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いつの間にか汚れているベランダ。
どのように掃除をすればいいのか分からず困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ベランダの掃除方法を中心に解説します。
(今回の記事でわかること)
- ベランダが汚れる原因
- ベランダの掃除方法2パターン
- きれいに保つコツ
掃除方法を知っておくことで、汚れているベランダを放置するストレスから開放されます。
3分くらいで読めるので、気になる方は参考にしてみてください。
目次
ベランダの汚れの原因
ベランダが汚れてしまう原因は、主に以下の5つです。
- 土や砂
- 排気ガスによる油
- コケ
- カビ
- 鳥のフン
ベランダは野ざらしになっているため、風によって運ばれる土や砂が溜まっていきます。
さらに交通量の多い道路に面した場所に、ベランダが設置されている場合、排気ガスによる油汚れも原因になるでしょう。
油汚れは時間が経つと落ちにくくなるため、早めの対処が重要です。
また、日当たりの悪いベランダだと、水はけがうまくいかずコケが生えることもあります。
カビが生えやすい環境でもあるため、排水口など水が溜まりやすいところは定期的にチェックしてください。
鳥のフンには病原菌が潜んでおり、アレルギーの原因になるため、気づいたときに除去するのがおすすめです。
ベランダの基本的な掃除方法
ベランダの基本的な掃除方法は、以下の3ステップ。
<ベランダの基本的な掃除方法>
- ほうきでほこりを取る
- 濡らした新聞紙で拭く
- 頑固な汚れは洗剤を使ってこすり取る
日常的に掃除をするときは、以下の方法を実践してみてください。
①ほうきでほこりを取る
まずはほうきでほこりを取ります。
簡単に取れる砂ぼこりや土ぼこりは、この段階で取っておきましょう。
これだけでも、毎日やっておくと頑固な汚れが増えるのを防げますよ。
②濡らした新聞紙で拭く
濡らした新聞紙を使って、土や砂、ほこりでできた頑固な汚れを拭き取ります。
直接拭くのもいいですが、面倒な場合は濡らした新聞紙をちぎってベランダに撒いて、ほうきで集めるのがおすすめです。
濡らした新聞紙を使うことで、汚れを吸着してくれます。
さらに砂やほこりが舞い上がるのも防げるため、掃除がしやすくなるでしょう。
集めた新聞紙はそのまま捨ててください。
③頑固な汚れは洗剤を使ってこすり取る
濡らした新聞紙でも取れない汚れは、住宅用の洗剤を使って落としましょう。
キッチンペーパーに洗剤を付けて、擦り落とします。
鳥のフンなどが付いている可能性もあるため、ゴム手袋を着用して掃除してください。
もしも洗剤を使うのが気になる方は、クエン酸水や重曹水の使用もおすすめです。
クエン酸水の作り方は、水100mlに対して、小さじ1/2のクエン酸の比率になるように、スプレーボトルに補充。
重曹水は、水100mlに対して、小さじ1の重曹を入れます。
環境や人に影響のないグッズで掃除したい場合は、クエン酸や重曹も検討してみてください。
ベランダの大掃除をする際の手順
ベランダの大掃除をする時には、以下の手順で進めていきましょう。
<ベランダの大掃除をする際の手順>
- 手すりを拭く
- ほうきと新聞紙でほこりを取る
- デッキブラシで頑固な汚れを取る
- 排水溝を磨く
ベランダの大掃除のやり方が分からない方は、以下も参考にしてみてください。
①手すりを拭く
まずは手すりを掃除します。基本的には、水拭きで問題ありません。
水だけでは落ちない頑固な汚れがある場合は、雑巾に重曹水をスプレーして掃除してください。
鳥のフンなどが落ちている場合もあるため、ゴム手袋を着用して拭きましょう。
②ほうきと新聞紙でほこりを取る
ほうきと新聞紙を使ってほこりを取りましょう。
掃き掃除をして、その後濡れた新聞紙を撒いて掃きます。
詳しい掃除方法は「ベランダの基本的な掃除方法」で紹介しているので、参考にしてみてください。
③デッキブラシで頑固な汚れを取る
床の汚れはデッキブラシを使って落としましょう。
頑固な汚れが付いている部分に、重曹水やクエン酸水をスプレーして掃除します。
