無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

この記事を書いた人
ピナイ家事ラボ編集部

日本初のフィリピン人スタッフ専門の家事代行「ピナイ家事代行サービス」が運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。ピナイ家事代行サービスの対応エリアは東京都神奈川県川崎市横浜市です。家事代行に興味のある方はぜひご利用ください。

ピナイ家事代行サービス」を運営しているピナイ家事ラボ編集部です。

「無洗米は、お米の味が落ちる」そう思われている人は多いかもしれません。

しかし、無洗米は栄養価が高く、炊き方や保存方法を工夫することによっておいしくいただくことできます。

そこでこの記事では、無洗米のメリットとデメリット、おいしい炊き方や保存方法を紹介します。

無洗米は「お米を研ぐ」手間も省けるので、時短家事をしたい方におすすめですよ。ぜひ試してみてください。

無洗米はどのようなお米なの?

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

そもそも、無洗米とはどのようなお米なのでしょうか。

無洗米をこれから試してみたいという方は、安全性も気になりますよね。ここでは、無洗米と精白米の加工過程の違いなどをお伝えします。

私たちに馴染みのあるのが、精白米です。精白米(いわゆる普通のお米)は、玄米から「ぬか層」や「胚芽」を取り除いたものです。

精白米の表面には、この精米作業では取りきれなかった「肌ぬか」が残っています。この肌ぬかは粘着性があるため、精米したお米を炊く前に、水で洗い流す必要があります。

いっぽう、無洗米は、この「肌ぬか」まで取り除いたお米です。ですので、肌ぬかを水で取り除く必要がなく、研ぎ洗いする工程をはぶくことができるのです。

このように、無洗米は精白米の表面に残ったわずかな「肌ぬか」を取り除いたお米であることが分かりました。加工過程において、異物を添加しているわけではないので、安全な食品であると言えます。

無洗米のデメリット3選

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

無洗米にはどんなデメリットがあるのでしょうか。

価格が高い

無洗米のデメリットは一般的な精白米よりも、少しだけ価格が高いことでしょう。 無洗米のほうが、精白米と比較して5〜8%ほど高い価格になっていることが多いです。

これは、製造過程で手間がかかることや、精白米よりも肌ぬか分が落とされていることによる正味量の多さが原因です。

選べる銘柄が少ない

無洗米の普及にともない、選べる銘柄も増えつつありますが、一般的な精白米に比べてまだまだ種類が少ないのが現状です。

とはいえ、「コシヒカリ」や「あきたこまち」など有名な銘柄の無洗米はありますので、おいしいと思える銘柄に出会える可能性は十分にあります。

乾燥しやすい

肌ぬかはお米の酸化を早めるため、肌ぬかがきれいに取り除かれている無洗米は精白米より美味しさが長持ちするともいわれています。

しかし、無洗米にはこの肌ぬかがないため、乾燥しやすいという特徴があるのです。また、ほかの食品とのニオイ移りも気にしなくてはいけません。

そこで、無洗米をおいしく保存するための方法を紹介します。

【無洗米の保存方法】

  • 風通しのよい冷暗所におく
  • 米びつや、密閉容器に入れて乾燥やニオイ移りを防ぐ
  • 夏場は、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室(10℃以下)で保存する

