シャツの皮脂汚れの原因は?黄ばみの落とし方と予防策まで解説

シャツの皮脂汚れの原因は?黄ばみの落とし方と予防策まで解説

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ピナイ家事ラボ編集部

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「頑固な皮脂汚れ(黄ばみ)が付いた服は、捨てるしかない」と諦めていませんか?

実は皮脂汚れ(黄ばみ)は、汚れのレベル別に対処すればきれいに落とせます。

今回の記事では、主に3つの内容を解説。

  • シャツの皮脂汚れ(黄ばみ)の原因
  • シャツの皮脂汚れの落とし方
  • 予防策

原因から予防法まで紹介しています。服の皮脂汚れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

シャツの皮脂汚れ(黄ばみ)の原因とは?

シャツの皮脂汚れは、洗濯で皮脂が落としきれず、酸化することが原因です。通常の洗濯洗剤では、繊維の奥まで染み込んだ皮脂は落としきれません。

シャツに残ってしまった皮脂は、空気中の酸素と化学反応を起こし酸化します。これにより、洗濯した後にきれいだったはずのシャツが、後で見てみると黄ばんでいる状態になるのです。

皮脂汚れには、以下の2種類があります。

  • 黄ばみ
  • 黒ずみ

黄ばみは、人の皮脂のみの汚れです。黒ずみは、皮脂とホコリが付着した頑固な汚れを指します。まずは、どちらの汚れが付いているのか見極めましょう。

以下では、黄ばみ汚れの落とし方を解説します。

シャツの皮脂汚れを落とす前に確認したい注意点

シャツの汚れを落とす前に、確認しておくことが3つあります。

<シャツの皮脂汚れを落とす前に確認したい注意点>

  • 洗濯表示をチェックする
  • 素材を確認する
  • 汚れているものと一緒に洗わない

確認不足の場合、洗濯に失敗し、汚れが落ちないことも。1回できれいになるように、必ず確認しておきましょう。

洗濯表示をチェックする

まずは洗濯表示をチェックしてください。全ての服が、水洗いできるわけではありません。

ワイシャツの中には、洗濯機の使用を推奨していないものや、自宅洗いを禁止しているものもあります。

無理に洗うと、洗濯機内で強く引っ張られてしまい、生地が傷んでしまう可能性も。最悪の場合、型崩れで着られなくなってしまいます。

必ず洗濯表示をチェックして、自宅で洗えないものは、クリーニングに出すようにしましょう。

素材を確認する

洗う前には、皮脂汚れで黄ばんだ洗濯物の素材にも注意が必要です。

素材によっては、洗濯に向いていないものもあります。例えば、レーヨンやシルクのものは自宅でのお手入れは向いていません。

自己判断で汚れを落とそうとすると、別のシミができたり、生地が縮んでしまったりします。

洋服の素材と、使用する洗剤の相性もチェックしてから、洗濯するとよいです。

また購入前に気をつけたいのが、ポリエステル製のワイシャツです。ポリエステルは、耐久性に優れていますが、黄ばみが付きやすいとされています。できるだけ黄ばみ汚れを付けたくない方は、ポリエステル製のワイシャツを避けるのも選択肢の1つです。

