家事や掃除を「平日と休日」でルーティン化するやり方とは?

家事や掃除を「平日と休日」でルーティン化するやり方とは?

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ピナイ家事ラボ編集部

ピナイ家政婦サービスが運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。

どんなにがんばっても、毎日毎日終わりがないのが家事ですよね。週に一回掃除をするにも、汚れがたまってなんだかやる気が出なかったり、夕飯を作るにも時間がかかるので結局外食して食材を余らせたり…。洗濯物は畳んでも畳んでもきりがなくて、つい後回しにするからたまって大変主婦の皆さんも、1人暮らしの方でも、誰でも経験のある事と思います。

どうせやらなければならないものなら、どうにかして楽に家事をする方法はないものか、悩んでしまいますよね。そこで今回は平日と休日に分けて、普段の掃除や料理、洗濯をなるべくシンプルに、なるべく頑張らずに習慣化(ルーティン化)してしまう方法についてご紹介していきたいと思います。

家事をルーティン化するには?

平日と休日でやることを決めておく

「家事を頑張るぞ」と思い立った時は、どうしても完璧を目指したくなりますよね。テレビで見たキラキラしたカリスマ主婦や生活感のない部屋に憧れて、あれもこれも頑張るのだけれど、どれも三日坊主になりがち。

特に共働きや小さいお子さんのいるご家庭で、忙しい平日に毎日掃除・洗濯・料理をするなんて現実的ではありません。結局できない日が多くて、散らかった部屋やたまったホコリを見るたびに罪悪感が高まってしまうなんてことも…。

だからといって休日にまとめて全部の家事をしようと思ったら、せっかくのお休みが終わってしまって疲労感ばかりが残るということになってしまいます。これでは全く健康的ではありませんよね。ルーティン化の基本は、無理をしないことです。絶対に欲張らず、まずはほんの数分から。歯磨きやお化粧と同じように当たり前にできる量と時間で、平日と休日の「これだけやる」を決めておきましょう。

無理せずに続けられる環境を整える

節約したい時に、一番労力がかからなくて効果があるのは、家賃やスマホ代などの固定費を見直すことだといいます。家事も同じです。ルーティン化して負担を減らすためには、無理せずに続けられるような環境と道具をそろえてしまいましょう。

例えばわざわざ掃除機を収納から出すよりは、掃除用シートで拭く方が手軽です。手の届くところにワイパーと掃除用シートを置いておくだけで、掃除のハードルは下がります。また、おしゃれなお皿や複雑な調理器具をそろえると、最初は気分が上がるけれど、管理するのも洗うのも大変。それよりも、焦げ付かないフライパンと鍋が一つずつ、そしてレンジで使える耐熱容器があれば料理が一気に楽になるはず。洗濯物を畳むのが大変なら、いつも使う服を畳まずに吊るしておける数まで断捨離してしまえば毎日の労力は格段に少なくて済みます。

そもそものやらなければならない作業を減らしておくことで家事そのものにかかる絶対的な時間が短くなるから、習慣化しやすくなるのです。

家事や掃除を「平日と休日」でルーティン化するやり方とは?

平日のルーティン家事

平日の掃除は「ついで」だけにする

ホコリがたまった朝のうちに床と玄関を掃除して、朝食が終わったらキッチン、それからお風呂場とトイレ、とできれば理想的ですが、忙しい朝に毎日こんなことはできませんね。

例えば、音が出て準備に手間も時間もかかる掃除機は休日だけにしてしまいましょう。平日は朝の準備のついでか夜帰って来た時に荷物を下ろすついでに、ワイパーと掃除用シートでどこか1か所の床を拭くだけにする。これは15分間で十分です。月曜日は玄関、火曜日は寝室、水曜日はリビングと決めて、5分間シートで床掃除して、終わればそのシートは捨てるだけ。タイミングが決まればルーティン化しやすく、数分とはいえ定期的に掃除をするから汚れが溜まりません。

この床掃除を基本として、何となく汚れると嫌なトイレ掃除は、入浴前に便器と床を掃除用シートで一通り拭くだけにします。こちらはお風呂前の習慣にすれば、3分もかかりません。油はねがこびりつきやすいキッチンも、料理が終わったらウェットティッシュかキッチンペーパー1枚でさっと拭くだけで汚れの定着がしにくくなります。

