※本記事はアフィリエイト広告を利用しています
「ピナイ家事代行サービス」が運営しているピナイ家事ラボ編集部です。
「気づいたら汚れがたまって大変なことになっていた!」
「家中の掃除場所を手軽に管理したい」と思った経験はありませんか?
そんなときに効果的な方法の1つが「お掃除リスト」です。リストを使えば掃除のし忘れを防止できるうえ、定期的なお手入れもスムーズになります。
こまめな掃除ができれば、1回1回の掃除がとってもラクになりますよ。今回は「毎日」「週1」「月1」「季節ごと」に頻度別のお掃除リストをご紹介。掃除のコツまであわせて解説していきます。
リストを活用して、効率よくお家の清潔さをキープしましょう!
目次
家中ピカピカ!「頻度別お掃除リスト」のメリット5つ
まずは、掃除場所と頻度をリストで管理するメリットを5つご紹介します。
- 掃除を時短・効率化できる
- 大掃除がラクになる
- やり忘れが減る
- すぐに取りかかれる
- 達成感がある
それぞれ解説します。
メリット1:掃除を時短・効率化できる
お掃除リストは、掃除の時短や効率化に効果的。なぜなら、頻度と場所を管理して定期的にキレイにすることで、1回1回の掃除が短時間で終わるからです。
掃除をラクにするための効果的な方法は、「とにかく汚れをためないこと」です。お掃除リストを活用すれば、いつ・なにをしたらいいのかを明確にでき、掃除を時短・効率化できます。
メリット2:大掃除がラクになる
お掃除リストには、大掃除をラクにするというメリットもあります。頻度ごとに定期的な掃除をおこなうことで、「1年間のガンコな汚れ」をまとめて掃除する手間が減るからです。
年末はなにかとやることが多いもの。1年の最後に余裕が生まれることは、大きなメリットではないでしょうか?
メリット3:やり忘れが減る
リスト化すれば、掃除のやり忘れも減らせます。
トイレタンクや洗濯槽など、普段あまり目にすることのない場所は、気づくと汚れがたまりがち。しかし、リストを活用して掃除場所をすばやく確認できれば、「気づいたら汚れがこびりついていた」などの作業漏れを減らすことができます。
メリット4:すぐに取りかかれる
掃除をする際の悩みの1つが、「どこから手をつければいいかわからない点」です。
しかし、リストで掃除すべき場所がチェックできれば、迷わず掃除に取り掛かることができます。また、掃除内容をさらに明確にするためには、場所だけでなく、掃除頻度も一緒に管理するのがおすすめです。
メリット5:達成感がある
リスト化は、掃除の達成感アップにもつながります。
掃除の中には、掃除機がけやトイレの壁拭きのように、やった後の変化が見えづらいものもありますよね。変化が見えづらい場所の掃除は、自分でも達成感が得られなかったり、家族にも気づいてもらえなかったりすることがあります。
しかしリストがあれば、終了した掃除にチェックをつけられるため、成果が一目瞭然。
「頑張った!」「終わった!」という達成感に繋がるので、掃除へのモチベーションにもなります。
お掃除リスト【毎日編】: お手入れ場所とコツ
ここからは、頻度別のお掃除リストをご紹介していきます。
- 毎日編
- 週1編
- 月1編
- 季節ごと
まずは、「毎日編」です。
毎日のリビング掃除リスト
リビングの掃除は、片づけや整理整頓が基本です。気づくと出しっぱなしになっている物や、実は使っていない物を日ごろから少しずつ整理しましょう。
- 机の上の片づけ
- ソファの上の片づけ
- 不用品処分
- 掃除機がけ
- テーブルの水拭き
物の少ないスッキリしたリビングは、掃除がスムーズです。また、以下のメリットもあります。
- お部屋が整ってみえる
- 生活同線が邪魔されない
- 探し物が減る
