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水まわりの中でも、特に汚れやニオイが気になるトイレ。
「キレイを保ちたい!」
「なんだか最近、ニオイが気になる・・!」
「でも掃除はなるべくラクしたい・・」
そんなふうに考えている方も多いのでは?そこで今回は、キレイなトイレを保つための最適な掃除頻度と掃除のコツを解説します。
一口に「トイレ掃除」と言っても、やることはたくさん。意外と正しいトイレ掃除の方法って分からない方も多いのでは?
- 便器
- 便座
- 床
- 壁
- トイレタンク、など
この記事では場所ごとに理想の掃除頻度をまとめました。また、トイレ掃除をラクにする方法も併せて解説。キレイなトイレを効率的に保つためのヒントにどうぞ。
目次
【場所別】トイレ掃除の最適な頻度と掃除のコツ
トイレ掃除は、便器・床・タンクなど、場所によって掃除頻度が変わります。
ここでは、掃除場所を以下の3つに分けて、理想の掃除頻度と掃除のコツをご紹介します。
<トイレの掃除場所3種類>
- 汚れが直接つく場所
→便器・便座・フタ - 見えない汚れがたまりやすい場所
→床・壁・カバー類 - 見落としがちだけど掃除が必要な場所
→タンク・ノズル・コンセント・換気扇
それぞれ順番に見ていきましょう。
便器・便座・フタは毎日の掃除がベスト!
汚れが直接つく、便器・便座・便器のフタは、毎日の掃除が理想です。なぜなら、放置するとすぐに汚れやニオイがひどくなり、あっという間に「使いたくないトイレ」になってしまうからです。
「毎日トイレを掃除するなんてめんどう‥‥‥」と感じるかもしれませんが、1回の掃除は1分程度でOK。付着してすぐの汚れは、軽い掃除で十分キレイになりますよ。
掃除をする際のコツは、以下の2点です。
<毎日のトイレ掃除のコツ>
- 便器のフチを磨く
- 便座の裏側を丁寧に拭く
便器のフチや便座の裏側は、汚れやすいうえに、目に触れづらい箇所でもあります。気づくと汚れがこびり付いていることが多い場所なので、意識して掃除することが大切。
もし「時間がない」「やる気が起きない」というときも、見える汚れは最低限その日のうちにキレイにするよう心がけましょう。
基本のトイレ掃除のやり方は「トイレ掃除はこれだけでOK!必要な洗剤・道具も解説」でも紹介しているので、参考にしてみてください。
床・壁・カバー類の見えない汚れは週1でリセット!
一見キレイに見える床や壁・トイレカバー類にも、飛び散った尿やトイレの水などの見えない汚れが付着しています。
放置するとカビやニオイの原因になってしまうので、週1で拭き掃除をするのがおすすめです。
壁や床は、トイレ用のお掃除シートで拭き掃除をすればOK。トイレカバーや便座シートは、新しいものに取り換えたり、洗濯したりして清潔にしましょう。
週1回の掃除のコツは以下の2つです。
<週1のトイレ掃除のコツ>
- 便器と床のつなぎ目をキレイにする
- 腰から下部分の壁を丁寧に拭く
トイレの床の中でも、「便器と床のつなぎ目」は、スキマが狭く掃除しづらい場所です。細かい部分に汚れがたまりやすいので、隅まで拭き掃除をしましょう。
またトイレの壁は、腰より下の部分に尿や水滴といった汚れが飛び散りやすいです。放置すると壁からニオイが発生してしまうこともあるので、丁寧に拭くと良いでしょう。
余裕があるときは、毎日触れるホルダーやドアノブもついでに拭き掃除をしておくと清潔です。
タンク・ノズル・コンセント・換気扇は月1でお手入れしよう!
トイレ掃除と言えば便器を思い浮かべやすいですが、タンクやノズルといった目立たない場所にも汚れはたまっていきます。トイレを気持ちよく使うためにも、月1回を目安にお手入れをしましょう。
トイレタンクは、専用の洗剤や重曹を投入することで簡単にケアができます。
ノズルはトイレ用の掃除シートで汚れを拭き取りましょう。細部や小さな穴には、古い歯ブラシを使うとスムーズです。
コンセントや換気扇にたまったホコリも、トイレ用シートで拭き取ります。換気扇についた大きめのホコリは、はじめに掃除機で吸うと拭き掃除がラクですよ。
トイレ掃除の最低限の頻度|放置するとどうなる?