汚れているものと一緒に洗わない

皮脂で汚れたものを洗う場合は、汚れの付いた洋服と一緒に洗わないように注意してください。

なぜなら汚れているものと一緒に洗って、かえって汚くなる「逆汚染」が発生する可能性があるからです。皮脂と汚れが混ざって、黒ずみに変化することもあります。

洗濯前に汚れている物がないか確認して、見つけた場合は分けて洗うのがおすすめです。さらに洗濯物の量は約6~7割にとどめておくと、逆汚染を防ぎやすいです。

洗剤もたくさん使えばいいわけではありません。洗剤残りが原因で、皮脂汚れが落ちにくくなるため、扱いに注意しましょう。

シャツの皮脂汚れの落とし方

シャツの皮脂汚れの落とし方を、2つのレベル別に紹介します。

<シャツの皮脂汚れの落とし方>

  • 軽い皮脂汚れの落とし方
  • 頑固な汚れの落とし方

汚れている服が、どのくらいのレベルなのか見極めてから黄ばみ汚れを落としていきましょう。

軽い皮脂汚れの落とし方

軽い皮脂汚れの落とし方から見ていきます。皮脂汚れが気になってきた頃に、試してみるのが有効です。

方法は、以下の2種類です。

<軽い皮脂汚れの落とし方>

  • 食器用洗剤を使った方法
  • 洗濯洗剤を使った方法

どちらでも使いやすい方法を試してみてください。

食器用洗剤を使った落とし方

まずは食器用洗剤を使った方法です。以下のものを準備しておきましょう。

  • 食器用洗剤
  • ぬるま湯
  • 洗面器
  • 歯ブラシ

ぬるま湯とは、40℃くらいのお湯のことです。温かいと感じる程度のお湯を準備してください。食器用洗剤を使う場合は、以下の手順で落としてみましょう。

  1. 洗面器にぬるま湯を入れる
  2. 黄ばんでいる部分をぬるま湯に浸す
  3. 食器用洗剤を黄ばんでいる部分に塗り込む
  4. 歯ブラシでこする
  5. すすいだ後、洗濯機に入れて洗う

食器用洗剤は、中性の性質を持っており、皮脂汚れがよく落ちます。繊維を傷めにくく、身近にあるものなので、試しやすいですね。

歯ブラシを使うことで、繊維の奥まで食器用洗剤が浸透します。強くこすりすぎると、服を傷める原因になるため、注意しましょう。

食器用洗剤以外にも、クレンジングオイルやシェービングクリームでも代用が可能です。

ただし、本来の目的とは違う使い方をしているため、衣類を傷めたり、色落ちしたりするリスクがあります。

洗濯洗剤を使った落とし方

食器用洗剤を使うことに抵抗がある方は、洗濯洗剤を使ってスポット洗いを試してみましょう。準備するものは、洗濯洗剤だけです。

以下の手順に沿って落としていきましょう。

  1. 洗濯洗剤をなじませる
  2. なじませた部分を揉み込む
  3. 軽くすすいで洗濯機に入れて洗う

洗剤は、繊維の奥まで染み込むように、液体洗剤を使いましょう。揉み込む際には、優しくもみ洗いすると、服が傷まず汚れもきれいに落とせます。

直接、液体洗剤を衣類にかけるときは、長時間の放置は避けてください。

液体洗剤は、薄めて使うことを想定されており、原液の状態で使うと成分が強すぎて服の色素までも奪ってしまいます。

スポット洗いをした後は、すぐに洗濯機に入れて、残った洗剤を洗い流しましょう。

頑固な汚れの落とし方

洋服に付いた黄ばみが軽い汚れの落とし方で落ちなかった場合は、以下の3つの方法を試してみてください。

<頑固な汚れの落とし方>

  • 漂白剤と重曹を使った方法
  • セスキ炭酸ソーダを使った方法
  • 固形石鹸を使った方法

ホームセンターや100円均一で購入できるものばかりです。自分が手に入れやすいものを使って、汚れを落としましょう。

漂白剤と重曹を使った方法

漂白剤と重曹を使って頑固な汚れを落とす方法を解説します。以下の道具を準備しておきましょう。

  • 酸素系漂白剤
  • 重曹
  • ぬるま湯
  • スチームアイロン
  • 古い歯ブラシ

漂白剤は、酸素系のものを使うと衣類が脱色してしまうのを防げます。塩素系のものを使ってしまうと、染料まで抜けてしまうため注意してください。

スチームアイロンは、シワを伸ばすためではなく、汚れを熱の力で落とすために使います。

以下の手順に沿って洗っていきましょう。

  1. ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かす
  2. つくった溶液と重曹が2:1の割合になるように混ぜる
  3. 歯ブラシで黄ばんでいる部分に塗る
  4. スチームアイロンの蒸気を当てる
  5. 水ですすいで、洗濯機で洗う

酸素系の漂白剤を使っていても、素材によっては色落ちが発生する可能性もゼロではありません。洗浄力の高い方法なので、白のワイシャツのみに使うのがおすすめです。

スチームアイロンを使うときは、やけどに注意しましょう。

セスキ炭酸ソーダを使った方法

セスキ炭酸ソーダを使った方法もあります。以下の道具を準備しましょう。

  • セスキ炭酸ソーダ
  • バケツ

セスキ炭酸ソーダとは、家庭用洗剤や入浴剤に使われている成分です。水に溶かすと、アルカリ性になり、皮脂汚れを落としてくれます。

汗などの匂いも中和してくれるため、ワイシャツの襟についた皮脂汚れを落とすのに最適です。

以下の手順で、頑固な皮脂汚れを落としていきましょう。

  1. バケツに10Lの水を張る
  2. 大さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れる
  3. 服を2に入れてつけ置きする
  4. 軽くすすいで、洗濯機で洗う

