今回はご自宅でお掃除をするにあたり、これだけは持っておいてほしい掃除用品と洗剤を厳選してお伝えしていきます。
家事代行サービスを運営していると、家庭用の掃除用品にとても詳しくなります。なぜなら一般的に家事代行はご家庭にある洗剤や掃除道具を使わせていただいてお掃除をするからです。家事代行スタッフが持参したものではなく、訪れたお宅にある道具を使って掃除をしなければいけないため、色々な洗剤を扱えるようにトレーニングをしているわけです。
実際にそういった指導をしている私が厳選してお掃除道具を紹介していきます。普段のお掃除や家事代行サービスをご依頼される際にもぜひ参考にしていただければと思います。
目次
キッチンの掃除グッズ
食器用洗剤
まずはこちら、食器用の洗剤です。文字通り食器を洗うために必要で、お鍋やフライパンなどにも使います。ブランドは何でも大丈夫です。
クレンザー
シンク周りの水垢を取るために使います。クレンザーには粉タイプとクリームタイプがありますが、私は使いやすいクリームタイプをおすすめしています。中でも「ジフ」は他メーカーと比べて研磨剤が入ってる割合が少ないので、シンクの傷つきが気になる方は選ぶと良いと思います。
油汚れ洗剤
コンロの周りの油汚れを落とす「油汚れマジックリン」、これも必要です。換気扇などベタベタするところに使用します。
キッチンハイター
シンクや三角コーナーのぬめりを取るのにも活躍します。漂白剤なので若干においがキツくあまり使いたくないという方もいると思いますが、まな板をキレイにしたり排水口のぬめりを取ったりするのにも使いますので1本は用意しておきましょう。
重曹せっけん
重曹は粉タイプのものが売られていますが、粉を溶かして使うのが面倒な方は、写真のようなスプレータイプを使用するのが良いと思います。キッチンではお鍋の焦げ付きを取るのに使います。自然由来で環境にやさしく排水も汚しません。
参考記事: 重曹とは何か?家事代行のプロ指導員が教える良い点・悪い点
トイレの掃除用品
トイレ用洗剤
トイレで使うものはシンプルです。まずはトイレ用の洗剤。こちらを使って便器をお掃除していきます。
使い捨てシート
あと流せるシートです。やはりトイレは他の箇所と同じ雑巾を使いたくないという方は多いので、基本的には使い捨てシートを使って掃除するスタイルが主流です。結構な量を使いますので、安価な100円ショップで買えるものでも良いです。
お風呂の掃除用品
カビキラー
お風呂はやはり湿気がこもりますのでカビ対策、カビキラーです。赤カビ・青カビそしてそれを放っておくと黒カビになり取れなくなってしまいますので、カビが生えやすい季節にはこまめにお掃除していきましょう。赤のカビキラーと青のカビハイターがありますが、成分や使い方はほぼ同じなのでどちらでも構いません。
お風呂用洗剤
バスマジックリン、お風呂用洗剤です。他のメーカーのものでも大丈夫です。浴槽やタイルの掃除に使いますので用意しておきましょう。
浴槽用スポンジ
浴槽の掃除ではよくブラシかスポンジが使われますが、私は浴槽用スポンジをおすすめします。ブラシはゴシゴシしてしまうと浴槽の材質によっては傷がついてしまう可能性があります。スポンジのほうが柔らかいので使いやすいですね。また、柄がついているタイプもあるのでそういったものを選ぶのもおすすめです。
クエン酸
クエン酸は鏡のウロコ模様であったり蛇口についてる白っぽい水垢などに使います。水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸で中和させて溶かして落とす形になります。クエン酸を使うときは、ラップも一緒に使用すると効果がアップします。クエン酸を吹きかけて上からラップをかけて30分から1時間置いておくと割と水垢は取れますので試してみてください。
お部屋の掃除用品
マイペット
リビングやお部屋用の洗剤としてはマイペットがあると大変便利です。どこにでも使える洗剤の定番ですが、例えば机の上、テーブルの上を拭いたり、窓も拭けますので色んな箇所に使うことができます。お掃除しながら除菌効果も発揮できますので、私もおすすめしています。
参考記事:家庭内でできる除菌清掃・新型コロナ対策【掃除のプロが教えるオススメ清掃ルーティン】
ハンディモップ
ホコリが気になるという方はこちら、ハンディモップ。上の方の鴨居や足元の巾木など、ホコリはすぐに溜まりますが、いちいち雑巾でやってると時間がかかってしまいますのでこういった便利なものを使うようにしましょう。
コロコロ
これもお掃除の必須アイテムですよね。ベッドメイキングやちょっとした床掃除、お風呂やキッチンのマット、そういったところに使います。色んなところで活躍しますのでご準備お願いします。
掃除機
必須すぎて挙げるか迷いましたが、掃除機は紙パック式よりはフィルターの買い替えの手間などが省けるサイクロン式をおすすめしています。ダイソン製である必要はありません。
マイクロファイバー雑巾
「雑巾をどれくらい用意すればいいですか?」とよくご質問いただきます。これは家の広さとかにもよるので一概には言えないのですが、ストックも含めてなるべく多いほうが良いです。キッチン、お風呂、お部屋など家中の箇所・用途によって分けて使いますのでそれだけ多くの枚数が必要になるわけです。さらに濡れ拭きと乾拭きを使い分けることもありますので、やはり多ければ多いほどいいですね。100円ショップでも売ってますのでぜひ買っておいてください。通常の雑巾ではなく目の細かいマイクロファイバー製のものがおすすめです。
さいごに
以上、最低限あったほうが良い掃除道具についてご紹介してきました。
もちろん他にもまだまだ便利な掃除グッズはありますが、まずは「これだけは用意しておいてほしい掃除用品」ということで厳選してご紹介してきました。
ぜひ普段のお掃除の参考にしてみてください。