ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

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ピナイ家事ラボ編集部

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トイレを使っていてふと、ウォシュレットの汚れに気づくことは結構あります。

なかなか掃除が行き届かず、汚いままになっている方もいるのではないでしょうか。

ウォシュレットは、効率的にキレイにする方法があります。

(今回の記事でわかること)

  • 汚れの原因
  • 掃除方法
  • 掃除のポイント

ウォシュレットが汚く悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ウォシュレットは汚いって本当?

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

ウォシュレットを使う前と後には、トイレが自動でノズルを掃除してくれます。

「セルフクリーニング」と呼ばれており、ウォシュレットから清潔な水が出るように水の出口をキレイにしています。

汚水が肛門に当たることはないため、安心してください。

ただし、定期的にトイレがノズルを洗ってくれていても、日々の繰り返しの使用により、ウォシュレットやその周りは少しずつ汚れていきます。

そのため、定期的に掃除することが大切です。

ウォシュレットは掃除がしにくい場所

ウォシュレットは、掃除がしにくい場所と感じる方が多いようです。

マイボイスコム株式会社の調査でも、20.8%の方が、温水洗浄便座のノズルは掃除が行き届かず、不満に思うと回答しました。

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

(引用:マイボイスコム株式会社「【 トイレ掃除 】に関するアンケート調査」)

