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「窓の近くは冷えるし、なかなか部屋が暖かくならない」寒い日は部屋の中で快適に過ごしたいですよね。
部屋の寒さを防ぐには、窓からの冷気をシャットアウトしたり、部屋の暖かい空気が外に逃げたりしないように工夫することが大切です。
とはいえ、窓をリフォームするなど大がかりな対策をするのが難しい人も多いでしょう。
そこでこの記事では、簡単にできて、部屋の寒さを防ぐのに効果がある対策を紹介します。ぜひ参考にして、寒い季節を快適に過ごしてください。
目次
窓の寒さ対策が重要な理由
窓は熱の移動が大きい
現在の窓は、気密性が高いものが多いですが、壁ほど厚みはなく断熱材も入っていません。
窓は外気と常に接しているので、窓の近くは冷えやすいと言えます。そして、暖房などで温められた部屋の空気は、窓から逃げていきやすいのです。
また、築年数の経った住宅は、窓のサッシがゆがんで、そこからすきま風が入り込むこともあります。
このように、窓は外気の影響を受けやすく、熱の移動が大きいので季節に合った対策が必要なのです。
冷えは体調を崩す原因になる
「冷えは万病の元」と言われるように、身体に様々な不調をもたらします。冷えは風邪を引きやすいだけでなく、頭痛、肩こり、不眠、身体のだるさなどの原因になります。
また、寒い季節は入浴時の事故が増えることも分かっています。
寒い脱衣所で服をぬぎ暖かい湯船につかる、暖かい部屋から寒い部屋へ移動する時に、血圧が安定せず身体に負担がかかるため、ヒートショックが起こるのです。
いずれにせよ、部屋の温度の急激な変化は体調を崩す原因になります。とくに高齢者がいるご家庭では、十分な寒さ対策が必要ですね。
簡単にできる!窓の寒さ対策アイテム5選
窓から冷気が入るのを防ぎ、部屋の暖かい空気が逃げないようにするには、窓に断熱対策をするのが有効です。ホームセンターや100円均一ショップなどでも手に入り、簡単な寒さ対策ができるアイテムを紹介しますね。
プラダン
プラダンとはプラスチックでできた段ボールのことで、半透明の板材として市販されています。
プラダンを窓に貼りつけると、窓まわりの冷たい空気と、部屋の空気が触れないような間仕切りとなり、断熱効果を高められます。
プラダンに使われているポリプロピレンという素材には、窓ガラスよりも3〜4倍の断熱性があることが分かっています。
さらにプラダンの断面は、紙の段ボールのように波打った形状をしており、ここに空気の層ができ熱を通しにくい構造のため、断熱素材として適しています。
プラダンを窓に直接貼る場合は、窓の大きさに合わせてカットし、両面テープでしっかりと貼り合わせてください。
よく開閉する窓には、プラダンを立てかけておくだけでも効果的なので、ぜひ試してみてください。
断熱シート
窓に直接貼りつけるのが断熱シートです。水で接着するタイプなら、貼り直しができるので初心者でもきれいに貼れます。薄手で軽量のため見た目もスッキリと仕上がります。
接着剤やテープを使わずに静電気の力で吸着するので、はがした「跡」が残らないのも嬉しいポイント。
窓用の断熱シートは様々なタイプのものが市販されていますが、ここでは、水で貼るタイプの断熱シートの貼り方の手順を紹介します。
【準備するもの】
- 水ではる断熱シート
- ハサミ
- 霧吹き
【断熱シート貼り方の手順】
- 窓についた汚れやホコリをきれいに取り除く
- 窓の大きさに合わせて断熱シートをカットする
- 窓ガラスに霧吹きでたっぷりと水を吹きかける
- 断熱シートの向き(水貼り面)を確認して、窓の上から順に貼りつける
- シートの真ん中から外に向かって空気をぬく
すき間テープ
サッシから入るすきま風を防止するには、すき間テープを活用します。