理想の掃除頻度を頭ではわかっていても、なかなか実践できないこともあると思います。
そこで次は、「トイレ掃除の最低限の頻度」を見ていきましょう。
- 便器・便座・フタの最低頻度は週1回
- 床・壁・カバー類の最低頻度は月1回
- タンク・ノズル・コンセントの最低頻度は3か月に1回
- 換気扇は年に1回が最低頻度
「少なくてもこのくらいはやろう」という目安があることで、忙しい中でもトイレのキレイをキープすることができるはずです。
便器・便座・フタの最低頻度は週1回
毎日の掃除が理想的な「便器・便座・便器のフタ」は、最低でも1週間に1回は掃除したい場所です。時間が経つと汚れがこびり付いたり蓄積したりして、落とすのに時間がかかるようになってしまいます。
また目に見える汚れが増えると、「掃除したくない」という気持ちになりやすいのもデメリット。心理的な掃除の負担を減らすうえでも、少なくても週に1回は掃除するのがおすすめです。
便器・便座・便器のフタの汚れを放置するデメリットは、以下のとおりです。
<放置することで起きる問題>
- 便器や便座が黄ばむ
- 汚れがこびり付いて落としづらくなる
- 掃除をしたくなくなる
- ニオイの原因になる
- 詰まりの原因になる、など
汚れやニオイがひどくなると、来客時に急いで掃除してもカバーするのが難しくなります。また、賃貸だと退去の時にクリーニング代を請求される場合もあるので注意が必要です。
1回の掃除も15分ほどでできるので、休日などを利用してぜひ掃除をしましょう。
床・壁・カバー類の最低頻度は月1回
汚れが見えづらい床・壁は放置されがち。
しかし、放置すると汚れが染みつき、壁紙や床自体がニオイの発生源になったり、湿気を吸ってカビが発生したりすることもあります。そのため、少なくとも月1回は拭き掃除をするのがおすすめです。
またトイレカバーも飛び散った汚れを吸い続けます。ニオイが発生する前に、月1回は取り換えたり洗濯したりしましょう。
床・壁・カバー類の汚れを放置するデメリットは、主に下の5つです。
<放置することで起きる問題>
- 汚れや湿気が染み込む
- 常に臭うトイレになってしまう
- カビが生えやすくなる
- 変色する
- 汚れ・ニオイが落ちにくくなる、など
見えない汚れがたまると、「便器をキレイにしたのにトイレが臭い!」ということになりかねません。
汚れが目立たないからこそ、定期的な掃除を意識するのがポイントです。
タンク・ノズル・コンセントの最低頻度は3か月に1回
常に水がたまっているトイレタンクは、放置するとカビが発生します。
理想の掃除頻度は月1回ですが、できない場合も3か月に1回は手入れするようにしましょう。
またウォシュレットのノズルは、トイレのたびに汚水が付着する場所でもあります。清潔に使用するためにも、定期的な掃除が大切です。
コンセントのホコリは湿気やニオイを吸い込みます。放置するほどガンコになっていくので、3か月に1回は取り除くようにしましょう。
<放置することで起きる問題>
- タンクのカビが便器にも繁殖する
- ウォシュレットノズルにカビが生える
- ウォシュレットが故障する
- 汚れが便器にも付着する
- コンセントのホコリからニオイが発生する、など
放置してひどくなった汚れは、トイレの清潔感を壊すだけでなく、部品が故障する原因にもなります。
タンクには専用の洗浄剤、ウォシュレット・コンセントにはトイレ用の掃除シートを使えば掃除ができるので、季節の変わりなどを目安に掃除をしましょう。
換気扇は年に1回が最低頻度
換気扇はホコリがたまると性能が悪くなり、ニオイや湿気がトイレにこもってしまいます。
放置しすぎると換気扇自体が故障する危険性もあるので、少なくとも1年に1回は掃除をするのがおすすめです。
<放置することで起きる問題>
- ホコリがたまって換気がうまくできなくなる
- ニオイがこもる
- トイレにカビが発生しやすくなる
- 換気扇の故障に繋がる、など
換気扇は、目に見えるホコリを取り除くだけでも清潔感キープに繋がります。
掃除機やお掃除シートを使い、お手入れをするようにしましょう。
みんなのトイレ掃除の頻度は?【一人暮らし・既婚家庭】
理想の掃除頻度があると言っても、トイレの使用頻度や家族の人数によって、各家庭の掃除頻度は前後するもの。
