時間がたった油染みの落とし方を分かりやすく解説!自宅にあるアイテムできれいにしよう

時間がたった油染みの落とし方を分かりやすく解説!自宅にあるアイテムできれいにしよう

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ピナイ家事ラボ編集部

日本初のフィリピン人スタッフ専門の家事代行「ピナイ家事代行サービス」が運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。ピナイ家事代行サービスの対応エリアは東京都神奈川県川崎市横浜市です。家事代行に興味のある方はぜひご利用ください。

「ピナイ家事代行サービス」を運営しているピナイ家事ラボ編集部です。

お気に入りの服に油シミがついてしまったらがっかりしますよね。

とくに油シミは洗濯をしてもなかなか落ちず、お手上げという方も多いのではないでしょか。

じつは、服についた油シミは、重曹や食器用洗剤など自宅にあるアイテムできれいに落とすことができます。

この記事では、服についた油シミの落とし方を解説しています。

外出先での応急処置から、時間がたった油シミの落とし方までお伝えしているのでぜひ参考にしてください。

服につく3つのシミの種類

シミの種類はざっくりと「油溶性」「水溶性」「不溶性」の3つに分けられます。

油に溶けるのが「油溶性」、水に溶けやすいのが「水溶性」、水にも油にも溶けないのが「不溶性」です。

はじめにシミの特性を知ると、シミ抜きをするときに役に立ちますので、次にそれぞれのシミの特性について解説していきます。

油溶性のシミ

水に溶けにくく油分を含んでいる汚れは、油溶性のシミです。

「油溶性のシミ」には、植物油、チョコレート、カレー、口紅、ファンデーション、油性ペンなどがあげられます。

油溶性のシミは水洗いだけでは落ちないことが多く、汚れ具合によって、食器用洗剤、クレンジングオイル、除光液、ベンジンなどを使ってシミ抜きします。汚れがひどい場合には漂白剤を使うこともあります。

水溶性のシミ

「水溶性のシミ」は水洗いだけでキレイにすることができるので、衣類に汚れがついたらすぐに対処します。そうすれば、洗剤を使わなくても汚れを落とすことが可能です。

「水溶性のシミ」には、コーヒー、紅茶、ジュース、ワイン、醤油、水性ペンなどがあります。

ご家庭での普段のケアは、洗濯用洗剤を使えば簡単にできます。

ただし、水溶性のシミは時間が経てばたつほど酸化して落ちにくいシミに変わってしまうので、漂白剤を使用することもあります。

不溶性のシミ

不溶性のシミは、水にも油にも溶けにくく、この3つの中でも一番厄介なシミといえます。

「不溶性のシミ」の原因は、泥、墨汁、金属のサビなどがあげられます。

泥汚れの場合、固形物がついているので、まず歯ブラシなどを使って汚れを根気よく取り除くのがポイントです。

そのあと、洗濯洗剤とつけてシミ抜きします。また、このような不溶性のシミ汚れには、固形石けんや歯磨き粉を使用するとよい場合もあります。

ついたばかりの軽い油シミの落とし方

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食事中に衣類についてしまった油汚れは、気づいたらすぐに落とすのが一番です。ここでは、重曹や食器用洗剤など、家庭にあるアイテムで手軽に汚れを落とす方法を解説します。

重曹を使う方法

重曹は油汚れを分解するのが得意なアイテムで、軽い油シミなら洗剤を使わなくても重曹だけで汚れを落とせる可能性があります。

重曹は食べ物の油シミだけでなく、ワイシャツやTシャツについた汗や皮脂汚れにも効果的です。

【用意するもの】

  • 重曹
  • バケツ

【重曹で油汚れを落とす手順】

1.重曹ペーストを汚れにぬる

大さじ1杯の重曹に少量の水を加えて、重曹ペーストを作ります。ペーストにすることで、重曹が生地の汚れになじみやすくなります。

この重曹ペーストを油汚れがかくれるくらいぬりましょう。

2.もみ洗いをする

バケツに入った水に服を入れ、汚れと重曹をしっかりとなじませるようにもみ込みます。

できればお湯(40〜50℃くらい)を使うと、汚れがさらに落ちやすくなります。

3.放置する

このまま30分ほど放置します。重曹が油汚れをゆっくりと分解します。

4.洗濯機で洗濯する

最後に、洗濯機で普段と同じように洗います。

上記の方法は、重曹をペースト状にして汚れにぬり、放置して洗濯するという手軽さがあります。

食器用洗剤を使う方法

食器用洗剤に含まれている界面活性剤は、衣類についた油シミを浮かせて落とします。

どのご家庭にもあるアイテムですので手軽に試すことができます。

【用意するもの】

  • 食器用洗剤(中性の液体食器用洗剤)
  • バケツ
  • お湯
  • ブラシ(歯ブラシ、洗濯用のブラシ)

【食器用洗剤で油汚れを落とす手順】

1.お湯(40〜50℃くらい)につけて油をゆるませる

バケツにお湯をはり、油シミのある部分をつけて油汚れをゆるませます。

2.汚れに食器用洗剤をつける

油汚れに直接、食器用洗剤をかけ、やさしくもみ込んで汚れを浮かせます。

3.ブラシでやさしくたたく

洗濯用のブラシで、小刻みにトントンとたたくと効果的です。

シミの外側から内側に向かってたたくとシミが広がりにくいです。

4.すすぐ

最後に水でよくすすぎます。あとは普段と同じように洗濯機で洗いましょう。

時間がたった強い油シミの落とし方

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衣類についた油汚れは、時間が経つほど乾いて汚れが落ちにくくなります。