普段はあまり気にしませんが、外気に触れる箇所なのでこちらも対策をすると断熱効果がアップします。
すき間テープは窓の大きさに合わせて自由にカットでき、柔軟に曲がります。窓の立て付けにすき間がある箇所に合わせ、テープで埋めるように貼りつけましょう。
こちらも、汚れや結露によって粘着力が弱まると防寒効果が落ちてしまうため、汚れや水分を取り除いてから貼ります。
遮熱断熱カーテン
断熱カーテンとは、室内外の熱の出入りを遮断する効果のあるカーテンです。これにより、部屋の暖かい空気が窓から外に流出するのを防ぎます。
断熱カーテンは、生地の裏に特殊な加工とコーティングがされてあるものや、表地と裏地の間に断熱性の高いフィルムが挟んであるものまで様々。そのため、一般的なカーテンよりも厚みがあるのが特徴です。
ただし、カーテンの丈が短いと、そこから冷気が入り込んでしまいます。窓枠とピッタリのサイズか、床につくくらい長めの丈にするとよいでしょう。
カーテンライナー
今使っているカーテンを買い替えたくない場合は、断熱カーテンライナーを1枚プラスする方法もあります。
これは、既存のカーテンレールのランナーを利用して取りつけられるカーテンタイプの断熱アイテムです。
カーテンの丈も長めに作られており、窓やカーテンの隙間からの冷気の侵入を手軽にシャットアウトできます。
普段、カーテンとレースカーテンを使っている場合、レースカーテンを外して、代わりにカーテンライナーを取りつけます。
もしくは、レースカーテンは取り外さず、カーテンレールにプラスして使うこともできます。その場合は、レースのカーテンよりも窓側に取りつけるようにします。
カーテンライナーは取り外しが簡単にできるので、暖房効率を上げたいときに使用するなど季節ごとに使い分けることができますね。
すぐできる!窓以外の寒さ対策
部屋の中の暖かさは、窓から逃げやすいですが、床やドアのすき間からも熱が逃げていくことが分かっています。ここからは、窓以外ですぐに試せる寒さ対策をご紹介します。
ドアの下のすき間をふさぐ
ドアの隙間から、廊下に暖かい空気が流れ出ると、部屋がなかなか暖かくなりません。
そこで、ドア用の「隙間テープ」をドア下に貼りつけて、すき間をふさぎましょう。暖かい空気がドアのすき間が外に流れ出るのを防ぎ、暖房効率をアップさせます。
カーペットやアルミシートを敷く
床がひんやりしていると、それだけで寒く感じますね。足元を暖かくすることは、寒さ対策に有効です。
床にカーペットやラグを敷いて直接肌が触れないようにしましょう。その時、カーペットの下にアルミシートを敷いておくとさらに断熱効果がアップします。
部屋を加湿する
室内が同じ20℃でも、湿度が40%と60%なら、湿度が高い60%の方が体感温度は暖かいと感じるものです。
加湿器を上手に利用すると、ぐっと部屋の湿度を快適に保つことができます。喉の乾燥を防いで、風邪対策もできますね。
サーキュレーターで空気を循環させる
暖められた空気は、部屋の天井に集まり、冷たい空気は足元に降りてきます。これを解消するために、サーキュレーターで部屋の空気を循環させましょう。
このとき、サーキュレーターの風が天井に当たるように角度を調節します。そうすることで、上にたまった暖かい空気を、部屋にまんべんなく届けられます。
また、部屋の空気を循環させることは、結露防止にもなりますよ。
まとめ|窓から入る冷気を防いで、寒い季節を快適に過ごそう
部屋の寒さ対策には、窓から入る冷気をシャットアウトして、部屋の暖かい空気を外に逃がさないことが大切です。
窓周りに、断熱シートや断熱カーテンをつければ、簡単に寒さ対策ができます。
窓以外にも、ドアの隙間をふさいだり、部屋を加湿したりすることで、さらに暖房効率をアップできるでしょう。
ご自身のライフスタイルに合わせて上手に取り入れ、寒い季節を快適に過ごしてくださいね。