毎日の家事を少しでも楽しめれば、日々の生活がより豊かになります。しかし、家事は「楽しさ」よりも「やりたくない」と思う感情のほうが上回りやすいです。
そんなときでも、少しのアイデアで、簡単に家事を楽しくすることができます。せっかくであれば「家事って楽しい!」と感じながら過ごしたいものですよね。
(今回の記事でわかること)
- 毎日の家事を楽しむ工夫や考え方
- 掃除・洗濯・料理を楽しむ方法やアイデア
家事は毎日やるからこそ、少しの工夫が大切です。
今回の記事では、毎日の家事が楽しくなる方法やアイデアをご紹介します。
目次
毎日の家事を楽しむには考え方や工夫が大切
家事をやりたくないと感じるのは「家事をやらなければならない」という義務感や、「めんどくさい」という感情が大きな原因です。しかし、考え方や少しの工夫で、家事を楽しいものに変えることができます。
(毎日の家事を楽しむ工夫や考え方)
- 家事の義務感を「やりたい」に変える
- 完璧に終わらそうとしない
- 運動するつもりで行なう
- 家族や他人にも頼る、など
それぞれ解説します。
家事の義務感を「やりたい」に変える
家事を「やらなければならない」という義務感から「やりたい」に変換してしまいましょう!
例えば、料理です。栄養面や献立数を気にしすぎず、いま食べたいものを作ることで調理工程が楽しくなります。
また、洗った食器をかごに置く時、前日より1つでも多く食器を置けるように工夫するなど、ゲーム感覚で行なってみましょう。
完璧に終わらそうとしない
毎日の家事を楽しむためにも「完璧に終わらそうとしない」のがポイントです。
家事は、やり始めると止まらなくなります。忙しくて余裕がないのに、完璧に終わらそうとした経験はありませんか?
何事も完璧を目指すと負担が大きくなり、できなかった時にイライラしてしまうものです。家事は毎日続くため、いつも全力で取り組むのではなく、意識的に手を抜くようにしましょう。
運動やダイエットの一環として取り組む
家事を運動やダイエット目的にするのもおすすめです。
掃除や洗濯などの家事は、意外と体力を使うものです。とくに、家の大掃除はカロリーを消費するといわれています。
掃除をするたび、カロリーも消費できると考えると家事をしたくなりませんか?
家族や他人にも家事を頼る
家事への義務感やめんどくさい気持ちを緩和するためには、家族や他人に頼ることも大切です。
真面目な人は「自分がやらないと」と頑張ってしまう傾向にあります。しかし、家事をやる人に決まりはありません。
あらかじめ家族で分担したり、辛いときは他の人に頼みましょう。あなたの負担が軽くなることで、家事を楽しめるようになるでしょう。
関連記事:「家事を放棄したいとき、どうしていますか?」
掃除を楽しむ方法やアイデア
家事のなかでも掃除は、水回りから部屋の掃除機がけ、拭き掃除など範囲が広いため体力や根気が必要です。
ここからは、掃除を楽しむための方法やアイデアを解説します。
(掃除を楽しむ方法やアイデア)
- 掃除道具をお気に入りのものにする
- 香りを楽しみながら掃除
- 汚れ落ちを比較して楽しむ
- 掃除しやすいインテリアにする、など
それぞれ、みていきましょう。
掃除道具をお気に入りのものにする
まず、お気に入りの掃除道具を揃えましょう。
お気に入りの道具はみているだけで気分が上がり、使いやすさは掃除のしやすさにつながります。
「捨てるのがもったいない」という理由で、使いにくい道具を使っているなら思い切って変えてみましょう。
デザインの良い掃除道具は、気分が上がるだけでなく、触れるのも心地よいです。手に取る機会が増えれば、こまめな掃除もしやすくなります。
掃除をする時間帯やマナーについては、別記事で解説しています。
香りを楽しみながら掃除をする
香りを楽しみながら掃除するのもおすすめです。
例えば、好きな香りの洗剤やお掃除シートを使ったりすることで、気分もあがります。香りを漂わせることで、ハッピーな気持ちでお掃除できるでしょう。
香りには、癒し効果やリフレッシュ効果などがあるといわれています。いまはアロマ専門店など、香りの商品が充実しています。自分の好きな香りを探して、気分をあげながら掃除をしてみてはいかがでしょうか。
汚れ落ちを比較して楽しむ
色々な洗剤を試し、汚れ落ちの比較をするのもおすすめです。
ひとりでもいいですが、家族と一緒に行なうのも楽しいでしょう。
汚れ落ち効果の高い商品をいくつか試し、汚れ落ちナンバーワンを決めてみてはいかがでしょう。
洗剤を紹介した記事もあります。
掃除しやすいインテリアにする
掃除のやる気をアップさせるため、掃除しやすいインテリアにするのもおすすめです。
具体的には、床やテーブルにモノを置かない、モノを減らす、などです。床やテーブルにモノが散らばっていると、まずは片付ける必要があり、腰が重くなってしまいます。掃除のアクション数を減らすことが、掃除の面倒をなくすための基本です。
また、複数の収納ボックスを統一するのもおすすめです。積み重ねて効率的に収納できると見た目も整うため、気持ちよく掃除できるでしょう。