デッキブラシは、凹凸のある床には効果がありますが、フラットな状態の床の場合、汚れがきれいに取れません。
凹凸がない床だった場合は、雑巾を使って汚れをこすり取るのがおすすめです。
さらにマンションやアパートに住んでいる場合、水を流してもいいか確認する必要もあります。
なぜなら下の階のベランダに水漏れしてしまう可能性があるためです。
無断で大量に流してしまうと、ご近所トラブルに発展することもあります。
事前にマンションやアパートの管理人に確認を取ることが大切です。
④排水溝を磨く
最後に排水溝を磨きます。
ゴム手袋をして、排水口に溜まってしまったゴミを取り除きましょう。
取り切れないゴミは、キッチンペーパーを使うときれいに取れます。
その後重曹を粉ごとかけて、その上からクエン酸水をスプレーして5分放置。
汚れが浮いたら歯ブラシやブラシを使って汚れを擦り落とします。
クエン酸は、塩素系の漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するため注意が必要です。
コケなどが排水口に付いている場合は、熱湯をかけてこすると剥がしやすくなります。
ベランダをきれいに保つコツ
ベランダをきれいに保つコツは、以下の3つです。
<ベランダをきれいに保つコツ>
・定期的に掃除する
・ものを置かないようにする
・プランターの下には汚れ防止のプレートを敷く
せっかくきれいにしたベランダをできるだけきれいに保ちたいとお考えの方は、以下も参考にしてみてください。
定期的に掃除する
ベランダは簡単な掃除であれば、2週間に1度。
大掃除の場合は、6ヶ月に1回のペースで掃除をするのがおすすめです。
定期的に掃除をしておくことで、ゴミがこびりつくリスクを減らせます。
ベランダに洗濯物や布団を干している場合は、手すりも定期的に掃除してください。
掃除をするおすすめの日は、曇り空の日です。
湿度が高く、ほこりが舞い上がらないため、きれいにできます。
逆に晴れた日や風が強い日は、掃除がしにくいため控えるようにしましょう。
ものを置かないようにする
ベランダにはものを置かないようにしましょう。
ものを置いてしまうと、ほこりやゴミが溜まりやすくなってしまいます。
さらに掃除をするときにも、ものをどかしながら作業しなければいけないため、手間がかかるのです。
できるだけベランダには置かず、どうしても置きたいものは、ボックスに収納してひとまとめにしてください。
必要のないものは整理して、破棄するのがおすすめです。
プランターの下には汚れ防止のプレートを敷く
プランターの下には、汚れ防止のプレートを敷いてみてください。
プランターに水を与えると、土も一緒にベランダに流れ出てしまいます。
そのまま放置すると、黒ずみや排水溝汚れの原因になることも。
プランターの下に専用プレートを敷いておくことで、汚れの防止が可能です。
さらに、色を合わせれば見た目をスッキリとでき、統一感のあるベランダに仕上がります。
ベランダで花を育てている方におすすめです。
ベランダに掃除機を使うときは注意
ベランダのゴミを吸い取る際に、掃除機を使う方もいますが使用するときは注意しましょう。
ベランダは野ざらしになっているため、水が溜まっていることもあります。
水があることを知らずに、掃除機で吸ってしまうと、モーターなどが濡れてしまい漏電やショートする原因になるのです。
さらに、鳥のフンを誤って吸った場合、病原菌をばらまいてしまいます。
アレルギーや病気になる可能性もあるため、ベランダで掃除機を使うときは注意してください。
まとめ:定期的にベランダを掃除してきれいを保とう!
ベランダは、掃除の手順を知っていれば、簡単にきれいにできます。
最後に掃除方法をまとめましょう。
<ベランダの基本的な掃除方法>
- ほうきでほこりを取る
- 濡らした新聞紙で拭く
- 頑固な汚れは洗剤を使ってこすり取る
<ベランダの大掃除をする際の手順>
- 手すりを拭く
- ほうきと新聞紙でほこりを取る
- デッキブラシで頑固な汚れを取る
- 排水溝を磨く
きれいに保つためにも、定期的に掃除したり、ものを置いたりしないなどの対策をしてみてください。