1日3~5分やるだけでもスッキリするので、片づけ・整理整頓はぜひ日課にしてみましょう。
掃除機は朝イチでかけるのがおすすめです。就寝中に床に落ちたホコリをまとめて吸い取れるので、効率よく掃除できますよ。床がフローリングの場合は、フロアワイパーでサッと掃除するのも良いでしょう。
毎日のキッチン掃除リスト
汚れがたまりやすいキッチンは、使用後のこまめな掃除が大切。毎日の掃除を継続するために、「短時間でサッと済ませる」ことがポイントです。
- シンク洗い流し
- コンロ拭き
- 調理台の拭き掃除
- 冷蔵庫内の整理
- 生ごみを捨てる
シンク・コンロ・調理台は、調理後に汚れをサッとリセット。使用直後なら汚れが落ちやすいので、各箇所1~2分もあればキレイになります。
またリビングと同様、冷蔵庫内も少しずつ整理するのがおすすめです。冷蔵庫を開ける際に軽く中身を整えたり、消費期限切れの商品がないか気にする習慣がつくだけでも、庫内のゴチャつきを予防・解消できます。
生ごみは毎日捨てれば、カビ・ぬめり・悪臭の予防になります。水分を含んでいるとゴミ箱の中でニオイ菌が増殖してしまうので、水気をよくきり、新聞紙などに包んで捨てるのがおすすめです。
毎日のトイレ掃除リスト
毎日使うトイレは、汚れを放置しないことが大切です。
- 便器・便座の掃除
- ペットのトイレ掃除
便器・便座はとても汚れやすいので、毎日掃除するのが理想的。しっかりと掃除をするのが難しい場合でも、目につく汚れはその場でキレイにしましょう。
トイレ掃除のポイントや道具は、こちらの記事「トイレ掃除はこれだけでOK!必要な洗剤・道具も解説」で紹介しています。
毎日の浴室掃除リスト
浴室はヌメリやカビが発生しやすいので、毎日の掃除で汚れをためないようにします。
- 浴槽洗い
- 排水口のごみ取り
- シャワーでの壁・床の洗い流し
- 換気
浴槽は、お湯を張ったときの水面ラインや四隅に汚れがたまりがちです。「毎日掃除するのがめんどう!」という場合は、スプレーしてシャワーで流すだけのバスタブクレンジングが便利でしょう。
また、お風呂の壁や床には石鹸カスが残りがちです。入浴終わりにざっと全体をシャワーで洗い流すことで、ぬめりや黒ずみを予防できます。カビ予防には湿気対策が効果的です。使用後は意識的に換気扇を回しましょう。余裕があるときはタオルで浴室の水滴を軽く拭きとると、カビの発生をよりおさえられますよ。
毎日の洗面所掃除リスト
水垢がたまりやすい洗面所は、こまめな水滴の拭きとりが大切です。
- 洗面台の拭き掃除
- ボウル・蛇口の水分拭きとり
- 化粧品の整理
洗面台・ボウル・蛇口は、放っておくと水滴の跡が残ってしまいます。こびりついた水垢は掃除の負担を増やす原因になるので、使用後にサッと拭き掃除をしましょう。
水滴や抜け毛をパパっと取れるよう、近くにティッシュやペーパータオルなどを設置しておくのがおすすめです。
また、洗面所に物がたくさん置いてあると、掃除がしづらくなります。掃除を手軽にするためにも、「物の位置を整える」「使っていない化粧品がないかチェックする」といった整理整頓を心がけましょう。
お掃除リスト【週1編】: お手入れ場所とコツ
次に「週1編」です。週1の掃除では、毎日の掃除で落としきれなかった汚れをリセットします。時間がないときは、面積が広い場所を優先することで、効率よくお家全体をキレイにすることができますよ。
週1のリビング掃除リスト
週1のリビング掃除では、面積の広い床とホコリ掃除をします。
- 床の水拭き
- テレビまわりのホコリ取り
- 棚・コンセントまわりの掃除
毎日の掃除機やフロアワイパーがけでは落としきれなかった汚れを、週に1回掃除しましょう。小さな子どもやペットがいて汚れが気になる場合は、必要に合わせて頻度を増やしてください。
