家事手伝いという職業は今もある?家事代行とどう違うのか

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ピナイ家事ラボ編集部

ピナイ家政婦サービスが運営している「ピナイ家事ラボ」の編集部です。日々、家事代行のお仕事で得た様々なノウハウを皆さまに発信していきます。


家事手伝いという職業について知っていますか。

今ではなかなか聞くことも少ない言葉なので初めて聞いた人も多いのではないかと思います。また家事代行に関してはどうでしょう。最近では代行サービスが流行っているので聞きなじみのある言葉だと思います。代行サービスは自分にはできないことを代わりに行ってもらえるので時間を有効活用することができます。その他にはレンタル彼女・彼氏、運転代行、宿題代行などが流行っています。家事代行は特に時間に余裕がない子育て中の家庭におすすめです。今回は家事手伝いと家事代行の違いについてわかりやすくまとめて解説していきます。

家事手伝いとニートの一般的な認識

近年では減少傾向にある「家事手伝い」ですが、主に無職の独身女性に使われる職業の表現です。同じように近年では無職で働く意欲のない人をニートと呼ぶことがあります。この家事手伝いとニートについてどのような認識を持っているでしょうか。

家事手伝いもニートも社会に出て働いていないから同じではないかと思われる方もいると思います。しかし実際には全く異なります。具体的に異なるのは生活をする上での目的意識の違いや年齢によって呼び名が変わることです。


「家事手伝い」が減っている3つの理由

女性が活躍できる社会になった

昔の日本では「男性が仕事をして女性は家事」をするのが一般的だと思われていました。しかし現在では法律改正による影響で世間の女性への評価は変わりつつあります。またグローバル社会に伴う多種多様な考え方も女性を受け入れようと変わってきています。まだまだ女性進出が進んでいない業界が存在していることや待遇が整っていないことも事実です。

しかし以前の時代と比べると現在の女性は権利を自由に主張することが可能になっています。このように女性が活躍できるようになったので家事手伝いとして家庭に残り続ける人も少なくなったと考えられます。また夫婦の場合、以前のような妻だけが家事をするという考え方をする男性も減り夫婦で一緒に家事をしようという考え方に変化していったので、家事手伝いは減っていると考えられます。

家事手伝いの認知度が減った

家事手伝いという言葉は昭和時代くらいからだんだんと使われることがなくなり認知度が下がりつつあります。その理由として考えられるのは家事手伝いに対しての世間のイメージがマイナスに変わった影響でなりたいと考える人も減少傾向にあり人気がなくなったからです。家事手伝いは職業ではないのでもちろん誰かからお金をもらうこともないです。そのため社会からは無色やニートと同じ評価をされます。現在の社会では女性も働きやすくなった影響もあり、働かない人は世間に冷たい目で見られるので家事手伝いとして生きていこうと考える人は減ったのです。

就職が不利になる

家事手伝いからの就職は不利だということがあります。そもそも家事手伝いは職業でもなんでもないので社会的な見られ方は働いていない人となり、社会的な扱われ方はニートと同じようになります。そのうえずっと家事手伝いとして家庭の中でしか生きてきたことがないのでどのように社会で生きていけばいいのか分からない状況です。家事お手伝いが主に就職で困るだろうポイントは2つあります。

1つ目は「就職の仕方がわからない」です。今の日本には沢山の仕事があります。そのため自分に合った仕事を見つけたり、社会常識を身につけたりしなければ就活できたとしてもホワイト企業に就職することはできません。

2つ目は「現実をわかっていない」です。家事手伝いをしていると職歴も当然ないので好条件の仕事ばかりに応募していても職歴や年齢の影響もあるのでいつまでたっても就職はできません。自分の年齢や出来ることを客観的に見ることが大事です。このような観点から家事手伝いをしている人は就職が難しいと考えられます。

家事手伝いとニートの3つの違い

生活スタイル

家事手伝いのすることは字からもわかるように家事をすることです。しかし家事といっても掃除、洗濯、料理のような狭い範囲を指すのではなく育児や介護のような広い範囲を指します。そのため朝起きる時間も家族の誰よりも早く起きて朝食の準備やお弁当を作ります。その後、掃除や洗濯をしたり買い出しをしたりしなければなりません。他にも人によっては介護もする必要があります。

このようにいろいろのことを1日にしなければならないので仕事をするのよりも大変なので誰でもできるかといえばそうではないです。一方ニートは労働意欲が無いことが定義にある通り就職活動をしない無職です。厚生労働省の職業上の分類では家事をしない人をニートと呼びます。

そのためニートと呼ばれる人は、定義上、食事にかかわらず掃除や洗濯などの家事にも協力することなく親の保護下で生活している人を指します。また一人暮らしをしているニートは食事を簡単なインスタント食品で済ませ、掃除や洗濯は最低限生きていけるくらいの生活を行っており「家事手伝い」とは異なり自分の家事のみを行います。このように世間的にはニートと呼ばれる家事手伝いですが実際は全くと言っていいほど生活スタイルも異なります。

将来像

家事手伝いとニートでは将来に対する考え方が異なります。

家事手伝いは結婚をしていない人が家庭に残って掃除や洗濯をしています。そのため将来は結婚を考えている人も多いはずです。結婚する異性を見つける必要がありますが、家事手伝いは結婚観として専業主婦以外は難しいため現代の共働きが前提の社会に合わなくなって来ています。

以前の日本は女性が家で家事を行い、男性は仕事だけをすることが当たり前でした。そのため女性は良き妻に将来なりたいと考えて家事手伝いを熱心にしています。

一方ニートは学業や仕事に関わる失敗や人とのコミュニケーションの中で自信を無くした方が多いようです。一度大きな失敗をしたことによりそれがトラウマになってしまい何をやってもうまくいかないと思い、将来のことを意識的に考えないようにしているからです。このように家事手伝いとニートでは将来なりたい理想の有無が違います。

家事手伝いの経歴から家事代行で働けるか

家事手伝いは社会的にみるとニートのように思われているので就職は難しいのではないかと思われることが多いです。

しかし家事を仕事にしているからこそ、家事代行という働き方もあります。家事代行は自分では無く他人の家庭の家事をするサービスです。

そのため家事代行として働くことで今まで培ってきた経験を仕事に生かすことができるのです。家事代行を求めているのは共働きの夫婦や子育て中のご家庭などの忙しい人たちです。家事をすることは体力を使うので子供の受験に対して時間を割いていきたい親も利用していることが多いです。このように社会に対して価値を提供できないから就職できないのではないかと思っても、自分のできることを考えてみると意外とあることに気付きます。

まとめ

今回は家事手伝いとニートでは似たようなところもあるが実際は全くの別物ということをご説明しました。確かに世間の印象通り区別的にみるとどちらも同じように感じます。

しかし、ふたを開けてみると考え方や態度などのそれぞれが家事手伝いやニートを続けている本質的な意味の違いについて知ることが理解できたと思います。また家事手伝いという言葉は今ではもう使われなくなりつつある言葉だそうです。現在は家事代行という職業があるので、家事手伝いとして生活している方も社会に出るチャンスがあります。