そこで、ここではメイクを落とす時に使用するクレンジングオイルを使う方法を紹介します。

クレンジングオイルは、油成分が入ったメイクをすっきりと落とす洗浄力の高いアイテムです。

口紅やファンデーションが衣類についてしまったときはもちろん、うっかり汚れを放置してしまったときには、クレンジングオイルを試してみてください。

クレンジングオイルを使う方法

【用意するもの】

  • クレンジングオイル

【クレンジングオイルで油汚れを落とす手順】

1.油シミにクレンジングオイルをかける

クレンジングオイルを乾いた生地の油汚れに直接かけます。

(※クレンジングオイルは水を加えると乳化して洗浄力が落ちてしまうので、必ず乾いた汚れに使用してください。)

そして、汚れとよく馴染むようにやさしくもみ込みます。

2.5分ほど放置する

油汚れがしっかりとクレンジングオイルに吸着するように短い時間放置します。

3.すすぐ

きれいな水ですすいだら、洗濯機で洗いましょう。

作業着についた頑固な油シミの落とし方

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作業着用の洗剤を使う

作業着についた頑固な油汚れには、油汚れに特化した洗剤を使うのが効果的です。

作業着専用の洗剤は、ホームセンターなどで購入でき、汚れの範囲に合わせてさまざまな種類のものがあります。

例えば、油汚れが部分的にこびりついている場所にぬるタイプのものや、スプレータイプのもの、洗濯機に入れるタイプのものなどさまざまです。

このような油汚れ専用の洗剤には、消臭や殺菌効果も期待できるものが多く、油特有の臭いもスッキリとするでしょう。

綿麻素材なら煮洗いする

綿や麻などの天然素材でできた衣類は、耐熱性があるので煮洗いができます。

ただし、ウールや化学繊維(ポリエステル、ナイロンなど)は、生地を傷めてしまうので煮洗いをしてはいけません。

【用意するもの】

  • 大きめの鍋
  • 洗濯用の粉石けん

【煮洗いで油汚れを落とす手順】

1.鍋に粉石けんを入れる

鍋に水をはり、洗濯用の粉石けん(水1リットルに対し、大さじ1杯程度が目安)を入れて火にかけます。

2.衣類を鍋に入れて10分煮る

衣類をしっかりと洗濯液にひたして、10分程度ぐつぐつと煮洗いします。

3.汚れが落ちているか確認する

衣類を取り出して冷まします。汚れが落ちているか確認して、落ちていなければ石けんをつけてもみ洗いをします。

※やけどに注意し、必ず衣類が冷めるまで待ってから作業してください。

4.すすぐ

きれいな水ですすぎ、洗濯機で洗います。

煮洗いをすると汚れを落とすだけでなく、消臭や殺菌効果も期待できます。

外出先での応急処置

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衣類についた油汚れは、時間が経てばたつほど繊維に定着してしまいます。そのため、着ていた服に油汚れがついてしまったときは早めに対処します。

とはいえ、外出先などすぐに汚れを落とす作業ができない場合もあるでしょう。そんなときは、その場でできるだけ油汚れを落としておくと後々の作業がラクになります。

ここでは、外出先で簡単にできる応急処置を紹介します。

【用意するもの】

  • ティッシュ
  • 石けん(近くに使用できる石けんやハンドソープがあるとき)

【外出先での応急処置の手順】

  1. 油汚れを拭き取る

服についてしまった油汚れは、まずティッシュで拭き取ります。

このとき、汚れが周りに広がらないように軽くたたくようにするのがポイントです。

布をこするのではなく、油汚れをティッシュに移すような感じで行います。

2.水でぬらしたティッシュで汚れを軽くたたく

乾いたティッシュを汚れた部分の布裏にあてます。汚れがついた部分の布を、上から挟むようにして、水と石けんを含んだティッシュでぽんぽんと軽くたたいていきましょう。

このとき、油汚れが広がってしまわないよう、汚れの周りから中心に向かって手を動かします。

3.最後に洗い流す

石けんを使って汚れを落としたら、その部分の布をつまんで水で洗い流します。

水だけで応急処置したのであれば、そのまま乾しましょう。

このような方法で応急処置をおこなっても、油シミが残ることがあります。外出先から帰宅したら、なるべく早く洗濯をしてシミ汚れのケアをすることをおすすめします。

自宅で落ちない汚れはクリーニング店を利用

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服についてしまった汚れがなかなか落ちないとゴシゴシとこすりたくなります。しかし、逆に油汚れが繊維の深くに入ったり、布を傷めてしまったりする原因になります。

これまでに紹介した方法で油シミが落とせないときや、服の素材によって自宅でのケアが難しいときは、クリーニング店を利用することも検討します。

ここで注意したいのは、クリーニングとシミ抜きは全く別のお手入れ方法だということです。

汚れがひどい場合だと、クリーニングしただけではシミがきれいに落ちない場合もあります。

お店によってはシミ抜きサービスを行っているところもあり、プロに相談するのも手です。

まとめ|服についた油シミは早めに対処するのがベスト

時間がたった油染みの落とし方を分かりやすく解説!自宅にあるアイテムできれいにしよう

Tシャツやパーカー、ズボンなどの衣類についた油汚れは、重曹や食器用洗剤などご家庭にあるものを使って汚れを落とすことができます。

油シミをきれいに落とすには、素早く対処することが一番です。

時間がたつほど油が衣類に定着してしまうので、油シミに気づいたら早めに汚れを落としましょう。

ぜひ今回紹介した方法を試して、お気に入りの服を気持ちよく着てくださいね。

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