また、意外と忘れがちなのが、テレビまわりやコンセントのホコリ。コードにホコリがかぶっていると火災の原因にもなるため、定期的にリセットしましょう。
週1のキッチン掃除リスト
週1のキッチン掃除は、毎日の掃除では行き届かない範囲をカバーします。
- 残った油汚れの掃除
- 電子レンジの庫内掃除
- 床掃除
- マットの洗濯
- シンク・蛇口磨き
まずは、毎日の掃除で落としきれなかった、コンロの油汚れを落としましょう。油汚れには重曹やアルカリ性の洗剤が効果的です。
また毎日使う家庭が多い電子レンジも、週1での掃除が理想的。重曹と水をカップに入れて5分間レンジで温め、15~20分放置すると、汚れが落ちやすくなりますよ。
加えて、1週間の汚れがたまった床やマットもキレイにします。床は、掃除機やホウキで大体のゴミを取り除いたあと、雑巾で水拭きをします。水だけで落ちない汚れは、重曹を溶かした水を使って濡れ拭きすると良いでしょう。
キッチンマットは、掃除機で大まかなゴミを取り除いたあと、ネットに入れて洗濯機で洗います。ただし洗濯機が使えない素材もあるので、洗濯表示を確認しながらおこなってください。ちなみに、キッチンマットは汚れがたまりやすいので、他の衣類と一緒に洗濯しないようにしましょう。
シンク・蛇口・排水口は、食器用洗剤とスポンジを使って汚れを落とします。水垢が気になる場合は、市販の水垢用洗剤やクエン酸水を使ってみてください。
週1のトイレ掃除リスト
トイレは、目に見えない場所にニオイの原因菌や汚れが多く潜んでいます。汚れが落ちにくくなる前の、こまめな掃除を心がけましょう。
- 壁・床の拭き掃除
- 取っ手の除菌
- マット・カバーの洗濯や取り替え
特に壁の下部や床にはトイレを使用するたびに汚れがつきやすいので、しっかりめに拭くのが良いでしょう。
ちなみに、トイレに掃除機をかけるのはおすすめしません。ホコリや菌がトイレ中に広がってしまうので、掃除菌やシートを使って拭き掃除がおすすめです。
週1の浴室掃除リスト
水垢や石鹸汚れは、週に1回、ガンコになる前に掃除します。
- 鏡、蛇口の水垢落とし
- 壁・床・ドアの掃除
- 排水口のパーツ掃除
- 小物類のつけ置き
水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤やクエン酸が効果的です。こすっても汚れが落ちにくい場合は、スプレーした上からティッシュとラップをかぶせて1~2時間放置すると、汚れが浮いて落ちやすくなりますよ。
壁・床・ドアは、浴室用洗剤を使ってこすりましょう。液だれを防ぐため、洗剤は直接スプレーするのではなく、スポンジに含ませるのがポイントです。
排水口のパーツは、浴室用洗剤を使ってこすったり、ハイターなどにつけ置きしたりすると清潔さが保てます。
浴槽の蓋・椅子・桶・シャンプーホルダーなどの小物掃除は、残り湯を使ったつけ置きがおすすめ。やり方は、残り湯に重曹1/2カップを溶かし、小物を一晩つけ置きするだけ。翌日シャワーで洗い流すか、残った汚れをスポンジでこすり落とせば完了です。
週1の洗面掃除リスト
- 蛇口・ボウルの磨き掃除
- 鏡ふき
- 床の掃除
蛇口やボウルの水垢やザラザラ汚れには、クエン酸やお酢が効きます。
鏡は水拭きや、鏡用のクリーナーを使った掃除で汚れを落としましょう。
また、洗面所の床には抜け毛がたまりがちです。放置しておくと、歩くたびに洗面所の抜け毛を家中に運んでしまうことになるので、ワイパーや掃除機を使って取り除くようにしましょう。
週1の玄関掃除リスト
あまり汚れていないように見える玄関も、砂やホコリのたまり場です。そのため、週に1回は掃除をするのがおすすめです。
- 掃き掃除
- 拭き掃除
