイズ)
・掃除機
・(新聞紙)
①ぬいぐるみをビニール袋に入れる
では、はじめましょう。まずはぬいぐるみをビニール袋に入れます。小さめのぬいぐるみであればジップロックでも大丈夫です。
②重曹を入れて振る
この袋に重曹を入れます。汚れの多くは酸性なので、重曹のようなアルカリ性の洗剤を使うことで中和させ、汚れが浮き出て簡単に落ちやすくなります。
真っ白になるくらいまんべんなく振りかけます。
子どもはこういう作業、結構楽しんでやりますよね(笑)。
「こんなに入れちゃっていいのかな・・・」と心配になるかと思いますが、思い切って入れてしまって大丈夫です。
さらに袋の封を締め、シャカシャカ振ります。
ビニール袋の場合はやぶれないように注意しましょう。
③重曹を馴染ませる
この状態で30分~1時間ほど放置して馴染ませます。
④袋を開いて重曹を落とす
時間が経ったら袋を開いて重曹を払い落とします。これは新聞紙の上などでやるようにしましょう。
まずは手で払い、その後は掃除機で吸い込みます。
繊維の細かいところまで重曹が入っている場合もあるので、丁寧に吸い取っていきましょう。
袋の中に余った重曹は、別のお掃除でも使えるので保管しておいてください。
掃育ポイント② 汚れに適した洗剤を使おう
汚れの多くは酸性なので、重曹のようなアルカリ性の重曹を使うことで中和させ、汚れが浮き出て簡単に落ちやすくなります。お子さまには洗剤にはたくさんの種類があり、落ちやすい汚れと落ちにくい汚れがあって、適した箇所に使うのが大事だということを教えてあげましょう

まとめ
重曹を使ったぬいぐるみのドライクリーニング、いかがだったでしょうか。それでは本日のおさらいです。
洗えないぬいぐるみを重曹を使って汚れスッキリ
①ぬいぐるみをビニール袋に入れる
②重曹を入れて振る
③重曹を馴染ませる
④袋を開いて重曹を落とす
ビニール袋に入れたぬいぐるみに重曹をまんべんなく振りかけ放置。馴染ませたあとに掃除機で重曹を落とすと、洗濯できないぬいぐるみも汚れスッキリ!
掃育ポイント
①オーガニック洗剤・重曹について
②汚れに適した洗剤を使おう
オーガニック洗剤である重曹は環境にやさしいのが特徴。「酸性の汚れには重曹のようなアルカリ性」など、汚れの種類に適した洗剤を使うことを教えてあげましょう。
以上、今回は洗えないぬいぐるみのお掃除をしてみました。オーガニックの洗剤を使っているので地球にも優しいです。環境を大切にすることも一緒に伝えていきたいですね。