これらの「ついで」がルーティン化できれば、驚くほど汚れがたまりにくくきれいがキープできます。余裕が出てくると、ゲームをするついでにテレビ周りを拭いたり、メイクを落とすついでに鏡を洗濯前のタオルで拭いたり、と同じ動作で簡単にルーティンが増やせてどんどん部屋がきれいになっていきます。

平日の料理は30分以上かけない

一汁三菜きっちり作るのが理想かもしれないけれど、毎日それが負担になっては料理も続きません。

実体験として平日の料理に30分以上かかると、夜のゆっくりできる時間も減りますし、作ろうという気力がわかなくなってきます。また節約のために自炊をする人は多いですが、食材を余らせてロスを出してしまうようではお財布にもやさしくありません。

平日の料理は肩ひじ張らず、汁物品とフライパンか鍋でおかずを作るだけで十分です。もう一品なら、加熱の合間に例えばキュウリやキャベツを袋に入れて塩もみにしたり、ツナと和えたりするだけ。最近ではレンジだけでできる簡単レシピもたくさん見られますよね。

休日の項目で詳しくお伝えしますが、休日に買ったお肉や野菜を下ごしらえして冷凍してあれば、それを加熱するだけなので、まな板と包丁も使わなくて済む日ができますし、耐熱容器やフライパンをそのまま食卓に出せば見た目も豪華で洗い物も減ります。

ルーティン化するコツは、朝起きてすぐと帰宅してすぐにお湯を沸かすことです。お湯を沸かす癖がつけば、ちょっとその辺を拭いたり手を洗ったりしているうちにお湯が沸き、鍋にお湯を移して冷凍した野菜やお肉、乾燥わかめなどを放り込んで煮るだけですぐに汁物ができますし、お茶やコーヒーをいれる準備もできます。1品でもスムーズに作れるようになると、習慣化しやすくなりますよ。

平日の洗濯は全部を畳まない

特に家族がいる場合、洗濯ものを干して畳むのは大仕事です。手を付けるのも嫌になってしまいがちですよね。

特に、服を一つ一つ床に広げたりアイロンをかけたりして畳むのは本当に時間がかかります。そこで、まずはハンガーにかけたまましまっておけるよう服の数を調節するのはどうでしょうか。大半の服はハンガーに干して、ハンガーのまま取り込んでクローゼットにかけるだけです。どんな服を持っているか一目で把握できて、新しいものを買ったら古いものを処分することで収納もすっきりします。かかっている服をたたんだり直したりは衣替えの時だけにするのです。

さらにYシャツやブラウスのアイロンがけは休日に回し、平日はやりません。そうすれば、毎日畳むのはタオルと下着と靴下だけになります。これで片づけるのがずっと楽になります。

洗濯物を外に干すことを前提とした場合、洗濯機をまわすタイミングとしては朝ですよね。1時間も洗濯が終わるのを待っていられないなら、「スピーディ」や「倍速」ボタンを押して30分で終わるようにしてしまいましょう。また、部屋干しするなら夜ですが、食事の前に服を全部入れて洗濯機をまわして食後に干すのがおすすめです。お風呂の水を使う場合は、夕食ではなくお風呂の前後にすれば無駄がありません。効率的なタイミングを模索するようにしましょう。

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休日のルーティン家事

掃除は時間と日付を決めて

休日は平日にできなかった少し手間のかかる家事をするチャンス。でも、せっかくのお休みにあれもこれもはしたくないですよね。何から手を付けていいか分からずにダラダラと続けると、次々に汚れが気になって、気の休まらないお休みになってしまうかも。そうならないために、いつ何をするかを決めてしまいましょう。

例えば、平日にできない部屋の片づけと掃除機がけを、毎週末の朝ごはんが終わった後30分以内で済ませることを基本にします。その他に、お風呂の徹底掃除は毎月1週目の休日に、2週目の休日は整理整頓、3週目は窓とベランダ掃除、4週目は寝室のメンテナンスというように、ごみ出しの曜日のような感覚でどれか一つずつやってみましょう。

モチベーションアップのために、月に1回お友達を家に呼ぶのもおすすめ。人が来るとそれだけできれいな部屋にしたくなりますよね。ルーティン化されればお家がどんどんきれいになるので、かかる時間が減っていくことがわかりますよ。