ここからは、実際に他の人がどれくらいの頻度でトイレ掃除をやっているかを見てみましょう。
まずは、「ひとり暮らしLab 」がおこなった、1人暮らしの大学生を対象にしたアンケートです。
1番多かったのは、同率で「1週間に1回」と「数週間に1回」。
合わせて半数以上の人が、数週間~週に1回の頻度でトイレ掃除をしていることがわかります。
また「E-LIFE」がおこなった既婚男女100人を対象にしたアンケートでは、1位が週1回で 31人。2位が週2回で26人という結果でした。
これを見ると、半数以上の既婚者家庭では、週1~2回の頻度でトイレ掃除をしているということになります。
2つのアンケートを見ると、全体的に多い頻度は「週に1回」と言えそうです。
各家庭の状況と理想の掃除頻度を照らし合わせて、最適な掃除頻度を見つけてみてください。
トイレ掃除を効率化する8つの工夫
最後に、トイレ掃除をラクにするための工夫を8つご紹介します。
簡単なものから取り入れれば、より効率的に気持ちのいいトイレをキープできるでしょう。
紹介する工夫は以下の2種類です。
<2種類の工夫>
- トイレ掃除の「頻度」を減らす4つの方法
- トイレ掃除の「負担」を減らす4つの方法
順番に解説します。
トイレ掃除の「頻度」を減らす4つの工夫
まず、トイレ掃除の頻度を減らす工夫は以下の4つです。
<トイレ掃除の頻度を減らす工夫>
- 座って用をたす
- 使用後はフタを閉める
- トイレ洗浄剤を使う
- 撥水コートをする
「座って用をたす」「使用後はフタを閉める」の2つは、尿やトイレの水の飛び散りを防ぐための対策です。便座や壁・床への汚れをある程度予防できるため、掃除の頻度を減らすことに繋がります。
また置くタイプやスタンプタイプのトイレ洗浄剤の使用もおすすめ。水を流すたびに便器を掃除したり、汚れがつきにくいようコーティングしてくれたりします。
ガンコな汚れは落としきれませんが、毎日のキレイをキープするのに役立つでしょう。
汚れの防止には、水回り用の撥水コーティング剤もおすすめです。
トイレ掃除の「負担」を減らす4つの工夫
続いて、トイレ掃除の負担を軽くする方法をご紹介します。
<トイレ掃除の負担を減らす4つの工夫>
- こまめな掃除を心がける
- カバーを使い捨てにする
- 防汚フィルターやシートを活用する
- トイレブラシを使わない
トレイ掃除の負担を軽くする1番堅実な方法は、こまめに掃除することです。
こまめな掃除は一見めんどうに感じるかもしれませんが、汚れが浅い方が掃除にかかる時間・労力が少なくすむため、結果的に掃除の負担が軽くなります。
トイレカバーは、使い捨てタイプにすると洗濯の手間が減ってラク。
こだわりがない場合は、思い切ってカバー類を使わないという手もあります。また防汚フィルターやシートは、汚れ防止に効果的。
換気扇フィルターをつけたり、床と便器の境にマスキングテープなどを貼ったりすれば、掃除の時短になるでしょう。
最後に、「トイレブラシが汚い気がして、なんとなく使うのがイヤ」と感じる方も多いのではないでしょうか?
ブラシのせいで掃除を負担に感じる場合は、便利グッズを使って、汚いトイレブラシから解放されるのも効果的です。
便利グッズには以下のようなものがあります。
<汚いトイレブラシを使わないためのグッズ>
- 強力洗浄剤
- 使い捨てブラシ
- 泡洗剤
ぜひ気になる方法を取り入れて、より効率的にトイレ掃除をやってみてくださいね。
まとめ:自分の家庭に合った頻度でトイレ掃除をしよう
今回は、場所別に理想のトイレ掃除の頻度を紹介しました。
<理想の掃除頻度>
- 便座・便器・便器のフタ
→毎日(最低でも週1回) - 床・壁・カバー類
→週1回(最低でも月1回) - タンク・ノズル・コンセント・換気扇
→月1回(最低でも3か月に1回)
家族の人数やライフスタイルによって最適な掃除頻度は変わります。
理想の掃除頻度と合わせて、自分の家庭に合った掃除頻度を見つけてみてください。トイレのニオイが気になる方は「【トイレのニオイの原因は壁!】消臭アロマスプレーを作る方法をご紹介」の記事もあります。
定期的な掃除で、気持ちのいいトイレをキープしていきましょう!
関連記事:「家のベストな掃除の頻度は?毎日できる掃除のコツを紹介!」