セスキ炭酸ソーダは、肌に優しい成分でできており、敏感肌の方でも使いやすいです。

アルカリ性に弱いウールやシルク、つけおき洗いに不向きなポリエステルは別の方法で洗いましょう。

固形石鹸を使った方法

固形石鹸を使って、頑固な皮脂汚れを落とす方法もあります。用意するものは、固形石鹸だけです。

以下の手順に沿って、洗っていきましょう。

  1. 服を濡らす
  2. 汚れている部分に固形石鹸を塗り込む
  3. 手でもみ洗いする
  4. 水ですすいで、洗濯機で洗う

固形石鹸は、弱アルカリ性の性質を持っているため、皮脂汚れがきれいに落とせます。さらに蛍光増白剤が入っている固形石鹸を使えば、より白くなるでしょう。

ただし色物の服に使うと、変色する可能性があるため、注意してください。

皮脂汚れを予防するための対策

皮脂汚れは、事前に対策をしておくことで、頑固な汚れに変化しにくくなります。

以下3つの点を心がけておきましょう。

<皮脂汚れを予防するための対策>

  • 洗濯物は早めに洗う
  • ベビーパウダーを塗る
  • 洗濯のりでコーティングする

それぞれ解説していきます。

洗濯物は早めに洗う

汚れた洗濯物は、早めに洗うようにしましょう。なぜなら皮脂汚れは、時間が経つと頑固な汚れになってしまうためです。

皮脂汚れは、汚れが付いてすぐの状態では目に見えません。しかし人は運動をしていなくても、汗をかいてしまうものです。

見えないからと言って、そのまま放置すると、頑固な黄ばみになります。

特に普段忙しい方だと、洗濯物を溜め込んでしまいがちです。皮脂汚れに悩みたくないのであれば、こまめに洗濯をしましょう。洗濯については「共働き家庭っていつ洗濯すべき?ベストな時間帯や時短方法などをご紹介」の記事も参考にしてみてください。

ベビーパウダーを塗る

ベビーパウダーを塗っておくと、皮脂汚れを防止できます。

対策方法は、皮脂が付きやすい襟や袖口に軽く振っておくだけです。ベビーパウダーは、皮脂を吸収してくれる作用があります。

ベビーパウダーの効果により、皮脂が繊維の奥まで染み込みにくくなるため、黄ばみ防止になるのです。

ベビーパウダーは、水に溶けやすいため、そのまま洗濯してもきれいに落とせます。

ただし付けすぎてしまうと、白く目立ってしまうことも。気になる方は、付けた後に軽くはたいてから着るようにしましょう。

洗濯のりでコーティングする

洗濯のりでコーティングすることで、皮脂汚れを防止できます。使うものは、以下の2つです。

  • スプレータイプの洗濯のり
  • アイロン

スプレータイプを使うことで、繊維がコーティングされて、皮脂汚れを防止できます。シワが伸び、型崩れもしなくなるため、パリッとした仕上がりを好む方に向いています。

以下の手順に沿って使っていきましょう。

  1. 皮脂汚れが気になる部分にスプレーする
  2. 洗濯のりで濡れた部分を乾かす
  3. アイロンをかける

スプレーをしてすぐにアイロンをしてしまうと、焦げやすくなります。また高温でのアイロンがけも焦げの原因になるため、設定は低温にしておいてください。

洗濯のりの使い方をより詳しく知りたい方は別の記事で解説しています。

【1分で読める】溜まったモノが多すぎて・・・

まとめ:シャツの皮脂汚れが目立つ前に洗濯&予防

シャツの皮脂汚れは、繊維の奥まで染み込んだ皮脂が洗濯で落としきれず、酸化することが原因です。

汚れの程度を見極めてから、落としましょう。洗う前には、3つの注意点を確認してください。

<シャツの皮脂汚れを落とす前に確認したい注意点>

  • 洗濯表示をチェックする
  • 素材を確認する
  • 汚れているものと一緒に洗わない

きれいに落とせたら、以下の方法で予防しておくのがおすすめです。

<皮脂汚れを予防するための対策>

  • 洗濯物は早めに洗う
  • ベビーパウダーを塗る
  • 洗濯のりでコーティングする

汚れが目立つ前に、洗濯と予防をして、きれいな状態をキープできるようにしましょう!

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