多くの方が、ウォシュレットの洗浄方法について悩みを持っていることがわかります。

正しい洗浄方法を知れば、掃除が行き届かなくなるという悩みも解決できるでしょう。

ウォシュレットが汚れる原因

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

ウォシュレットが汚れてしまう原因は、以下の3つです。

<ウォシュレットが汚れる原因>

  • 跳ね返りの水
  • 汚水による黒ずみ
  • 尿の付着による黒ずみ

原因を理解することで、対策するヒントにもなります。

どのような汚れが付きやすいのか、以下でそれぞれ見ていきましょう。

水が乾いてできる水垢

ウォシュレットは、水垢で汚れることがあります。

白くざらざらとしたものが付着していたら、水垢がこびりついている証です。

ウォシュレットは常に、水を使って洗浄していますが、時間が経過するとノズルの周りについている水は蒸発してしまいます。

水道水にはミネラルなどがあるため、それが固まって残っているのです。

水垢はこびりついてしまうと完全に取ることが難しくなるため、定期的に汚れを落とすことが大切です。

水分が多いことによる黒ずみ

ウォシュレットの黒ずみの正体は、カビです。

ウォシュレットに付着している水分と水垢や黄ばみが合わさることで、カビを発生させてしまいます。

特にウォシュレットは湿気が多い場所なので、カビが繁殖しやすい環境が整っているのです。

放っておくと嫌な臭いと故障の原因になります。

汚れが溜まってしまう前に、掃除して繁殖を防ぐ必要があるのです。

尿の付着による黄ばみ

尿の付着による黄ばみもウォシュレットが汚れる原因です。

ウォシュレットは、水の跳ね返りがかからないように設計されています。

しかし、立って用を足したときに、付着してしまうこともあるのです。

放置していると、アンモニア臭を発生させる原因になります。

黄ばみも固まってしまうと、落とすのが難しくなる汚れです。

定期的に掃除して、キレイを保っておくようにしましょう。

汚いウォシュレットを放置すると起こること

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

汚いウォシュレットを放置すると、以下のようなトラブルに発展することもあります。

  • ノズルが故障する
  • 温水タンクが汚染される

ウオシュレットの汚れを放置しておくと、ノズルや水が出てこないトラブルが発生します。

ノズルが出てこなくなる原因は、汚れで目詰まりを起こしてしまうことです。

スムーズに出てきても、汚れで動きを邪魔され、収納できないといったことも起こりやすくなります。

ノズルから水が出なくなるのも、目が詰まってしまうためです。

他にも、反応しなくなるといったトラブルに発展し、修理業者を呼ぶ必要も出てくるため注意してください。

また、ウォシュレットの汚れを放置することで、温水タンク内が汚染されることもあります。

汚い水を肛門に当てることになるため、汚染される前に対策することが大切です。

ウォシュレットの適切な掃除の頻度

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

汚れがちなウォシュレットは、簡単な掃除を週に1回。

周りを含めた掃除は、年に1〜2回程度を目安にしましょう。

気がついたときには、積極的に掃除するようにして、汚れを溜めない工夫をしてみてください。

ウォシュレットを掃除する方法

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ウォシュレットは、以下のように掃除してみましょう。

<ウォシュレットを掃除する方法>

  1. ウォシュレットを引き出す
  2. ノズルの汚れを拭き取る

日常的に掃除するときの参考にしてみてください。

①ウォシュレットを引き出す

まずはウォシュレットを引き出します。

ボタンがある場合は押して、ない場合は、ノズルの先端部分を持って引き出してみてください。

上手く引き出せない場合は、説明書を確認してみましょう。

無理に引っ張ってしまうと、故障の原因になります。

力を入れ過ぎず、適切な方向に引っ張るのがコツです。

②ノズルの汚れを拭き取る

ノズルが出てきたら、汚れを拭き取ります。

歯ブラシやお掃除シートなどを使って、汚れを落としていきましょう。

このときに強くゴシゴシとこすってしまうと、壊れる原因になります。

どうしても落ちない汚れは、中性洗剤を使うのがおすすめです。

スプレーして、しばらく放置しておきます。

直接触るのに抵抗がある方は、スプレーして放置する専用クリーナーを使うのも良いです。

しつこい水垢に苦戦する場合は、クエン酸を使うとキレイに落とせます。

ウォシュレットの全体を掃除する方法

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

ウォシュレットは、ノズルの簡単な掃除だけでは不十分です。

周りの部分も徐々に汚れていくので、定期的に掃除していく必要があります。

以下では、ウォシュレット以外の全体の掃除方法について紹介します。

<ウォシュレットの全体を掃除する方法>

  1. 止水栓を閉めてタンクの水を抜く
  2. ウォシュレットを取り外す
  3. 裏側を拭く
  4. 元に戻す

年末の大掃除などで、しっかりトイレ掃除するときには、以下を参考にしてみてください。

①止水栓を閉めてタンクの水を抜く

まずは、ウォシュレットのプラグを抜きます。

止水栓をマイナスドライバーで閉めて、タンクの中の水を抜きましょう。

右にまわして止まるところまで、閉めてください。

次にレバーを引いて、タンクの中の水を抜き、水が流れないことを確認します。

②ウォシュレットを取り外す

次にウォシュレットを取り外す作業です。

トイレには、便座と蓋がボタン1つで取り外せるものがあります。

本体の側面にボタンがあるため、押しながら手前にスライドさせましょう。

もしもボタンがない場合は、止水栓のナットを緩めてホースの金具を取り外します。

便座の裏側からナットを取り外して、便座ごと持ち上げてください。

かなり大掛かりな作業になるため、不安な方は専門家に任せるのもおすすめです。

外した部品は取り付けるときに必要になるため、ケースなどを用意して、なくさないようにします。

③裏側などを掃除する

便座が取り外せたら、裏側を掃除しましょう。

トイレ用中性洗剤とトイレ用のお掃除シートを使って汚れを取っていきます。

こびりついている汚れは、キッチンペーパーに中性洗剤を染み込ませて、つけ置きするのがおすすめです。

細かい部分は、綿棒などを使ってこすり取っていくとキレイに落ちます。

脱臭フィルターなども汚れていると、機能しなくなるため、歯ブラシを使って汚れを除去するのがおすすめ。

洗剤が残ってしまうため、最後に水を含ませ固く絞った雑巾で拭いておいてください。

④元に戻す

最後に元に戻したら完了です。

ボタンを押して取り外せるタイプの便座は、突起部分に合わせて便座を設置し、カチッと音がするまで押し込めば元に戻せます。

自分でボルトなどを取り外した場合は、逆の要領で設置していけば設置できるでしょう。

本体を持ち上げて動かなくなったら、設置できている証です。

止水栓を開けて、プラグをコンセントに差し込みましょう。

汚いウォシュレットを掃除するときのポイント

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

汚いウォシュレットを掃除するときには、以下の2つのポイントを押さえます。

<汚いウォシュレットを掃除するときのポイント>

  • 中性洗剤を使う
  • ウォシュレットの電子部分に水や洗剤をかけない

ポイントを守らなければ、故障につながることもあります。

掃除するときには、必ず守りましょう。

中性洗剤を使う

ウォシュレットを掃除するときは、中性洗剤を使うようにしましょう。

特に黒ずみなどは、カビキラーなど塩素系の洗剤を使いたいと思うこともあります。

ウォシュレットはプラスチックでできている部分もあるため、塩素系の洗剤を使うと溶けてしまうこともあるのです。

さらにウォシュレットのノズルに塩素系の洗剤が残ってしまった場合、肌や粘膜に成分が付着することも考えられます。

アルカリ性の洗剤もプラスチックを変形させる要因になるため、基本的に洗剤は中性のものを使ってください。

クエン酸を使う場合は、塩素系の洗剤を混ぜてはいけません。

有毒なガスを発生させ、健康被害を引き起こす可能性があります。

ウォシュレットの電子部分に水や洗剤をかけない

ウォシュレットの電子部分に水や洗剤をかけないようにしましょう。

ノズル自体に水をかけても問題はありません。

しかし、ウォシュレット電子部品が入っているところに水や洗剤がかかると、故障の原因になります。

修理業者を呼ぶことになるため、注意して作業してください。

汚いウォシュレットを定期的に掃除しよう!

ウォシュレットは汚いって本当?掃除方法や頻度について徹底解説!

汚いウォシュレットは、自分で掃除してキレイにできます。

ウォシュレットが汚いことで、汚水が肛門に付くことはありません。

しかし、故障や温水タンクの故障につながるため、定期的な掃除が必要です。

普段はノズルを掃除して、大掃除のタイミングで便座を取って普段できないところをキレイにするのがおすすめです。

手順は以下を参考にしてみてください。

<ウォシュレットを掃除する方法>

  1. ウォシュレットを引き出す
  2. ノズルの汚れを拭き取る

<ウォシュレットの全体を掃除する方法>

  1. 止水栓を閉めてタンクの水を抜く
  2. ウォシュレットを取り外す
  3. 裏側を拭く
  4. 元に戻す

今回紹介したポイントを頭に入れながら、ウォシュレットをキレイに保ちましょう。

トイレ掃除について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。

トイレ掃除はこれだけでOK!必要な洗剤・道具も解説

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