砂や泥で汚れる玄関は、掃き掃除と拭き掃除をセットでおこなうのが効率的。最初に掃き掃除でホコリや砂を取り除くことで、拭き掃除がスムーズにできます。
忙しい場合でも「掃き掃除」はなるべくしましょう。「拭き掃除」は2週間に1回に減らすなどの調節をしてみてください。
その他の週1掃除リスト
その他、週1回のお掃除におすすめな場所は以下のとおりです。
- 布団干し
- 布団カバーの洗濯
- ペットのゲージ掃除
- 階段のホコリ掃除
- ベランダの掃き掃除
- 排水管掃除
布団や布団カバーは週1でお手入れするのがおすすめ。ダニやカビの繁殖をおさえることで、清潔な布団を使うことができます。
階段掃除にはフロアワイパーが便利です。上の段から下に向かって、一段ずつ拭き掃除をしましょう。フロアワイパーを2階に置いておくと、取りに行く手間が省けてスムーズです。
ベランダ掃除は見落としがちですが、放っておくと排水が流れなくなったり、ニオイや腐食の元になったりします。アパートやマンションでは隣人に迷惑をかけてしまう危険もあるので、定期的に掃除をしましょう。
キッチン・浴室・洗面所などの排水管も週1回のお掃除が理想です。重曹とクエン酸を使って泡で洗浄するか、市販のパイプクリーナーを使うのが手軽でしょう。
お掃除リスト【月1編】: お手入れ場所とコツ
月1の掃除は、見えない場所のメンテナンスがメインです。知らぬ間に汚れがたまってしまう場所が多いので、リスト化して定期的にチェックしましょう。
月1のリビング掃除リスト
- 空気洗浄機の掃除
- エアコンのフィルター掃除
- 棚の整理
空気洗浄機が汚れていると、機能がしっかり発揮されないだけでなく、カビやウィルスを含んだ空気をまき散らす原因にもなります。部品によって掃除頻度が変わる場合もあるので、説明書を確認しながらおこなってください。
エアコンのフィルターもホコリがたまりやすい場所です。エアコン掃除はめんどくさい印象があるかもしれませんが、フィルターのホコリは掃除機で吸い取れるので、思ったより少ない負担でできます。汚れがひどい場合は、ブラシなどを使って洗い流すとよいでしょう。
月1のキッチン掃除リスト
月1のキッチン掃除では、冷蔵庫内やケトルといった家電の掃除もおこないます。
- 冷蔵庫内の拭き掃除
- ケトルの内部洗浄
- シンクや蛇口のコーティング
冷蔵庫内は、アルコール除菌剤や重曹水を使って汚れを拭きとります。冷蔵庫をカラにした方がやりやすいので、中身が少ない日に掃除するのがおすすめです。
ケトルは「汚れなさそう」というイメージがあるかもしれませんが、使っているうちに内部に水垢が発生します。水垢は、ケトルに水・クエン酸(またはお酢)を入れて沸騰させ2時間放置したあと、水ですすげば除去完了。作業時間は2~3分程度なので、ぜひ月に1回はお手入れをしましょう。
掃除の詳細は「【洗浄方法】電気ポット(ケトル)の底の水垢はクエン酸を沸騰させるだけでキレイに!」で紹介しています。
シンクや蛇口はコーティング剤を使うとキレイが長持ちします。商品によって持続期間が異なるので、使用方法に従って頻度を調節してください。
月1の浴室掃除リスト
- 天井の拭き掃除
- 換気扇のホコリ取り
- 蛇口や鏡のコーティング
- 防カビ剤の使用
浴室天井はカビが生えやすいので、アルコールを使って除菌します。フロアワイパーにアルコールを吹きかけ、天井を拭きましょう。すでにあるカビを落としたい場合は、アルコールの代わりにカビ取り用の洗剤を使ってみてください。
換気扇は、掃除機か水拭きでホコリを取ります。またキッチンと同様、鏡や蛇口のコーティングをおこなうと、汚れがつきにくくなり掃除がラクです。
仕上げに市販の防カビ剤を使うと、お風呂全体のキレイが保てます。使用頻度は商品の説明に従ってください。