お米の酸化が進んで味が落ちる前に消費するのが基本です。あまり大量に購入しすぎないのもポイント。開封、未開封にかかわらず、1〜2ヶ月を目安に食べきりましょう。

無洗米のメリット4選

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

無洗米はデメリットだけではありません。上手に活用すれば、時短家事の味方になってくれることもあります。

調理時間が短縮できる

毎日おこなう家事の負担を、少しでも減らしたいと思っている人も多いですね。

無洗米にしたら「研ぎ洗い」の手間がなくなり、調理が少しラクになったという声もあるようです。

また、無洗米なら冬場に冷たい水でお米を研ぐことがなくなるため、家事の負担が一つ減ります。

無洗米は、忙しいときに調理時間の短縮ができ、手間の削減ができるメリットがあります。

水の使用量を節約できる

無洗米は、表面についた米ぬかを研ぎ洗いする手間がないので、水を節約できます。

例えば、1回の洗米で使用する水の量が6リットルだとすると、毎日お米を炊いたとして、1年間で約2200リットルもの水が必要になります。

無洗米は、これだけの水を節約することが可能になるので、その差は大きいですね。

また、台所から排水される「お米のとぎ汁」には、リンやチッ素が含まれており、これが川や海の汚染原因にもなります。

これらのことから、無洗米は家庭での節水ができ、環境にも配慮した食品であることが分かります。

無洗米は安全安心な作り方である

 無洗米を作るには、次の4つの製法があります。

①BG精米製法(ヌカ式):粘着力の強い肌ぬかの性質を利用して、肌ぬかをはがし取る製法

②タピオカ式:米に少量の水を加え、タピオカに付着させて取り除く製法

③研磨式:ブラシや不織布などで磨いて、肌ぬかを取り除く製法

④水洗い式:肌ぬかを水で洗い落とし、素早く乾燥させる製法

いずれの製法にしろ、薬品などを添加して肌ぬかを取り除いているわけではないので、無洗米は安心安全に作られていると言えそうです。

水溶性ビタミンが2倍

無洗米の栄養価が気になる人も多いでしょう。

お米の主成分である「炭水化物」や「タンパク質」は、普通のお米とまったく変わりありません。

無洗米は水で研ぎ洗いをしないので、水溶性ビタミンが流れ出てしまうのを防げるのです。特にビタミンB1とナイアシンは、研いだお米と比べると2倍近くも多く含まれます。

無洗米のおいしい炊き方

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

無洗米を簡単においしく炊くポイントは、以下の3つです。

無洗米用の計量カップを使用

無洗米専用の計量カップが市販されていますので利用すると便利です。この専用カップは、従来とぎ洗いして捨てていた「肌ぬか」の分だけ、お米を少なく計ることができるアイテムです。

無洗米専用の計量カップでお米を「すりきり」で計った場合、水加減は炊飯器の目盛り通りにしましょう。

もし、無洗米専用の計量カップがなければ、炊飯用の計量カップで米1カップにつき、水を大さじ1、2杯多く入れてください。

これは、無洗米は肌ぬかをすでに取り除いているため、同じ1カップでも精白米より正味量が多くなるためです。

水加減が少ないと、ご飯が固く炊き上がることがあるので計量はしっかりおこないます。

水加減に気をつける

お米をおいしく炊きたい時は、水加減に気をつけましょう。お米を研ぎ終えたら、水分をしっかり切った状態で水を計量するのがベストです。

精白米ならば、お米1合に対して1.1~1.2倍、約200mが適量です。

いっぽう、無洗米なら、お米1合に対して水はやや多めの1.3~1.4倍、約230mlが適量です。

とはいえ、炊き上がりの食感には好みがありますので、家庭によって水の量を調節してみてくださいね。

吸水時間をとる

無洗米を炊く前に、米の中心まで十分に水分を浸透させましょう。吸水時間をとることで、お米がふっくらと炊き上がります。

夏場は30分、冬場は1〜2時間を目安にしっかりとお米に水を吸わせます。

ただし、お米は2時間で吸水が飽和状態になることが分かっています。これ以上に長い時間浸し続けなくてもおいしくいただけるでしょう。

まとめ|手軽でおいしい無洗米を上手に活用しよう

無洗米のデメリットは何?無洗米のおいしい炊き方や保存方法も解説

無洗米はデメリットばかりではなく、炊き方や保存方法を工夫すれば、簡単においしくいただける食品であることが分かりました。

毎日の食事に欠かせないお米を、手間なくおいしく調理したいという人も多いはず。

無洗米を上手に活用することで、手軽に炊飯でき、調理時間も短縮できます。そうすると、料理する人も笑顔になるかもしれませんね。

単発で利用したい方にオススメのプラン
\格安:1時間あたり1650円(税込)~/
家事代行プライムアウトレットの詳細
※初回利用の方は1000円OFF

ピナイ家事代行サービスの対応可能エリアは東京都神奈川県(横浜市、川崎市、鎌倉市)です。特に人気の高いエリアは3つあります。

  1. 港区
  2. 世田谷区
  3. 渋谷区

\その他のエリアはこちら/
ピナイ家事代行サービスの対応可能エリア
※プランはご自由に選べます

今話題のフィリピン人家事代行、何がすごい?
答えはこちら