洗濯を楽しむ方法やアイデア
洗濯は天気に左右されたり、干す手間がかかるため面倒に感じる方も多いでしょう。また、洗濯物を仕分けしたり、洗濯機からの衣類を出し入れ、移動して高いところに干すなど、意外と重労働です。
ここからは、洗濯を楽しめるような工夫やアイデアを解説します。
(洗濯を楽しむ方法やアイデア)
- 好きな香りの洗剤や柔軟剤を使う
- 洗剤ボトルを変える
- 乾燥機を使って負担を楽にする、など
それぞれ、みていきましょう。
好きな香りの洗剤や柔軟剤を使う
洗濯を楽しむためには、まず好きな香りの洗剤や柔軟剤を使いましょう。
洗濯機が回っている間、ふわりと漂う香りに癒されます。その後は、幸せな気分で洗濯物を干すことができるでしょう。
今は洗剤や柔軟剤の香りのバリエーションが豊富です。好きな香りを見つけ、ハッピーな気分で洗濯を楽しんでください。
洗剤ボトルを変える
洗剤や柔軟剤のボトルを好きなものに変えるのも、洗濯を楽しむためのポイントです。
洗剤や柔軟剤は種類が多く、選択肢が多い反面、ボトルに統一感がありません。洗濯機まわりに置くと、生活感があふれてしまいがちです。しかし、洗剤と柔軟剤を好きなボトルに入れ替え統一させるとスッキリし、洗濯する気持ちが湧いてくるでしょう。
ボトルは、シンプルなほうがスッキリ見えます。ホームセンター等で安価に売られているので、探してみてください。
乾燥機を使って負担を楽にする
洗濯をしたら乾燥機を使いましょう。家事を楽しむには、負担を減らすことも大切です。
一番おすすめなのは、ドラム式洗濯機で洗濯から乾燥まで終わらせてしまうことです。ボタンを押すだけのアクションですむため、非常に簡単かつ負担なく洗濯ができます。
また、天気や花粉を気にせず洗濯できるのも嬉しい点です。
洗濯物を干す作業は、手間と時間がかかり面倒です。乾燥機を使えば、干す手間なく洗濯ができるため、可能であれば導入をおすすめします。
洗濯できない布団などの干し方は、別記事でまとめています。
関連記事:「布団を干すベストな時間帯と長さは?清潔に保つコツも解説」
料理を楽しむ方法やアイデア
料理は準備から片付けまで時間のかかることが多く、負担が大きい家事の1つです。
ここからは、料理の時間を楽しめる方法やアイデアを紹介します。
(料理を楽しむ方法やアイデア)
- BGMをかけながら料理する
- お気に入りの調理器具やグッズを使う
- キッチン家電に頼る、など
それぞれ、みていきましょう。
BGMをかけながら料理する
BGMをかけて料理してみましょう。
好きな曲を聴くと気分が上がり、料理がはかどること間違いなし。
お気に入りの曲を聴きながら口ずさんだり、部屋全体にBGMをかけ、カフェのような雰囲気を作るのもおすすめです。
お気に入りの調理器具やグッズを使う
料理の時間を楽しむためにも、お気に入りの調理器具や便利グッズを使いましょう。
お気に入りのものに囲まれると、ウキウキと嬉しい気持ちになりますよね。
キッチンをお気に入りのもので統一すれば、楽しい気持ちで料理ができるでしょう。
また「使いやすさ」も大事なポイント。使いやすい調理器具は時短につながります。
調理器具はバリエーションが豊富です。まずは安価なグッズから試してみて、お気に入りのものを揃えてみましょう。
キッチン家電に頼る
料理を楽しむには、キッチン家電も活用しましょう。
今は高性能なキッチン家電が増えました。電気圧力鍋やコンロを使わず、簡単においしい料理を作ることができます。
タイマー機能がついたキッチン家電なら、帰宅後にできたての料理が食べられます。
時短料理のできるキッチン家電を使うことで、料理のレパートリーも増えるため、料理が楽しくなりますよ。
まとめ:家事を楽しむコツはアイデアや工夫次第
家事を楽しむコツはアイデアや工夫を取り入れることです。少しの工夫やアイデアを取り入れた結果、家事への意欲が上がり、楽しむことができます。
最後に今回の内容を簡単にふりかえります。まず、掃除を楽しむ方法を紹介しました。
(掃除を楽しむ方法やアイデア)
- 掃除道具をお気に入りのものにする
- 香りを楽しみながら掃除
- 汚れ落ちを比較して楽しむ
- 掃除しやすいインテリアにする、など
洗濯も、工夫次第で楽しさがうまれます。
(洗濯を楽しむ方法やアイデア)
- 好きな香りの洗剤や柔軟剤を使う
- 洗剤ボトルを変える
- 乾燥機を使って負担を楽にする、など
料理は毎日するため、楽しいと感じる時間を増やすのが大切です。
(料理を楽しむ方法やアイデア)
- BGMをかけながら料理する
- お気に入りの調理器具やグッズを使う
- キッチン家電に頼る、など
どれも簡単にできるものばかりなので、少しずつ取り入れていくとよいでしょう。特に「家事グッズを好きなもので統一する」とやる気が出ます。
まずは、ピンとくるアイデアや工夫を取り入れ、家事を楽しんでくださいね。
どうしても家事をする時間がとれない場合は、家事代行サービスに頼む方法もあります。