その他の月1掃除リスト
その他、月1でのお掃除がおすすめの場所は以下のとおりです。
- 洗濯層クリーナーの使用
- トイレタンクの洗浄
- 下駄箱の砂掃き
- 神棚の拭き掃除
洗濯槽は市販の洗濯槽クリーナーを使って汚れを取りましょう。カビが繁殖すると衣類からニオイが発生してしまうので、1~2か月を目安に掃除するのがおすすめです。
トイレタンクも、市販の洗剤や重曹を使えば手間なく掃除できます。タンク内にそのまま洗剤や重曹を入れて数時間放置すれば、カビやニオイに効果的です。
木材でできた神棚は乾拭きが鉄則。水拭きするとカビやゆがみの原因になるので、必ず乾いた布で掃除しましょう。
お掃除リスト【季節ごと編】: お手入れ場所とコツ
ここからは、3~4か月を目安に掃除をすると良いものをご紹介します。季節ごとにおこなうことで、気分よく新シーズンを迎えられます。
季節ごとのリビング掃除リスト
まずはリビングのお掃除場所です。
- カーテンの洗濯
- ソファカバーの洗濯
- 窓ガラス拭き
カーテン・ソファカバー・照明は知らないうちにホコリがたまります。特にカーテンは、レースなどの薄手のものが汚れやすいので、季節の変わり目で洗濯するのが理想です。レールから取り外し、洗濯表示に従って手洗いか洗濯機で洗いましょう。
窓ガラスの掃除は、くもりの日におこなうのがおすすめです。日が当たらない方が窓の汚れが見えやすくなるほか、拭き筋が残りづらいというメリットもあります。
季節ごとのキッチン掃除リスト
季節ごとのキッチン掃除では、主に整理整頓をします。
- 不用品処分
- キッチン収納の整理
使っていない食器や古くなった料理器具は処分しましょう。物が減ると、スペースが増えたり、探し物が減ったりするので、調理中のストレス軽減に繋がります。
キッチン収納の整理整頓も、スムーズな料理に効果的。気持ちよく料理ができるキッチンになれば、市販の惣菜に頼ることが減り、節約効果も期待できますよ。
季節ごとの玄関掃除リスト
- 靴箱の断捨離
- 表札掃除
靴の衣替えと同時に、靴箱の断捨離をしましょう。冠婚葬祭用の靴を除いて、2シーズン履いていない靴は処分の対象にしてみてはいかがでしょうか?
また、表札は家の顔です。砂やクモの巣を払って、キレイな状態を保ちましょう。表札が汚れている場合は、水や中性洗剤を使ってキレイにします。洗剤を使用する場合は、濡れた布で洗剤を拭き取り、乾拭きすれば完了です。
その他の季節の掃除リスト
その他、季節ごとの掃除がおすすめの場所は以下のとおりです。
- 外回りの片づけ
- ベランダの汚れ落とし
- 洗面所の収納整理
- 衣類整理
- 換気扇のつけ置き
- 照明のホコリ取り
- エアコンクリーニング
外回りは季節ごとに汚れや不用品がたまりがちです。枯れた葉・雪かき・使ってないサンダルなどがあれば片づけましょう。
ベランダの掃除は、ごみや砂をホウキなどで取り除いたあと、洗剤や重曹を使ってブラシでこすります。洗剤には「ベランダ用」や「コケ用」などがあるので、汚れに合ったものを使ってください。(マンションやアパートなどでは、水を使った掃除が禁止されている場合もあるので注意してください)
浴槽やキッチンの換気扇は、バケツの中に重曹や洗剤を溶かし、30分ほどつけ置きします。その後ブラシやスポンジでこすると汚れが落ちやすいですよ。怪我や事故防止のため、取り外し・取り付けの際には必ず電源を切ってください。
照明は、シェード(電球のまわりを囲っている傘部分)にホコリがたまります。はたきやハンディモップで表面のホコリを取り除き、しつこい汚れは水や中性洗剤を使って落としましょう。ただし、紙や布製のシェードは水拭きできないので、乾いた布やブラシで掃除してください。