買ってきた食材を切って漬けておく 

週末の時間を使って、作り置き料理をする人も多いと思います。でも、一度に何品も作ると、コンロを長時間使って、洗って、気付いたら何時間もかかってしまった、という経験はありませんか。

平日に楽をするための作り置きで疲れたら本末転倒。料理が大好きでストレス発散になるという人以外は、手の込んだ作り置きは不要です。あくまで平日の補助としてする作業なら、最大でも1時間以内。これには、買い物から帰って来た後の時間をあてるようルーティン化することをお勧めします。1週間分安く買ってきた食材を切って、新鮮なうちに下ごしらえしてしまいましょう。冷凍して解凍することでお肉に味がしみるので、しょうゆとみりん、塩とにんにくなど、シンプルに下味をつけておけば、そのまま解凍して野菜と合わせるだけで料理が完成します。傷みやすいきのこ類は、ほぐして冷凍すると栄養価も高まりますし、冷蔵庫でしなびてしまう人参はまとめてピーラーでむいて軽くゆでるだけで、すぐに使える冷凍野菜になります。ブロッコリーやいんげん豆は塩ゆでして冷凍しておいて、温め直せばお弁当にも便利ですよね。

下ごしらえがしてあると、平日の料理はレンジでチンするだけ、フライパンで焼いたり蒸したりするだけの時短料理になります。食材ロスもぐっと減るはず。ちなみに、豚コマにしょうゆとみりん、生姜チューブを少し入れた味付け肉と、同じく切って冷凍して置いた玉ねぎを弱火のフライパンで蒸せば生姜焼き風のおかずが10分でできるので、初心者の方にお勧めです。

アイロンがけは朝か夜にまとめて

アイロンがけや大きなものの洗濯など、手間と時間がかかるものは休日の朝か夜、ライフスタイルに合わせて一気にやってしまいましょう。

例えばシーツを洗うのなら休日の朝起きたときにそのまま洗濯機へ、取り込んで寝る前にベッドメイク、とすれば習慣化しやすいのですが、アイロンがけは意外と曲者です。Yシャツやブラウスのアイロンがけを平日に毎日するなんて嫌ですよね。夏は暑いし、アイロンを出すのも面倒。かといってクリーニングに出すほど余裕はない、というご家庭が多いかと思います。

毎日お父さんがスーツを着ていくご家庭ならば、平日の枚数+1枚だけYシャツを買っておき、新しく買うときに一枚捨てると便利です。休日のアイロンがけのコツは、同じタイミングで洗濯ものの片づけなどとまとめて一気にできるタイミングを作ること。例えば「笑点」が始まるくらいの時間にアイロンを登場させるなど決まったルールを作ってルーティン化してしまいましょう。テレビ番組を基準にすると、その時間はテレビの前に集まってアイロンがけや洗濯物の片づけを一気にしてしまい、夕食の支度を始めるルーティンを作りやすいのでとても快適です。

家事や掃除を「平日と休日」でルーティン化するやり方とは?

まとめ 家事や掃除をルーティン化するには?

 休日と平日の家事ルーティン化するコツは、「やることを決めてしまうこと」と「無理せずに続けられる環境を整えること」です。

毎日する歯磨きだって、食後の3分間だから続けられるもの。特に忙しい平日は家事に長時間を使ってはいけません。掃除はついでに拭くだけ、料理は30分間で作れるだけ、たたむのは下着類とタオルだけと決めて、決めたものを毎日続けましょう。

休日も時間と日を決めて、それ以上はやらないのが平日に疲労感を残さず休日を楽しむコツ。レジャーの予定がある休日は月に1週くらいサボってもいいし、負担が大きいと感じたら平日も2日に1回にすれば大丈夫。罪悪感があると家事をするのが嫌になってしまうので、次の日から気にせず続けて当たり前にすることが大切です。

ルーティン化が一度できれば、少し休んでもすぐに元のリズムに戻すことができます。まずは1週間、そして1ヶ月続けてみてください。特に掃除は、毎日少しの習慣で目に見えて部屋がきれいになり、続けることで満足感が得られるので、5分では足りないと思うようになるかもしれませんよ。皆さんの毎日が少しでも快適なものになりましたら幸いです。