エアコン奥の細かい部分は、プロのクリーニングが必要です。1年に1回はクリーニングを検討し、キレイなエアコンを使用しましょう。
「掃除道具」もリストでチェックしよう
スムーズに掃除をおこなうには、掃除道具がそろっていることも大切です。ここからは、掃除でよく使う道具のリストをご紹介します。
- 洗剤系
- 拭き掃除&こすり掃除系
- 掃き掃除系
- その他の掃除道具
4つにわけて、それぞれ解説します。
洗剤系
- アルカリ性洗剤(油・皮脂汚れを落とす)
- 酸性洗剤(水垢汚れを落とす)
- 中性洗剤(軽い油や皮脂汚れを落とす)
- 重曹(油・皮脂汚れを浮かせる・研磨・消臭効果)
- クエン酸(水垢汚れを浮かせる・殺菌・抗菌効果)
- パイプクリーナー
- アルコールスプレー
- 水回りコーティング剤
洗剤は汚れに合わせて使うことが大切です。家庭の汚れは酸性からアルカリ性まで幅広いので、洗剤も性質や場所に合わせて用意するようにしましょう。
また「ナチュラルクリーニング」という言葉とともに名が広まった重曹やクエン酸は、天然成分なので手肌や環境に優しいのが特徴。赤ちゃんやペットがいる家庭でも使いやすいほか、家中のあらゆる場所に活用できるのがメリットです。
その他、特に力を入れたいお掃除には、パイプクリーナーやコーティング剤といった、専用の洗剤類を用意するとよいでしょう。
拭き掃除&こすり掃除系
- 雑巾
- スポンジ
- フロアワイパー
- お掃除用シート
- ブラシ
雑巾やスポンジは、場所に合わせて使い分けます。ただし毎回買っていると費用がかさむので、古着や古新聞などもうまく再利用するのがよいでしょう。
また「汚れた雑巾は洗うのが面倒」「保管中のニオイが気になる」という場合は、洗って繰り返し使えるタオルが便利。固く絞っても破れにくいほか、汚れが気になったら気軽に捨てられるのでいつでも清潔です。
掃き掃除系
- 掃除機
- ホウキ
- ちりとり
- ハンデワイパー
砂やホコリを取るには、上記4つがあれば十分です。掃いても落ちない頑固なホコリに限っては、雑巾やお掃除シートでキレイに拭きとりましょう。
その他の掃除道具
- マスク
- ゴム手袋
- バケツ
ゴム手袋の着用は、手につく汚れを最小限にするほかに、洗剤や水による手荒れを防ぐ効果もあります。厚手のゴム手袋を使えば、冬場でも水を使った掃除がやりやすくなりますよ。
バケツは使用用途にあわせて容量を選びましょう。省スペースで収納したい場合は、折りたたみ式のバケツをチェックしてみてください。
お掃除に役立つグッズはこちらの記事「プロが教えるおすすめ掃除用品・洗剤【家事代行トレーナー厳選】」や「【ダイソー】100均おすすめ掃除グッズを掃除のプロがご紹介」で詳しく解説しています。
リストを活用したお掃除のポイント3つ
ここからは、リストを活用したお掃除のポイントを3つご紹介します。
これらを意識することで、より効果的にキレイなお部屋をキープすることができますよ。
家庭に合わせて優先順位を決める
今回ご紹介したお掃除の頻度は目安です。
家族の人数や掃除場所の使用頻度、家事にかけられる時間や労力などにより優先する掃除も変わるので、ご家庭に合わせてリスト内容や頻度を調整してください。
優先順位を決めづらい場合は、以下の3点を基準にするのがおすすめです。
- 目につきやすい場所
→物の断捨離・整理、机や洗面所の台の上 - 汚れがたまりやすい場所
→コンロ・排水口・シンク・トイレ・玄関 - 健康被害や災害に繋がる汚れ
→エアコンのカビ・コンセントのホコリ
自分や家族のニーズに合わせて掃除頻度を工夫することで、より暮らしを快適にしてくれるお掃除リストができるはずですよ。
完璧にやろうとしない
実際にリストを見ると、「こんなにたくさんの掃除を全部こなす自信がない…」と不安に感じませんか?
しかし、掃除は完璧にこなそうとしなくてOK。特に毎日の掃除は、自分が「さっきよりキレイになった」と感じられるような、7割程度の出来で十分です。
また、どうしても週1でできない掃除は2週間に1回に減らしたり、掃除箇所を曜日で分けたり、それぞれが得意な掃除を家族と分担したりする手もあります。
暮らしを快適にするためのお掃除リストなので、ぜひゆとりも大切にしながら活用しましょう。
家事の分担については、関連記事「共働き夫婦へおすすめ家事分担アプリ5選」や「専業主婦が家事を分担するのはおかしい?旦那の言い分は?」もあります。
リストは更新していく
1度作ったリストをずっと使い続ける必要はありません。暮らしの変化に合わせて、適宜更新していきましょう。
掃除が必要な箇所は、季節や年が変わるごとに変化していくもの。また実際にやってみると「ここはもっと低頻度でもいいな」「ここの掃除もリストに入れた方がいいな」など、気づくこともたくさんあるはずです。
気づきや環境に合わせて更新し、より自分に合ったリストを作りましょう。
時短も叶う!手軽にキレイな暮らしをキープするためのコツ5選
最後に、掃除を効率化するのに役立つ方法を5つご紹介します。
リストと組み合わせて実践することで、より負担軽減や時短になるので、ぜひ試してみてください。
「効率的な掃除」の基本をおさえる
掃除は、ちょっとした基本を意識するだけで、効率よく進めることができます。「効率的な掃除」の基本の例は以下のとおりです。
- 「上から下」「奥から手前」を意識する
- 汚れはなるべく早く落とす
- 片づけ・不用品の整理からおこなう
掃除は、なるべく短時間でスムーズにできる方がストレスがなくなります。
基本的な掃除のコツや手順については「掃除の仕方がわからない方へ!お掃除の基本と部屋をキレイに保つコツ」を参考にしてみてください。
便利グッズを活用する
「掃除を時短したい!」「自分ではうまく掃除ができない!」というときに活躍するのが便利グッズです。
こすり掃除が不要になるバスタブ洗剤や、ワンタッチで洗面所の排水管が掃除できるなど、さまざまな悩みを解消してくれる商品がたくさんあります。
価格も数百円から購入できるものも多いので、「もっとラクできたらいいのに」と感じる部分については、ぜひグッズの力も頼ってみましょう。
お掃除の便利グッズは「家事が楽になる便利グッズ18選」などでも詳しくご紹介しています。
予防掃除をする
予防掃除とは、汚れがたまらないようにあらかじめ対策をすること。
特に汚れがガンコになりやすい水回りの予防掃除をおこなうと、掃除の手間がかなり減らせます。
予防掃除の例は以下のとおりです。
- 水滴をこまめに拭きとる
- 換気扇フィルターをつける
- 三角コーナーを使わない
- お風呂上りに壁や床をシャワーで流す
「汚れない工夫」をすることで、より効率よくお家のキレイを保ちましょう。
掃除以外の「暮らしが整って見える工夫」をする
清潔で快適な暮らしをするためにできることは、掃除だけではありません。例えば、物の置き場や色を工夫することも大いに効果があります。
具体的には、以下のような工夫です。
- 机や床に置く物を減らす
- 家具の色合いをそろえる
- 棚の中身は大きさをそろえる
- 生活感の出る小物はカゴやボックスに収納する
お部屋の印象を整えると、手軽に清潔感が出るほか、日々の掃除のモチベーションもアップします。
身近にできそうな工夫があれば、ぜひ取り入れてみてください。
家事代行サービスを活用する
お家のキレイをキープするには、家事代行サービスの利用もおすすめです。
掃除をプロに任せることで、自分では落としきれない汚れまでキレイにしてもらえたり、仕事や育児で手が回らないときのヘルプになってもらえたりします。
また家事代行サービスの多くは定期利用にも対応しているので、住まいの清潔感を保つうえでも便利。
時間や体力、掃除技術の面で困ったときには、1度検討してみてください。
関連記事:「家事代行の平均相場や金額は?料金の仕組みや内訳を解説」
掃除リストを使って効率的にお家をキレイにしよう
頻度ごとの掃除リストを作れば、掃除をやる場所や頻度を簡単にチェックすることができます。
1年を通して効率的にキレイなお家をキープするためにも、ぜひお掃除リストを活用してみてください。
今回ご紹介したお掃除頻度は、目安です。掃除場所・頻度は、家族の人数や使用頻度によっても変わってきます。記事内でご紹介した内容を参考に、ぜひ各ご家庭に合ったリストを作成してみてくださいね。
格安・高品質のスポット家事代行「プライムアウトレット」
- WEBでスケジュール確認・予約完結
- 1時間1,650円(税込)~の業界最安値水準
- 初回限定1,000円OFFキャンペーン中!